青春の罠
(1999年SBS (1978年リメイク版))

演出:チョン・セホ
脚本:キム・スヒョン

http://www.teletama.jp/drama/seisyunnowana/index.html


第18話 破滅への序曲
--------------------------------------------------------
城北洞でヨングクとヨンジュ、そしてユニとドンウが集まり
食事をする。ヨンジュもユニも食欲がなかった。ハン女史は
そんな二人を見て家庭が複雑である事を謝罪する。女性同士
互いに助け合って欲しいという。ヨンジュはハン女史に、何故
妻としては完璧なのに父は浮気をしたのか?と尋ねる。私は
子供を産むことが出来なかった為で、当初は子供だけを引き取る
つもりだったという。しかし父とイ女史の交わした約束に食い
違いが有ったという。それを聞くとヨンジュは、私さえ生まれ
なければ状況が変わったと告げる。しかしハン女史はそれを否定
し、全ては運命であり誰の罪でもなく、逆に言えば全ての人が
罪人だという。

一方城北洞にみんなが食事に行ったことで、イ女史は不機嫌。
ハン女史はヨングクも会長も思い通りに操っているという。
最近はヨンジュの事も洗脳していると告げる。それを聞いた
ヨンウンは被害妄想だと告げる。イ女史は自分の葬式は貴方が
して欲しいと告げる。長男がすべきことだと言うが、イ女史は
ヨングクは私の子供ではないと告げ、全ては城北洞のせいだと
語る。息子を生んだときに夫とは別れておくべきだったと告げる。

食事後、雑談する。
ヨングクとドンウは結婚後の話をする。新婚旅行はどうするの
か?ユニはヨングクに任せると告げ、ヨンジュはウィーンに行き
たいという。思い切ってダブル新婚旅行にしてみてはどうか?
と告げるが、ドンウは自分だけ特別扱いして会社を休むこと
は出来無いと告げる。

ユニはドンウの車で送ってもらう。
ヨンジュはスヨンから、ドンウが彼女との間に子供を生んで
いた事を聞いて一人落ち込んでいた。ドンウに車で送って
もらう中、突然彼女は両水里(ヤンスリ)に有る別荘に行こうと
誘う。明日は休めないとするが、一緒にソウルから離れたいと
する彼女の様子がおかしいことに気がつき同意するドンウ。
ヨンジュは車中で、イ女史に電話し別荘に行くことを告げる。
今日だけだから許して欲しいと告げる。

--------------------------------------------------------

事実を聞いてしまったヨンジュ

ドンウには7年間夫婦同然に付き合った女性が居ること。
そして相手の女性は彼の実家まで面倒をみて、そして子供まで
生んでいること。
しかしスヨンが話したのはここまでで、その相手が誰かとか
その辺には一切言及しなかった。

ハン女史とイ女史の対立は相変わらず

しかしイ女史の愚痴っぷりに、唯一の味方であるヨンウンも
離れていきそうな感じだね。
まぁ愚痴りたい気持ちも分かるけど、既に夫が居ない現在は
もう少し静かに生きれば良いのにね。

両水里(ヤンスリ)の別荘へ

両水里って韓国ドラマでは定番の別荘/保養地。

支流から流れてくる漢江の合流地点で、今回も最後にヨンジュ
とドンウがボートで楽しむ姿があった。

ヨンジュはドンウの本当の気持ちを知りたい

子供のこととか話したそうだけれど、流石に言えなかったね。
私は単純なのと寂しそうに語るヨンジュ。
人生は哀しみに満ちているとし、悔しさも怒りも最後は哀しみ
に繋がっていくというのはなかなか雰囲気が出ていた。

高校時代にヨンジュは愛人の子という生い立ちが元でうつ病に
かかって居たことがあること。それ以降プライドに縋って生き
ることにしたという彼女。

前回の話しの中で、ヨングクもユニに対して不安を口にして
いたけど、金持ちの割にどちらも愛情に飢えている所が有って
ちょっぴり可愛そうな感じだね。

ユニは自分から復讐を下りようと考える

ヨングクに結婚を辞めることを口にする。
その時のヨングクが激高する所が今の彼の心を表しているかな。

ハン女史が運命を口にしていたし、誰の罪でもないとした事
が決定打となったかも知れないね。
ドンウに対しても、復讐の手を緩めるかも知れない事を口に
していたしね。

ただヨングクはそれを告白したことは、ユニがようやく向き合い
始めた証拠だとして歓迎する部分もあった。そして愛が無理な
らば友情でも良いとして、見限らないで欲しいこと、そして
ユニさえ手を離さなければ、自分からは決して手を離さない事
を誓う。

ドンウの父の訃報

この事実が、物語にどう影響していくのか。
ドンウの心にどう響いていくのか。
そしてユニは葬式に出席するのか。


ソ・ユニ …… シム・ウナ (会長の秘書。未婚子持ち)
カン・ドンウ …… イ・ジョンウォン (ユニの恋人)
ノ・ヨンジュ …… ユ・ホジョン (会長の孫、ドンウが好き)
ノ・ヨングク …… チョン・グァンリョル (ヨンジュの兄)
ヘリム …… ハ・スンニ (ユニとドンウの子供)
ジスク …… ノ・ヒョン (ユニの従妹)
ノ・テソプ …… キム・ムセン (イルジン社の会長)
アン・スヨン …… キム・ナウン (ユニの友人)
--- …… ヨ・ウンゲ (ユニの祖母)
--- …… パン・ヨンテ (ユニの叔父)
--- …… チョン・ジェスン (ジスクの母、ユニの叔母)
--- …… チョン・エラン (ハン女史の母、痴呆症)
ノ・ヨンウン …… アン・ヨノン (ヨンジュの妹)
イ女史 …… チョン・ヨンスク (ヨンジュの義母・旧基洞)
ハン女史 …… キム・ヨンリム (ヨンジュの戸籍上の母・城北洞)
ペ部長 …… ユン・スンホン (ユニの上司・秘書室長)
カン・ドンチョル …… キム・ソックン (ドンウの弟、二男)
カン・ドンスク …… ホ・ヨンラン (ドンウの妹)


評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system