スターの恋人

演出/ブ・ソンチョル
脚本/オ・スヨン

http://www.tv-tokyo.co.jp/star/


第11話 スキャンダル

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マリはマスコミの前で代筆の件を正直に語る。
心配してやってきたチョルスはマリになんであんな事をした
のかと問い詰める。すると二人で逢っている所をマスコミが
押しかけ、その流れに乗じてテソク社長は、紙袋の男は彼で
マリの代筆者であり恋人だと暴露する。
チョルスはマリの手を引き病院の外へと出て行くが、予めマリ
が出てくるのを待っていた社長が強引に二人を引き離してマリ
を事務所へと連れて行く。
チョルスはマスコミの手をかいくぐってマリの車を追い掛ける
が・・・

完全に逝かれた行動だと社長はマリを責め立てる。それならば
放っておけばいいとするが、社長はマリに契約書を見せつけ
離れられないことを告げる。チョルスの件をバラしたのは
マリを助けるためだという。これから世間やマスコミはチョル
スの事を知りたがり、彼を追い回すだろうという。そしてお前
が起こしたことでチョルスが潰れていく姿を見ているが良い
と告げる。
ウジンが事務所までやってきてマリを連れていく。
空き部屋を用意しそこにはスンヨンも居るというが、マリは
どうしてもチョルスの元に行きたいという。

一方ウニョンはテレビ報道を知ってユリの病室を訪れる。
そこにはチョルスの母親の姿もあった。ユリは兄のことが心配
だとして強引に退院すると言い出す。

チョルスは自宅近くにいるとマリから電話。マリもウジンの車
でチョルスと見える位置にいた。近くにはマスコミもおり大胆
な行動を見せられない中、ユリやウニョンも帰宅し鉢合わせに
なる。マスコミたちもそれに気づいて取り囲む中、マリはウジ
ンに連れられ空き部屋へ連れて行く。するとマリは疲れと風邪
で熱が出て倒れてしまう。
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いよいよ代筆の件が世間に明らかにされる。
二人に及ぼす影響はどんなものになるのか。

ウジンの存在がやけにうざったく感じるわけだけど、一応助け
てくれている立場だしなんとも言えない状況。
それと同時にウニョンもまた気持ちは分かるが既に別れている
訳だし、必要以上に関わり合って来ている感じはする。

チョルスの母親もまた子供達を捨てながらも母親面し始めたと
ころは何か違うという気がするし、社長は契約書云々告げるが
チョルスが代筆者だと完全にバラしている現状を考えると
韓国人に契約書など全く意味を持たない事が伺えるようである。

マスコミの使い方がかなりドラマの都合に沿ったものとなって
いる点が不自然すぎて面白い。
マリが暴露した後に初めてチョルスとマリが対面する場所なん
て、すぐ近くに二人が居るのに誰も目を合わせようともしない。
韓国のドラマってちょっと角度を変えた場所に人物がいるのに
盲目的になる様なシチュエーションはかなり多い。

チョルスは代筆したことで大学は懲罰委員会を開くことになる。
代筆しただけで普通講師の座を降ろされるモノだろうか?
代筆したことよりも名誉を傷つけたことが問題だという教授達。
一体どういう事?って感じで微妙にニュアンスが伝わってこない。
結局チョルスが自主的に辞表を書くことで決着。
マリの暴露によって小説家の夢も大学講師の座も追われる事に
なるが、全てはチョルスがマリにけしかけた事でもあるので
自爆なのかもしれない。でも自分に正直に生きたいのだろうから
チョルスにとっては満足な結果か。

二人はかつて泊まった民宿へと足を運び、一晩を過ごす。
何もない部屋に布団だけ。好き合っている男女ならばやることは
一つって感じにじゃれ合い、その気になっていく。
しかし直前で逃げ出すような行動。こんな状況の中で関係を
持ちたくないのだろうか。

社長が記者のビョンジュンを呼び出して何かをやろうとしている
事が気になるね。普通事務所の社長ならば最後の最後まで所属
している女優を守るのではないかと思うが、この人は何処まで
マリを守ろうとしているのか分からないところがあるな。

イ・マリ …… チェ・ジウ (アジアで人気のトップ女優)
キム・チョルス …… ユ・ジテ (大学の講師、小説家志望)
チェ・ウニョン …… チャ・イェリョン (チョルスの初恋相手)
チョン・ウジン …… イ・ギウ (国内屈指の財閥の後継者)

ソ・ウジン …… チェ・フィリップ (マリの元恋人、カメラマン)
ソ・テソク …… ソン・ジル (芸能事務所社長)
チョン・ビョンジュン …… チョン・ウンテク (チョルスの友人、記
者)

イ・スンヨン …… ヤン・ヒギョン (ヘアメイク)
キム・ユリ …… シン・ミニ (チョルスの妹)
幼い頃のマリ …… チョン・ダビン
幼い頃のチョルス …… カン・イソク
イ・ボヨン …… キム・ジスク (チョルスの母)
??? …… ペ・ギボム (チョルスの父)
チョン・ウジン …… イ・ギウ (企業家)

ミン・ジャンス …… イ・ジュニョク (マリ、ボディガード)
ソ・イェリン …… シム・ウンジン (マリのマネージャー)
イ・スンヨン …… ヤン・ヒギョン (マリのメイク)
ソン・ハヨン …… キ・テヨン (財閥、ウジンの従兄)
キム・オクチャ …… キム・ジヨン (叔母さん)
チェ・リョニ …… イ・ジョンナム
イ・ジスン …… キム・イェリョン
アン教授 …… ユン・ジュサン (大学の教授、チョルス恩師)
ソ・イェリン …… シム・ウンジン (社長の妹)

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