スターの恋人 演出／ブ・ソンチョル 脚本／オ・スヨン http://www.tv-tokyo.co.jp/star/

第13話 最後のカード
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「関係者が明かしたスターの恋人」というタイトルで新聞に
大々的にマリとチョルスの事が掲載される。内容は男の目的は
金というものだった。
ウニョンはその記事を見てチョルスに会う。そしてマリと付き
合う限りこういう記事が今後も掲載される事を告げる。
社長がチョルスに会いに来る。マリを愛した代償は大きかった
事を語りかけると、あの記事によってマリを救うことが出来る
と告げる。会見を開いて、愛していないこと、代筆を薦めたの
はチョルス側だったこと、金を要求したことを認めれば少なく
ともマリが芸能界に復帰できるという。その見返りも十分に
考えていると社長は告げる。今後マリと付き合っていっても
落ち潰れるのがおちだという。

チョルスはマリのアパートを訪れる。マリは部屋の中で小さく
うずくまっていた。マリは記事を読んで何を考えたのかチョルス
に尋ねる。別れようと思ったのか?私と付き合っても辛い思い
ばかりしているとして、マリは責任を感じていた。かつての
約束を引き合いに出して、辛いと言ったら別れてくれるので
しょう?と聞くと、チョルスは別れたいのならば、互いに自分
たちの世界に戻ろうと。しかしマリは別れたいのではなく、
このままだと互いに疲弊するだけだと告げる。するとチョルス
は記事の内容など気にしないこと、真実はお前だけだという。
マリもまた私にとってもチョルスは人生唯一の真実だと語る。

マリは社長の元へといくと、一体何処までマスコミを利用して
二人の関係を傷つけるのかと訴える。契約が有るからこの様な
仕打ちをするのでしょうと問いかけると、彼女は自分の全財産
を突き出し、全ての違約金を払うので関係を清算しようという。
マスコミを動かしてもチョルスと別れるつもりはなく、引退
すると告げる。
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アイドルが一人の男性と付き合うことで引退まで口に出して
しまう。日本の60年代、70年代くらいの芸能界の顛末を
描いている様な感覚だね。

これまでのキャリアの全てを捨ててまで男性との関係に固執する
という姿に愛情の深さは感じるけれど、あんまり現実味を感じ
ないのは何故だろう。

マスコミの報道は分かるけれどそれにまつわる市民達の反応が
イマイチ伝わってこず、ルーマーによる飛ばし記事の可能性が
否定されない中で、関係者がその記事を信じて疑わない姿勢にも
やや不自然さが残る。

今のご時世ならばスキャンダルも一つの宣伝効果だ。
マリほどの地位が確立している芸能人がそう簡単に潰れるとも
思えない中で、引退だ何だと言っている現実が何処か絵空事の
様に感じる。

母・ボヨンもまたお騒がせキャラクターだ。
ユリの病気のことを自分の主導権の元で大層偉く語っているけ
れど、これまでしてきた仕打ちをすっかり忘れて我が物顔を
してユリに会いに来る姿。自分は治療費に関して一切払おうと
もせず(実際に借金しているので払えないのだろうが)、他人の
金を勝手に手術費と称して奪い取る辺り、如何にも"韓国人の
おばちゃん"の姿だ。

マリのかつての恋人・ウジンもチョルスと同様の形で社長に
よって別れさせられたらしい。また都合良く戻されるウジンも
ウジンだが、今更彼を戻してどんな反応が起こるのか。
どうでも良いことだが、ウジン役の俳優の方、角度によっては
ペ・ヨンジュンに見えるなぁ。

イ・マリ …… チェ・ジウ (アジアで人気のトップ女優)
キム・チョルス …… ユ・ジテ (大学の講師、小説家志望)
チェ・ウニョン …… チャ・イェリョン (チョルスの初恋相手)
チョン・ウジン …… イ・ギウ (国内屈指の財閥の後継者)

ソ・ウジン …… チェ・フィリップ (マリの元恋人、カメラマン)
ソ・テソク …… ソン・ジル (芸能事務所社長)
チョン・ビョンジュン …… チョン・ウンテク (チョルスの友人、記
者)

イ・スンヨン …… ヤン・ヒギョン (ヘアメイク)
キム・ユリ …… シン・ミニ (チョルスの妹)
幼い頃のマリ …… チョン・ダビン
幼い頃のチョルス …… カン・イソク
イ・ボヨン …… キム・ジスク (チョルスの母)
??? …… ペ・ギボム (チョルスの父)
チョン・ウジン …… イ・ギウ (企業家)

ミン・ジャンス …… イ・ジュニョク (マリ、ボディガード)
ソ・イェリン …… シム・ウンジン (マリのマネージャー)
イ・スンヨン …… ヤン・ヒギョン (マリのメイク)
ソン・ハヨン …… キ・テヨン (財閥、ウジンの従兄)
キム・オクチャ …… キム・ジヨン (叔母さん)
チェ・リョニ …… イ・ジョンナム
イ・ジスン …… キム・イェリョン
アン教授 …… ユン・ジュサン (大学の教授、チョルス恩師)
ソ・イェリン …… シム・ウンジン (社長の妹)

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