スターの恋人

演出/ブ・ソンチョル
脚本/オ・スヨン

http://www.tv-tokyo.co.jp/star/


第16話 旅立ちの日

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マリとチョルス、二人が抱き合う姿をソ・ウジンは見ていた。
チョルスは仕事の関係で来たことを告げ、お金で必要だという
事を告げる。マリが妹・ユリの事で母・ボヨンにお金を渡して
くれたことにお礼を言うと共に、残りの金も仕事をして毎月
返済することを告げる。それだけを告げてチョルスはそそくさ
と帰ろうとする。マリはチョルスの行動の意図が良く解らず
どういう意味なのか聞き返すことに。仕事やお金以外の事では
会わないというのか?そして別れるという事なのかと。そうだ
というチョルス。マリはお金を渡すことくらいしかできなかっ
た事を告げ、このまま見過ごせば良かったのかと尋ねる。
チョルスはお金を渡されても、初恋の相手と会っていても
見て見ぬ振りをしないと行けないのかと問う。気がつかねば
マリはソ・ウジンとずっと一緒に居るつもりだったのだろう
と告げ、マリと付き合ったことを後悔しているとして、出来れ
ば出会う前に時間を戻したいと語る。

チョルスはウニョンの元に出向き小説を書くことにした事を語
る。真っ先に伝えるべきだと思ったと。写真集の仕事が終わっ
たに小説にとりかかるという彼に、やはりペンを取らせよう
としたのはあの人なのねと告げる。二人の関係に諦めたウニョン
は今後後輩として付き合うことを約束し、二人を煩わせる様な
事はしないと語る。
チョルスは取りあえずこれまで出来た小説の原稿を渡すために
彼女は自宅へと連れて行くと、部屋の前でマリが待っていた。
ウニョンは気を利かせて帰ろうとするが、それを止めたのは
チョルスだった。マリはチョルスに本当に別れたいのか?と問う
がオレにはもう話すことはないとして告げる。
ウニョンはチョルスに別れるとはどういう事なのか尋ねる。
原稿をもらったウニョンは外で佇んでいるマリを見掛けて話
をしないかと誘う。

チョン・ウジンは、ソ・ウジンと会うと、ソ社長から彼女を
解放させたいことを告げる。チョン・ウジンはただ見守るだけ
の愛し方もあるとして、マリに影ながら応援することを告げる。

マリとウニョン。ウニョンはマリに軽々しく発言する人ではな
い事を告げる。マリはウニョンに彼と喧嘩した事はあるか尋ね
る。私は彼を苦しめてばかりいると悲しむ。ウニョンはマリに
彼は貴方と会うまでは決して執筆活動をするとは言わなかった
事を告げ、彼が執筆を辞める度に貴方の支えが有って小説を
書き始めることに羨ましい事を告げる。貴方は彼に刺激を与え
られる人物であることを語る。
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チョルスと一緒にいたいとする言葉とは余所にマリはウジンと
一緒に住むという。更にはマリがユリの治療費を払ったことで
チョルスは我慢しきれず別れを告げる。

問題の全てはマリが事情を話さなかった事なのかな。
ウジンが重い病気だと言えばこんなに面倒くさい展開になった
かどうか疑問が残るし、チョルスにしても妹の治療費が自分の
力では払えない事を知りつつも、マリからそれを拒む行動には
矛盾的な行動が見える。
確かにプライドとしては金など受け取りたくは無いのだろうが、
既に色んな場面に於いてプライドは捨てているのではないか?

先日の日本のドラマの中で綾瀬はるかが
"医者が人を助けてはならない道理など有るのか?"と訴えた言葉
がそのまま当てはまるような気がする。プライドよりも何よりも
妹の命を優先させるべきであり、そのチャンスが有りながらも
拒むというのはその人物のエゴ以外の何者でもない。

チョルスがマリと別れたのを知り、やっぱりウニョンは近づいて
くるし、ここでウニョンと接近すればまた面倒な事になるんだ
ろうなという展開が永遠と繰り返される。

しかしウニョンにしても、チョルスの心に直接訴えかけられる
人物はマリしか居ないという事を実感していたようだし深入りは
してこないか。
まぁマリがチョルスに執筆させられる理由の全ては、治療費の
問題に繋がってくるのだけどね。

ついにテソクの事務所とチョン・ウジンの事務所が合併する。
テソクの事務所ってマリ以外の芸能人が居たのか?という問題
はさておき、契約を結ばせるためにテソクが架空のインター
ネット新聞社を使って情報操作をしていた事が明らかになる。
そんな混乱に乗じて、チョン・ウジンが結婚を迫るところが
またセコイというか小さいというか。本当にそんな行動でみんな
が救われるのかよく分からない所があるな。

そしてチョルスの小説が出せなくなる理由も説明不足で意味不明。
盗作騒ぎならばまだしも、ゴーストライターが書くことがそんな
に韓国では毛嫌いされるものなのだろうか?それとも代筆ではない
と言い張り、偽装工作までしていた事が問題なのか。

最後はまた二人は会うような感じ。
どのくらい時間が経過したのかテレビ東京版では良く解らない
けれど、久しぶりって言っていたよね。チョルスも釜山で講師
をしているみたいだし。

イ・マリ …… チェ・ジウ (アジアで人気のトップ女優)
キム・チョルス …… ユ・ジテ (大学の講師、小説家志望)
チェ・ウニョン …… チャ・イェリョン (チョルスの初恋相手)
チョン・ウジン …… イ・ギウ (国内屈指の財閥の後継者)

ソ・ウジン …… チェ・フィリップ (マリの元恋人、カメラマン)
ソ・テソク …… ソン・ジル (芸能事務所社長)
チョン・ビョンジュン …… チョン・ウンテク (チョルスの友人、記
者)

イ・スンヨン …… ヤン・ヒギョン (ヘアメイク)
キム・ユリ …… シン・ミニ (チョルスの妹)
幼い頃のマリ …… チョン・ダビン
幼い頃のチョルス …… カン・イソク
イ・ボヨン …… キム・ジスク (チョルスの母)
??? …… ペ・ギボム (チョルスの父)
チョン・ウジン …… イ・ギウ (企業家)

ミン・ジャンス …… イ・ジュニョク (マリ、ボディガード)
ソ・イェリン …… シム・ウンジン (マリのマネージャー)
イ・スンヨン …… ヤン・ヒギョン (マリのメイク)
ソン・ハヨン …… キ・テヨン (財閥、ウジンの従兄)
キム・オクチャ …… キム・ジヨン (叔母さん)
チェ・リョニ …… イ・ジョンナム
イ・ジスン …… キム・イェリョン
アン教授 …… ユン・ジュサン (大学の教授、チョルス恩師)
ソ・イェリン …… シム・ウンジン (社長の妹)

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