太王四神記

脚本/シン・ジナ
演出/キム・ジョンハク

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/taioshijinki/

第3話 毒薬の因果

ヒョンゴたちは、ヨン家に頻繁に出入りしている薬売りの
男・サリャンの動きをマークしていた。スジニにこの薬を
何の目的に使わせるのかを探らせる。
古代の呪術師が使っていたという薬は一ヶ月で効果を発揮し
飲んでいたものは亡くなるという。問題はそれを誰に使うのか
という事だった。
一方日に日に父親・オジジの容体が悪くなる事にタムドクは
心を痛めていた。国内城では誰を信じたらいいのか分からない。
彼は神官の見習いをしているキハが薬草を摘んでいる姿を
見かけ、彼女に父親の症状を見てもらうことにする。

今回はホゲとタムドクの因果の関係を描いた。

ホゲの母親さえ後継者争いに欲を出さなければ永遠に仲良く
出来た関係なのに、子供達は巻き込まれてしまった形だ。

高句麗の政権よりも、貴族の方が力を持つという複雑な設定
がドラマを盛り上げた感じ。

しかしこのヨン夫人の言いぐさが凄い。
偽の王に気をつけて、あの子はヘビのように狡猾だという。
どう見てもあなたの方がヘビの様な狡猾さを持ち合わせて
いますってば。タムドクを恨むのも筋違い。

キハは火天会と王の間に挟まって複雑な立場だ。
タムドクとは運命的なものを感じるけど、キハの事が好きで
あろうホゲに戦う理由を与えている存在でもある。
この辺の設定は韓国ドラマのありがちすぎる設定だけど、
よくぞ飽きずに似たような設定をぶつけてきますね。

タムドクは美少年って感じだけど、ホゲは如何にも脇役って
感じの顔をしている。

それとスジニはちょっと口うるさい感じだね。
まだやんちゃな所しか見えていないけど、この人がドラマに
本格的に関わってくるとまた複雑そうだね。

ヨン夫人 - キム・ソンギョン
ヨン・ガリョ - パク・サンウォン
ヤン王 - トッコ・ヨンジェ
ヒョンゴ - オ・グァンノク
サリャン - パク・ソンミン
タムドク - ユ・スンホ (子役)
ヨン・ホゲ - キム・ホヨン (子役)
キハ - パク・ウンビン (子役)
スジニ - シム・ウンギョン (子役)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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