太王四神記

脚本/シン・ジナ
演出/キム・ジョンハク

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/taioshijinki/

第2話 チュシンの星

西暦375年。
虎族の末裔・火天会は、神の子ファヌンの降り立ったチュシン
の地の神檀樹に阿弗蘭寺(アブルランサ)という祭壇を建てる。
王の誕生を告げる“チュシンの星”が輝くのを見た火天会の
大長老は、四神の神器を手に入れるべく、それぞれの地域に
兵士を送る。

今回の話しは、ヒョンゴがスジニと出会う時の話しだった。

チュシンの星が輝くのと同時に、四神の神器の争奪戦が始まる。
神器があると思われる場所は何処も火天会によって火の海に
されてしまう。

青龍の神器は百済のチン城。
朱雀の神器は百済のサビ城。

この中でもサビ城で起きたキハとスジニが離ればなれになる
エピソードは今後とても複雑なものを生んでいきそうな気が
する。何故コムル村の住民が黒朱雀であるかもしれないスジニ
を育てているのかがこのエピソードの中で描かれていた。

因みにスジニの名前の意味は"飼い慣らした鷹"だそうな。

また高句麗の貴族であるヨン家の複雑な後継者争いを描いた
話しでもある。

現王ソスリムの妹でヨン・ガリョの妻が産んだ子供・ホゲと
王の弟オジジの息子・タムドク。その中で現王様が倒れて
後継者ヤン王となったのはオジジ。
この二人の子供の内、どちらがチュシンの命を授かったのか。
タムドクは彼の教えで愚鈍で病弱なふりをして目立たぬよう
ひっそりと過ごすことになる。

そこでタムドクは現在神官の見習いをしているキハとの運命
的な出会いを果たす。

取りあえず役者が揃い始めたって感じだね。
まだ若いので争いとは無縁だけど、幼い頃から顔なじみの
人たちが争ったりすることになると思うとちょっと複雑かも。

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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