青春の罠
(1999年SBS (1978年リメイク版))

演出:チョン・セホ
脚本:キム・スヒョン

http://www.teletama.jp/drama/seisyunnowana/index.html


第20話 罠にかかった二人
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父を亡くしたドンウはユニと逢う。
ユニに父が死んだこと、葬儀を終えて帰ってきたことを報告
すると、既に知っているという。覚悟してきたはずなのに辛い
というドンウ。両親に一度も優しくしてこなかったこと、肩身
の狭い思いをさせてきたこと、父に笑いかけたことさえ一度も
無いことに対して後悔しているという。耐えられそうに無いと
いうドンウは酒に溺れるが、ユニはこれ以上飲むなとして
止める。自分は泣く資格もない人間だとするが、それでも泣き
たいというドンウ。ユニも辛いときは泣いて良いことを語り、
資格など要らないのだと告げる。私達は何故こんな事になった
のか。人並みの幸せを掴めさえすれば良かったのに、何を欲張
ってしまったのか。危篤と聞いて何故来なかったのかと改めて
問うユニに対して、大袈裟に騒いでいるだけだと思った事、
そしてユニやその家族と関わりたくなかった事を告げ、全ては
逃げたかった事を語る。危篤と言われても全く実感が沸かなか
ったとつげ、許してほしい事を語る。父のためには泣けるのに
ヘリムの為には泣けないのかと問うと、偽善だとあざ笑われる
かと思い泣けなかったことを語る。

そんな中、ヨングクからユニの実家に電話が鳴る。しかし友達
と近くに出ていることを語る。ヨングクはユニの自宅まで
車でやってきていたために、叔母にプレゼントを置いて帰る。
来たことだけは伝えて欲しいと告げるヨングク。

ドンウはユニに対して付き合ってくれた事に感謝する。不幸が
有ったからだと告げ、私達は哀れだと語る。愛していたとき
には確かに幸せだったので感謝しようとしている事を告げる
ユニ。考えを変えれば何かが変わると思ったが違ったという。
ヘリムに許してくれと言って欲しいというドンウ。ユニは
ドンウに、どうして私にここまでさせたのかと呟くと、全ては
俺の責任だとして恨むが良いことを語る。しかし復讐する気は
無い事を語り、全てを辞めたい事を語る。人の破滅を望む自分
にウンザリしているというユニ。無関係の人を巻き込むことにも
罪悪感を感じるという。私達これからどうするのか?と告げる
ユニは、ヨングクに対して責任を感じている事を語る。すると
ドンウもヨンジュはとても純粋な人で、自分が責任を取るべき
だと語る。私達は自分の仕掛けた罠にかかっているのだと語る。

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ドンウとユニの和解

なんかドンウは胸をえぐり取られる様な思いだったとするけど、
結局ユニは何もしていないよな。ただヨングクと接近したこと
だけでプレッシャーを与えただけ。それ以外の攻撃は一切
していないのに、責任感を感じているね。

同じ展開、同じ主張の繰り返し

セリフが完全にリピートされてる。
何故ヘリムが危篤だと聞いて、連絡を寄こさなかったのか?と
いうセリフ、今までに何度言ったのだろうか?
まぁ今回本音を全て語ったので、これ以上ユニとは衝突する
事は無くなるのか?

ジスクの就職

7人が全社員の小さな出版社に就職が決まったとの事。
月給は65万ウォン。他にも仕事を回してもらえたら100万ウォン
くらいになるという。早くもお小遣いをあげるなどと、心が
広くなっているな。

ドンウはヨンジュに別れを告げる。

お前は純粋で正直だがオレは違うとして、嘘を付いていた事を
語る。7年間付き添った相手だった事。更に彼女とはヨンジュ
と出逢ったことで別れたこと。

しかしヨンジュもその彼女との間に子供を生んで更に死なせて
いることを既に知っている事を告げる。

ただその相手がユニである事はまだ知られていない訳で、
一体その事実が明らかになるとどうなるのか?

ヨンジュはとても健気

出世の道具とされても構わない。ウチとしては有能な婿が欲し
かったとして、貴方の愛情を信じているというヨンジュ。
辛いが失うよりはマシだとして別れない事を告げる。
更にドンウの母の前でも私が面倒をみるとして語った。
ヨンジュは嫌な奴だと思っていたけど、ここに来て好印象。

ドンウの再攻撃?

ドンウは再度ヨンジュに逢って別れを告げる。
その理由は、前の女に脅されているとの事。
子供のことで怨みを持ち、結婚を壊そうとしていることを告げる。
そして自分に良い思いをさせたくなくて妨害しようとしている
事を語る。確かに当たっているのだけど、まさかドンウが
それを口にするとは思わなかった。

ヨングクは意外と可愛い

今回はユニにキスする。
その時のやりとりはなかなか面白い物があったね。
ヨングクはユニを随分と持ち上げて、ユニの事を会長と語った
り、陛下と語ったり。
キス出来たことで、嫌われていないことを証明できたとして
無邪気に喜ぶ姿。


ソ・ユニ …… シム・ウナ (会長の秘書。未婚子持ち)
カン・ドンウ …… イ・ジョンウォン (ユニの恋人)
ノ・ヨンジュ …… ユ・ホジョン (会長の孫、ドンウが好き)
ノ・ヨングク …… チョン・グァンリョル (ヨンジュの兄)
ヘリム …… ハ・スンニ (ユニとドンウの子供)
ジスク …… ノ・ヒョン (ユニの従妹)
ノ・テソプ …… キム・ムセン (イルジン社の会長)
アン・スヨン …… キム・ナウン (ユニの友人)
--- …… ヨ・ウンゲ (ユニの祖母)
--- …… パン・ヨンテ (ユニの叔父)
--- …… チョン・ジェスン (ジスクの母、ユニの叔母)
--- …… チョン・エラン (ハン女史の母、痴呆症)
ノ・ヨンウン …… アン・ヨノン (ヨンジュの妹)
イ女史 …… チョン・ヨンスク (ヨンジュの義母・旧基洞)
ハン女史 …… キム・ヨンリム (ヨンジュの戸籍上の母・城北洞)
ペ部長 …… ユン・スンホン (ユニの上司・秘書室長)
カン・ドンチョル …… キム・ソックン (ドンウの弟、二男)
カン・ドンスク …… ホ・ヨンラン (ドンウの妹)


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