白い巨塔

脚本/イ・ギウォン 演出/アン・パンツク

http://www.bs4.jp/drama/kyotou/index.html
http://www.koretame.com/whitepower/


#19 虚構と真実


いよいよ証言台には、ドヨンとドンイルが立つことになる。
当時最も現場に近くにいた人物だけに、一気にドラマが進展
していくのか!?

予想通りの展開というか意外性は無いかなという気がする。

ドヨンに対して圧力を掛けるのは副院長。
裁判の結果にかかわらず証言すれば病院には居られなくなる
という副院長。しかしそんな圧力に屈するとも思えないしね。

妻もまた圧力をかける立場だけど、今回はドヨンの態度を有る
程度理解を示して、娘と私を養ってくれればそれで良いくらい
の立場表明だった。

対するドンイルに圧力を掛けるのはチャン科長。
こうなった責任はお前にもあるとして、組織の一員として責任
を実感させる。その事も踏まえて早く事態を収拾させる為に、
飴と鞭を使い分けるが如く、お前を守ると言い出した。

裁判では当然ながら話が二分する。

争点はチャン科長が肺への転移を認識していたかどうか。
ドンイルは全ての責任を自分に被るよう証言するし、ドヨン
はそんな彼に真実を告げるよう訴える。後に居る遺族を引き
合いに出し、色んな方面からドンイルに圧力をかけた。

ただ今回弁護士が言っていたことで気がついたけど、生検は
確かに外科だけでなく内科でも出来たはず。患者が外科に
託されたとはいえ、そんなに気になるならばドヨンが自ら
生検を良かったのではないかという気がしてくる。

さて一応曖昧な形で終わってしまった口頭弁論だけど、白黒
はっきりさせないのだろうか。

その後チャンに対して弁護士が想定される質疑をチャンに
見せるけれど、味方の弁護士に対しても馬鹿にするような
態度。知識や技術ばかりを勉強して、人格というモノに磨きを
かけてこなかったのが間違いか。こんな人間をイ科長はよく
育ててきたね。

チャン・ジュンヒョク (キム・ミョンミン) 外科助教授
チェ・ドヨン (イ・ソンギュン) 消化器内科助教授
カン・ヒジェ (キム・ボギョン) ジュンヒョクの愛人
イ・ジュワン (イ・ジョンギル) 外科長/教授
ウ・ヨンギル (キム・チャンワン) 副院長 兼 消化器内科長/教授

ノ・ミングク (チャ・インピョ) ホプキンス病院国際派医師
オ・ギョンファン (ピョン・ヒボン) 解剖病理科・教授
ハ・ウネ (イ・スンミン) ドヨンの後輩
ヨム・ドンイル (キ・テヨン) 医局・めがね
パク・ゴナ (ハン・サンジン)
ユ・ミラ (チャン・ソヨン) ドヨンの娘

イ・ユンジン (ソン・ソンミ) ジュワンの娘
キム・ヨンア (ナム・ユンジョン) ジュワンの妻
ミン・スジョン (イム・ソンオン) ジュンヒョクの妻
ミン・チュンシク (チョン・ハニョン) スジョンの父
ホン・ソンヒ (ヤン・ヒギョン) ヨンギルの妻。婦人会会長

チェ・ドヨンの妻 (ユン・イェリ)
イ・ヨンスン (キム・ドヨン)
クォン・スンイル (チェ・ボモ) ヨンスンの夫
ジュンヒョクの母 (チョン・ヨンスク)
ユ・ジョンジン (ソン・ホギュン)
ハ・イキョン (チョ・ムニ) 産婦人科長
パク・チャンシク (パク・クァンジョン) 整形外科長
ユ・ピルサン (イ・ヒド) 医師会会長

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