白い巨塔 脚本／イ・ギウォン 演出／アン・パンツク

#05　執拗な策略

いよいよノ・ミングクとチャンが対面する。
ジュワンがチャンを嫌うのは勿論、チャンがジュワンに対して
敵意をむき出す姿が徐々に現れてくる。

喜寿の宴会の発起人の件での言い争いから始まったドラマ。
ジュワンもこれだけあからさまに彼のことを避けるような
行動を見せているのにそれでも従えと言うのはちょっと無理
がある。君は後継者なのにと告げ、その上で人間性云々を
チャンに求めているが、自分だって嘘付いて居るんだしね。

科長選出委員会の概要が説明される。
臨床医学は16票、基礎医学は15票。31人で構成されており、
科長を取るためには過半数の16票を得なければならない。
臨床医学は五分五分。問題は基礎医学の科長たちは、チャン
を嫌っているという現実。この現実をどのように覆していく
のか。

医局長のパク・ゴナもチャンと運命共同体を告げる。
彼の起こす単独行動はとても危なっかしい。

チャンも基礎医学で信頼の厚いオ科長に接触を試みる。
最初にエスカレーターですれ違うときの緊迫感がなんとも
いえないものがあった。その後に思い切って自分を科長に
後押ししてくれというシーン。下手すれば絶望的な状況に
陥るのに、ホント思い切った行動だね。

イ科長は、ミングクと娘・ユンジンを引き合わせる。
辞めた後にも医学界で幅を利かせるための布石か。

チャンの母親が知人の結婚式のために出てきた。
実家まで送り届けるチャン。息子の様子を心配する良い母親。
母親にしてみればもっと楽に生きれば良いのにと思っている
んだろうね。チャンも母親に大成する姿を見せたい事も上手く
科長取りの理由付けにはなっている。でも母親のためにと頑張
る姿は決して悪いことでも無いんだけどね。


チャン･ジュンヒョク (キム･ミョンミン) 外科助教授
チェ･ドヨン (イ･ソンギュン) 消化器内科助教授
カン･ヒジェ (キム･ボギョン) ジュンヒョクの愛人
イ･ジュワン (イ･ジョンギル) 外科長／教授
ウ･ヨンギル (キム･チャンワン) 副院長 兼 消化器内科長／教授

ノ・ミングク (チャ・インピョ) ホプキンス病院国際派医師
オ・ギョンファン (ピョン・ヒボン) 解剖病理科・教授
ハ・ウネ (イ・スンミン)
ヨム・ドンイル (キ・テヨン)
パク・ゴナ (ハン・サンジン)
ユ・ミラ (チャン・ソヨン)

イ・ユンジン (ソン・ソンミ) ジュワンの娘
キム・ヨンア (ナム・ユンジョン) ジュワンの妻
ミン・スジョン (イム・ソンオン) ジュンヒョクの妻
ミン・チュンシク (チョン・ハニョン) スジョンの父
ホン・ソンヒ (ヤン・ヒギョン) ヨンギルの妻。婦人会会長

チェ・ドヨンの妻 (ユン・イェリ)
イ・ヨンスン (キム・ドヨン)
クォン・スンイル (チェ・ボモ) ヨンスンの夫
ジュンヒョクの母 (チョン・ヨンスク)
ユ・ジョンジン (ソン・ホギュン)
ハ・イキョン (チョ・ムニ) 産婦人科長
パク・チャンシク (パク・クァンジョン) 整形外科長
ユ・ビルサン (イ・ヒド) 医師会会長

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