白い巨塔 脚本／イ・ギウォン 演出／アン・パンツク http://www.bs4.jp/drama/kyotou/index.html http://www.koretame.com/whitepower/

#17 決別

ストレスからクォン夫人が倒れてしまう。
クォンは金が欲しくて訴えているのではなく、真実が知りたい
だけであり、一言の謝罪が欲しいという。そんな思いを知った
ドヨンはジュンヒョクにその思いを告げに行く。

裁判や交渉を有利に進めようとする病院側の非道さが目立つ話
だった。策士は策に溺れるかのように、次々と有利に展開する
様し向けていくが、逆にその事がドヨンにとって良心を目覚め
させるに十分な話だった。

チャン側にとって幾つもの誤算が有った。
そのまま裁判を進めていけばそれ程難しくなく勝利出来たと
思うのに、圧力を掛けて裁判を無くして示談金で済ませよう
とした事だ。

誤算の主な点と言えば・・

謝罪に行くものの外科医総出で出向き、更には自分の非を認め
ず部下の責任にしたこと。
交渉を有利に進める為に多額の慰謝料を提示したこと。
家族を巻き込みドヨンの流れを止めようとした事。
そして何よりジュワンの流れか。

チャンは安心するとすぐにボロを出す。
頭が良いのか悪いのかよく分からない所があるね。

心労から示談を進めようとするクォンの元にドヨンとチャン
が同時に行くシーンが有る。ドヨンが止めに行くのを知って
焦るチャンの姿が実に滑稽だった。

ユンジンとジュワンの流れはとても面白く出来ている。
ただ最初から味方するつもりならばユンジンを殴ることも無い
のにね。
ジュワンが院長に決まったと見るやすぐに反撃しようとする
辺りもちょっとジュワンの性格が知れる気がする。結局この人
もチャンと同じだな。

すい蔵ガンの権威、ウォン先生に鑑定証人に出られたらヤバイ
という前振り。その変が効果的でこの人を止める為に暫く
は展開が動きそうな感じだね。

チャン･ジュンヒョク (キム･ミョンミン) 外科助教授
チェ･ドヨン (イ･ソンギュン) 消化器内科助教授
カン･ヒジェ (キム･ボギョン) ジュンヒョクの愛人
イ･ジュワン (イ･ジョンギル) 外科長／教授
ウ･ヨンギル (キム･チャンワン) 副院長 兼 消化器内科長／教授

ノ・ミングク (チャ・インピョ) ホプキンス病院国際派医師
オ・ギョンファン (ピョン・ヒボン) 解剖病理科・教授
ハ・ウネ (イ・スンミン) ドヨンの後輩
ヨム・ドンイル (キ・テヨン) 医局・めがね
パク・ゴナ (ハン・サンジン)
ユ・ミラ (チャン・ソヨン) ドヨンの娘

イ・ユンジン (ソン・ソンミ) ジュワンの娘
キム・ヨンア (ナム・ユンジョン) ジュワンの妻
ミン・スジョン (イム・ソンオン) ジュンヒョクの妻
ミン・チュンシク (チョン・ハニョン) スジョンの父
ホン・ソンヒ (ヤン・ヒギョン) ヨンギルの妻。婦人会会長

チェ・ドヨンの妻 (ユン・イェリ)
イ・ヨンスン (キム・ドヨン)
クォン・スンイル (チェ・ボモ) ヨンスンの夫
ジュンヒョクの母 (チョン・ヨンスク)
ユ・ジョンジン (ソン・ホギュン)
ハ・イキョン (チョ・ムニ) 産婦人科長
パク・チャンシク (パク・クァンジョン) 整形外科長
ユ・ピルサン (イ・ヒド) 医師会会長

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)