太王四神記

脚本/シン・ジナ
演出/キム・ジョンハク

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/taioshijinki/

第5話 決勝戦の行方

キョックの大会で快進撃を続けるホゲ率いる黄軍。
次々と騎手をなぎ倒す打球棒を見ると、空洞で作らねばなら
ない規則なのに、何処か不自然な感じがしていた。
タムドクはあれは鉄の棒であると見抜く。
スジニは試合後、黄軍のメンバーの居る場所に行き、口止め料
をせしめようとする。反撃されたところをタムドクが助けた。
ホゲに使われている打球棒の事実を伝えると驚いた表情を見せ
主将として責任を取ると言うが、ここだけの話しにしようと
タムドクは彼を止めた。

キョックの大会に賭けるホゲの思いと、彼らの悪巧みを知って
放っては置けないタムドクの関係を描いた。

正直なところホゲの人間性はどうなのか。
打球棒の不正に関しては本当に知らなかったみたいだけど、
その後勝つために部下の不正を容認するような行動に出た事。
そしてタムドクが試合の中に混じっているのを知り、集中砲火
を浴びせるなど、ホゲの人間性が表れている場面。ただこれも
母親を殺された仕返しのために、国民からの全幅の指示を得る
という目的が有ってのことなので、彼の本心は分からないね。

スジニはタムドクの本当の姿を知ってしまった。
でも相変わらずやかましい性格は変わらず、ことある事に
金を請求してくる。

スジニとキハが初めて対面するシーンが有った。
スジニの方はどこかで有ったと直感が示しているみたい
だけどキハは彼女の正体を知っているのだろうか。

これまでタムドクは大会の中でヨン家に弱味を握られるなと
父親から言われていたにもかかわらず、結局弱味を握られて
しまう。
一国の太子が特定の部族を応援することは、他の民族を軽んじて
いるのと同じ事。
父親の決断も難しいものが有っただろうが、タムドクと一緒に
罰を受ける事になるスジニ。

タムドクは一国の太子なので霊廟で謹慎させられるだけで済んで
いるけど、スジニはどうなってしまうのか。

カクタンという名の近衛兵と戦うタムドクだけど、このドラマ
女性が結構戦う少女を演じているよね。時代考証とか完全
無視ですか?

ヨン夫人 - キム・ソンギョン
ヨン・ガリョ - パク・サンウォン
ヤン王 - トッコ・ヨンジェ
ヒョンゴ - オ・グァンノク
サリャン - パク・ソンミン
タムドク - ユ・スンホ (子役) / ペ・ヨンジュン
ヨン・ホゲ - キム・ホヨン (子役) / ユン・テヨン
キハ - パク・ウンビン (子役) / ムン・ソリ
スジニ - シム・ウンギョン (子役) / イ・ジア

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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