白い巨塔

脚本/イ・ギウォン 演出/アン・パンツク

http://www.bs4.jp/drama/kyotou/index.html
http://www.koretame.com/whitepower/


#27 決意のメス


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いよいよ手術を前日に控える中、チャン科長がベッドから居な
くなる。看護師からの連絡を受け探すとチャン科長は手術する
事になれば暫く回診は出来なくなるとして、最後の回診を行お
うとしていた。
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病に伏せる事で少し角が取れた感じのするチャン科長。
妻のスジョンが旅行に行きたいといえば、その要求にも応え
ようとするしね。これだけ見ていれば凄く良い旦那さん。

しかも意外に医師としての仕事を全うしようと、入院している
時にも回診をしようとするなんて、なかなかプロ根性の備わっ
た人なのかなという感じ。

いざ手術をするものの腹膜にまで転移している為に手術しても
無駄と言うことになる。
この先の治療方針を決めるのは相当大変ではないか。
何と言ってもあれだけ手術前には腹を押さえて痛がる姿が有っ
た訳で、今回何の腫瘍も取らずに手術を終えたと言うことは、
結局痛みは残っているという事になる。

医局長たちの説明にも不安だったが、イ元科長の話を聞いて
安心したというチャン。人の言うことを信じられないと言うこ
とは自分の中に有る疚しさだったり、医師としての職業に
対して疑うべき物が有ると言うことではないか。

今回一番インパクトが有ったのは、やはりドンイルがチャン
科長に会いに行くシーンだろうか。
どんな顔して良いのか分からないし、裏切ってしまった上司の
元にどんな理由で会いに行くのか、その理由付けが難しいもの
が有るのではないか。チャンが意外にも広い心を見せたお陰で
ほのぼのとしたシーンになった。こういう所を見ると部下から
慕われる理由は分かるけれど、科長になった頃のチャンを見て
いると、どう見ても部下に慕われるような性格をしていない
所がやや惜しまれる。力で圧倒しているばかりの上司の姿だった
よね。

チャン・ジュンヒョク (キム・ミョンミン) 外科助教授
チェ・ドヨン (イ・ソンギュン) 消化器内科助教授
カン・ヒジェ (キム・ボギョン) ジュンヒョクの愛人
イ・ジュワン (イ・ジョンギル) 外科長/教授
ウ・ヨンギル (キム・チャンワン) 副院長 兼 消化器内科長/教授

ノ・ミングク (チャ・インピョ) ホプキンス病院国際派医師
オ・ギョンファン (ピョン・ヒボン) 解剖病理科・教授
ハ・ウネ (イ・スンミン) ドヨンの後輩
ヨム・ドンイル (キ・テヨン) 医局・めがね
パク・ゴナ (ハン・サンジン)
ユ・ミラ (チャン・ソヨン) ドヨンの娘

イ・ユンジン (ソン・ソンミ) ジュワンの娘
キム・ヨンア (ナム・ユンジョン) ジュワンの妻
ミン・スジョン (イム・ソンオン) ジュンヒョクの妻
ミン・チュンシク (チョン・ハニョン) スジョンの父
ホン・ソンヒ (ヤン・ヒギョン) ヨンギルの妻。婦人会会長

チェ・ドヨンの妻 (ユン・イェリ)
イ・ヨンスン (キム・ドヨン)
クォン・スンイル (チェ・ボモ) ヨンスンの夫
ジュンヒョクの母 (チョン・ヨンスク)
ユ・ジョンジン (ソン・ホギュン)
ハ・イキョン (チョ・ムニ) 産婦人科長
パク・チャンシク (パク・クァンジョン) 整形外科長
ユ・ピルサン (イ・ヒド) 医師会会長

チョ・ミョンジュン弁護士 (チャン・ヒョンソン)
ユ・ミラ 元看護師
キム・フン弁護士
クォン・スンイル () 被害者の患者

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