青春の罠 (1999年SBS (1978年リメイク版)) 演出：チョン・セホ 脚本：キム・スヒョン http://www.teletama.jp/drama/seisyunnowana/index.html

第12話 接近
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ユニを強引にディナーに誘ったヨングク。
彼は彼女を家まで送り届けようとするが、送らなくて良いとい
う。僕の本心は読めたか?という問いかけに、分からない事を
告げるユニ。また明日と別れる。
ヨングクはホ運転手に対して、話をしているときは気を利かせ
と告げる。口まで軽いのは困るとして、誰にもユニとの事を
話さないよう告げる。

会長はイ女史の元を訪ねる。
ヨングクは今朝7時から出社して熱心にしていたこと。仕事の
指示も的確で有った事を告げ、信じて励ましてあげれば期待に
応えるのではないかと告げる。しかし何故そんな期待に背こう
としているのか、その原因を突きとめるのが大事だという。
ヨングクは他の子には無い気苦労をさせてきた事。それを聞くと
イ女史は、子供に感心がなかったのは夫の方だと告げる。
会長は彼を信じて力になってくれと頼むと、イ女史も子供の
成功を願わない母はいないと告げる。
会長は帰り際に、ヨンウンがボランティア活動をしていること
を聞き、一族を代表して頑張りなさいと励ます。

ヨングクは旧基洞に帰らず、ハン女史の元を訪ねる。
ご機嫌そうにハン女史に話しかけ、これから付き合う女は結婚
する女だと告げる。だけど現在は嫌われていること。ハン女史
は軽率な行動だけは慎みなさいと忠告する。

ユニは先日ドンウと逢ったときのことを思い浮かべる。
ドンウから社内で流れる噂の事を聞かれていた。ユニがヨングク
と付き合っているという事。ユニは付き合っているのは本当で
今度結婚するのだと嘘を付いていた。

自宅に戻ったユニの元に電話が鳴る。
ドンウと外で逢うことになる。ドンウはユニに対して辞令も
無く異動したのか?と問う。あくまで臨時だと告げる。
ドンウはユニにこれからどうするつもりかと問う。結婚を
邪魔するならば身を引くというドンウ。しかしヨリは戻さない
という彼に、こっちもお断りだと告げるユニ。何を企んでいる
のか?と問い、ヨンジュも母・イ女史も自分に彼女が居たこと
は既に知っていると告げる。特に問題にしていることはないと
告げるが、子供のことは知っているのか?と問うと、沈黙する
彼に知らないみたいねと告げる。ドンウは見逃してくれる様
ユニに頼み、現在生きた心地がしない事を語る。最後にもう
一度だけ庇って欲しいと告げると、ユニは最後だけは決して
見逃さないと告げる。
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★生きた心地のしないドンウ

今さらながらユニに見逃してくれというドンウの見苦しさが
なんとも言えない。
苦しんでいるだろう事はよく分かるけど自業自得だよね。

★ドンウは新居から出て行く

蔚山に住む弟から体を売っている事を指摘されたドンウ。
その事をヨンジュにも語り、結婚前に新居に居るという事は
そう見られる事を告げる。それを聞いたヨンジュは弟に逢わせ
てくれと告げ、金持ちに対するいわれない僻みだと訴える。

★イ女史と対立するヨングクとヨンジュ

イ女史はヨンウンにだけは優しいよね。
しかも見せつけるようにしている所が実に嫌らしい。
まぁ次女はボランティア活動している善人ではあるんだけどね。

ドンウが引っ越しを決めたことに対して、冷たくするからだと
不満を告げるヨンジュ。

またヨングクが会社を引き継ぐことに関しても、容易にはそれ
を受け入れがたいものがあるようだ。

★遊び人のヨングクの噂

確かに仕事をしない人なんだけど、女性に関して何処まで見境
の無い所があるのか。
イ女史とか秘書室のペ部長は、相当ヨングクの事を悪く言って
いるのだけど、ユニに対する視線と態度は決して悪いものでは
ない。
ユニに対してもそんな噂通りの行動に出るのか。

★心変わりしたユニ

今まで散々ヨングクに対してロボットみたいな対応の仕方を
してきた彼女。ある時から突然彼と囲碁をし始めたり、一緒に
食事をし、飲みにまで行ってしまう。

人が急に大胆になる場合、心が虚ろなのか、自暴自棄になって
いるかだといわれてしまうユニ。それでも彼の前で感情を
見せ始めた所は、心を許し始めている証拠なのかも知れない。

★イジェイルがあだ名のヨングク

コメディアンの名前かと思いきや、2週間置きに女性が変わる
という意味らしい。この時のユニとヨングクのやりとりは
微笑ましいものが有ったね。

★ドンスクと仲良くなろうとするヨンジュ

弟とは仲が上手くいかないので、せめてドンスクを味方に
付けようとするものなのか。
しかしこのドラマは、金持ちか貧乏人かという両極端な関係
ばかりなので、互いに受け入れがたい者が有るっていうのは
分かる気がするね。


ソ・ユニ …… シム・ウナ (会長の秘書。未婚子持ち)
カン・ドンウ …… イ・ジョンウォン (ユニの恋人)
ノ・ヨンジュ …… ユ・ホジョン (会長の孫、ドンウが好き)
ノ・ヨングク …… チョン・グァンリョル (ヨンジュの兄)
ヘリム …… ハ・スンニ (ユニとドンウの子供)
ジスク …… ノ・ヒョン (ユニの従妹)
ノ・テソプ …… キム・ムセン (イルジン社の会長)
アン・スヨン …… キム・ナウン (ユニの友人)
--- …… ヨ・ウンゲ (ユニの祖母)
--- …… パン・ヨンテ (ユニの叔父)
--- …… チョン・ジェスン (ジスクの母、ユニの叔母)
--- …… チョン・エラン (ハン女史の母、痴呆症)
ノ・ヨンウン …… アン・ヨノン (ヨンジュの妹)
イ女史 …… チョン・ヨンスク (ヨンジュの義母・旧基洞)
ハン女史 …… キム・ヨンリム (ヨンジュの戸籍上の母・城北洞)
ペ部長 …… ユン・スンホン (ユニの上司・秘書室長)
カン・ドンチョル …… キム・ソックン (ドンウの弟、二男)
カン・ドンスク …… ホ・ヨンラン (ドンウの妹)

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