青春の罠 (1999年SBS (1978年リメイク版)) 演出：チョン・セホ 脚本：キム・スヒョン http://www.teletama.jp/drama/seisyunnowana/index.html

第19話 ドンウの父の死
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ドンウはヨンジュは急いで春川の母の元へ。
ドンウはヨンジュに母に挨拶したらすぐに帰るよう告げる。
斎場に着くと母が一人待っていた。
ドンスクはもうすぐ来ると告げ、自分たちは出先から来たこと
を語る。大変だったろうと母に声を掛ける。父は病院に運ばれ
5分くらいで亡くなった為、苦しまずに済んだという。ドンウ
はヨンジュも来たことを告げると、父が逢いたがっていたと
語る。せめてあと3年生きていてくれたらと告げる。

一方結納は何にするのか?と叔母はジスクや祖母に語る。
結納の事を考えると気が気でないという。家でも売るべきか?
と言うと、ジスクはユニを呼ぶ。ジスクはユニを見ると、自分
の嫁入りなのにまるで他人事だと非難する。そして嫁入り道具
はどうするか?と尋ねる。ユニは相手の家はこちらの事情を
知っているので気にしなくも良いという。
そんな中、ユニの元にヨングクから電話がある。

その頃、旧基洞でもヨンウンがイ女史にドンウの父が亡くなった
事を告げる。父が危篤なのに別荘で遊んでいたのか?と嫌みを
言うイ女史。これで益々娘はあの男と離れられなくなったと
呟く。

ヨンジュはドンウに他に連絡すべき人は居ないか?と尋ねる。
義弟や義妹は色々と電話していたようだと告げると、ドンチョル
は人望に厚いので友達も多いという。俺には人望など無いと
告げると、ヨンジュは偽善は最低だが、偽悪はもっと悪いと
告げ、なんで自分のことをそんなに悪人ぶるのかと問う。
ドンウは親に対して感謝したことも優しい言葉を掛けたことも
ないとし、休日にも家に寄りつかず差し出す手を振り払って
来たことを告げる。死ぬほど親を恨んできたと告げると、ヨン
ジュは自分もそうだと告げる。それでも俺の手で幸せにしたか
ったというドンウは、貧乏生活から救い出してあげたかったと
語る。俺は天罰が下っても当然の人間だとすると、それでも
私は貴方を愛していると告げる。

ドンチョルはヨンジュをホテルまで送っていく。ドンスクは
斎場まで来てくれたヨンジュにお礼を告げる。
ドンチョルはホテルで彼女を降ろすと、明日ソウルにお帰り
くださいと告げる。居ても疲れるだけだし私達も気が回らない
という。ヨンジュは以前ドンウが弟に酷い言葉を投げられた
という事を思い出し、彼にお兄さんは体を売ったのではない
と告げる。ドンチョルは喧嘩で出た言葉だとして、行き過ぎた
言葉に謝罪する。
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★ドンウの父の死

貧乏という境遇で生まれさせた父のことを恨みつつも、そんな
父親のために頑張っていた事が吐露される。
ドンウは何も親孝行できなかった事を嘆き、弟のドンチョルも
その事を告げるが、弟はずっと近くにいられただけマシだと
いう。しかしドンチョルによると、父は兄のことが全てだった
との事。

★ヨングクの母と顔合わせ

当然ながら顔合わせに出席するのは正妻であるハン女史。
産みの親はイ女史なんだけど、実に複雑な状況だね。
ユニの叔母や祖母は結納の事を心配するが、ハン女史は出来た
人で、彼女たちの自尊心を守りつつも、その心配が無いこと
を上手く伝えた。そして二人に対応するハン女史は、礼儀や
他人に対する敬意を忘れず対応するところは立派だった。

韓国のドラマに出てくる金持ちって、徹底的にプライドばかり
で常識外れの人が多いからね。

★ヨンジュにしてみれば複雑な心境

まるで追い返されてしまった感じだけど、まだ結婚もしていない
ので仕方がないか。
ただドンウの弟とは和解。
ヨンジュはドンウの母が感情的に涙するのを見て、人間っぽさ
を感じる。そして自分たちの家族は全く感情も露わにしない事
に違和感を覚える。

★父は何のために生まれてきたのか

俺達を産み落とすためならば、もう少しまともに生きるべき
ではないのかと告げるドンチョル。それを聞いてドンウは
どう感じるのか。少なくとも幸せにしたいとする父が亡くなった
事で、それ程金を求める必要もなくなってきたのかも知れない。

★ユニは葬式には行かない

しかしドンウの父が亡くなったと知って回想シーンが挿入された
けれど、ヘリムを生んだときに最も喜んでくれていたね。
ドンウから逢いたいとの事だけど、ここで許してしまう所が
女性の弱さみたいなものが出たか。元々性格は良い人だしね。
これ以上の復讐は無理かな。


ソ・ユニ …… シム・ウナ (会長の秘書。未婚子持ち)
カン・ドンウ …… イ・ジョンウォン (ユニの恋人)
ノ・ヨンジュ …… ユ・ホジョン (会長の孫、ドンウが好き)
ノ・ヨングク …… チョン・グァンリョル (ヨンジュの兄)
ヘリム …… ハ・スンニ (ユニとドンウの子供)
ジスク …… ノ・ヒョン (ユニの従妹)
ノ・テソプ …… キム・ムセン (イルジン社の会長)
アン・スヨン …… キム・ナウン (ユニの友人)
--- …… ヨ・ウンゲ (ユニの祖母)
--- …… パン・ヨンテ (ユニの叔父)
--- …… チョン・ジェスン (ジスクの母、ユニの叔母)
--- …… チョン・エラン (ハン女史の母、痴呆症)
ノ・ヨンウン …… アン・ヨノン (ヨンジュの妹)
イ女史 …… チョン・ヨンスク (ヨンジュの義母・旧基洞)
ハン女史 …… キム・ヨンリム (ヨンジュの戸籍上の母・城北洞)
ペ部長 …… ユン・スンホン (ユニの上司・秘書室長)
カン・ドンチョル …… キム・ソックン (ドンウの弟、二男)
カン・ドンスク …… ホ・ヨンラン (ドンウの妹)

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