太王四神記 脚本／シン・ジナ 演出／キム・ジョンハク http://www3.nhk.or.jp/kaigai/taioshijinki/

第4話 王になる条件

ヨン夫人が何故亡くなったのか。
タムドクはヨン・ガリョに報告する。
彼女が侍医を買収し王様を毒殺しようとしていた事。
それを問いつめたに彼女は自ら服毒自殺した事。
ウソだというホゲに対し、ヨン・ガリョは冷静に自制を求める。
すっかり欺されていたというガリョ。それはタムドクは病弱で
馬にも乗れない子供であると知らされている事に対してのもの
だった。

子供から大人に成長するまでを描いた。
それまでの間にも葛藤が有ったのだろうが、その辺はバッサリ
とカット。
タムドクが大人に至るまでに、随分と城下町へと足を運び、
町の住民と静かに交流を深めている様子を描いた。

対するホゲも名声を上げるために必死だ。
こちらはタムドクとは違い表街道をまっしぐらといった感じ。
特に今回、撃毬(キョック)大会で活躍する姿を描いた。

なんとなく今回の展開を見るとタムドクは無駄に時間を過ごして
いるとしか思えない。ホゲの方が鍛錬に励んでいる感じ。
それでもやっぱり才能なんかはタムドクに受け継がれている
んだろうね。

ヨン家の夫人とヤン王は同じ血を引いている同族なのに何故
これ程いがみ合っているのか。その理由が今回描かれていた。
母親が前燕に捕まり13年の間幽閉されていた時に産まれた子
が現在のヤン王であり、ヨン夫人は同じ父親から生まれた兄妹
だとは思っていないのだという。現実には幽閉される前から
既に妊娠していたので同じ兄妹なんだけどね。

今回タムドクとスジニの出会いなんかも描かれていた。
出会いの場面でのタムドクは、なんとなくジャッキーチェンの
古き良き時代の映画を思い出させる演出。
スジニのやかましさは相変わらずで、実に鼻につくわけだが、
なんとかならないのでしょうか(^o^;

しかし現在のタムドクは何歳という設定なのだろうか。
どう見てもペ・ヨンジュンが演じているタムドクは30歳のオッ
サンにしか見えない訳で、父親とそう年齢が離れていない
様にしか見えないぞ。

ヨン夫人 - キム・ソンギョン
ヨン・ガリョ - パク・サンウォン
ヤン王 - トッコ・ヨンジェ
ヒョンゴ - オ・グァンノク
サリャン - パク・ソンミン
タムドク - ユ・スンホ (子役) / ペ・ヨンジュン
ヨン・ホゲ - キム・ホヨン (子役) / ユン・テヨン
キハ - パク・ウンビン (子役) / ムン・ソリ
スジニ - シム・ウンギョン (子役) / イ・ジア

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)