白い巨塔

脚本/イ・ギウォン 演出/アン・パンツク

http://www.bs4.jp/drama/kyotou/index.html
http://www.koretame.com/whitepower/


#24 誤算


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いよいよ控訴審の第三回の口頭弁論。
被告に直接当時の事情を聞くことになる。
なんとその現場に暫く姿を見せなかったドンイルが室内にやっ
てくる。チャン科長の証言内容の食い違いに少しずつドンイル
の中で憤りを感じていく。
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裁判内容に関しては、一度目の裁判とほぼ同じなのでチャン
科長が直接意見を交わしてもそれほど興味深いモノは存在
しない。問題は偽証罪を覚悟で、ドンイルが原告側の証人と
して登場することだ。

何故嘘を付いたのかといえば強要されたからだというドンイル。

特に彼が強調したのは、科長は学会にしか興味が無く、何度も
連絡したのに指示か無かった事。

ただやっぱりこの裁判、チャン科長ばかりが悪者になっている
が、科長は執刀医であり外科の責任者とはいえ、実際の担当医
はドンイルな訳だし医局長なども居たわけで、学会への出張時
にもチャン科長を頼らねばならない病院全体に問題が無かった
のかを感じさせる内容だ。

気になるのは裁判中にもこんなに人が出たり入ったり出来る
ものなのだろうか。

不利な状況に追い込まれたのかどうかは判事の心象次第という
感じ。ドンイルの証言を何処まで信用するのか。

チャン側の対策として公証証書を用意しようというが、こんな
のドンイルが認めて名前を書くとは思えない。一体何が名案
なのか全く分からない。

ドラマとして興味深いところは、その後チャン科長がドヨンの
家に匿って貰っているドンイルに会いに行くシーンだ。
でもドンイルがドヨンの家に居る事なんて普通分からないのに
この辺あっさりと判明してしまったのは何故だろうかと小一
時間。

最後のチャンスを宣告され、今戻れば全てを忘れるというチャン
科長だが、もう少しこの辺で迷わせるだけの材料が有ると良か
ったかも。だってこの流れからすると、どう考えても戻るとは
思えないしね。

回診時のレポートの件。
実習生のレポートを証拠保全とした訳だけど、これって裁判
にどう影響が有るのだろうか。一言一句チャン科長の言葉でも
拾い上げていたのか。証拠が無く言葉ばかりが頼りになる
だけになかなか証言をひっくり返すのが難しいね。

チャン・ジュンヒョク (キム・ミョンミン) 外科助教授
チェ・ドヨン (イ・ソンギュン) 消化器内科助教授
カン・ヒジェ (キム・ボギョン) ジュンヒョクの愛人
イ・ジュワン (イ・ジョンギル) 外科長/教授
ウ・ヨンギル (キム・チャンワン) 副院長 兼 消化器内科長/教授

ノ・ミングク (チャ・インピョ) ホプキンス病院国際派医師
オ・ギョンファン (ピョン・ヒボン) 解剖病理科・教授
ハ・ウネ (イ・スンミン) ドヨンの後輩
ヨム・ドンイル (キ・テヨン) 医局・めがね
パク・ゴナ (ハン・サンジン)
ユ・ミラ (チャン・ソヨン) ドヨンの娘

イ・ユンジン (ソン・ソンミ) ジュワンの娘
キム・ヨンア (ナム・ユンジョン) ジュワンの妻
ミン・スジョン (イム・ソンオン) ジュンヒョクの妻
ミン・チュンシク (チョン・ハニョン) スジョンの父
ホン・ソンヒ (ヤン・ヒギョン) ヨンギルの妻。婦人会会長

チェ・ドヨンの妻 (ユン・イェリ)
イ・ヨンスン (キム・ドヨン)
クォン・スンイル (チェ・ボモ) ヨンスンの夫
ジュンヒョクの母 (チョン・ヨンスク)
ユ・ジョンジン (ソン・ホギュン)
ハ・イキョン (チョ・ムニ) 産婦人科長
パク・チャンシク (パク・クァンジョン) 整形外科長
ユ・ピルサン (イ・ヒド) 医師会会長

チョ・ミョンジュン弁護士 (チャン・ヒョンソン)
ユ・ミラ 元看護師
キム・フン弁護士
クォン・スンイル () 被害者の患者

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