太王四神記

脚本/シン・ジナ
演出/キム・ジョンハク

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/taioshijinki/

第6話 陰謀の序曲

撃毬(キョック)の試合で、スジンやチョルロ部族の者達が
ヨン家の牢獄に閉じこめられているのを知り、タムドクは
助けに行こうとする。監視役である第3近衛隊のカクタンと
対戦し勝利するとヨン家に向かう。彼はヨン・ガリョの前で
黒軍の選手達を助ける変わりに、自分は太子の座から下りる
事を約束。ただし来るべき時に下りるという事だが..。

今までヨン家が声を大きくして世間に吹き込んできたお陰で
ホゲこそがチュシンの星の下で生まれた子供であると部族長を
含め民衆は信じていたわけだが、それに異議を唱えるものが
出てきた。
切羽詰まった状況ゆえに仕方がないとはいえ、今までタムドク
の正体を隠さなければならない理由が公にされる。

ドラマでは後継者争いに疲れを感じて自ら辞退したいタムドク
と、天の意思であり母親の願いでもある王の座を掴むべく
奔走するホゲが対照的に描かれている訳だが、この両者の葛藤
だけを拾い集めてみると、韓国ドラマ「宮」とやって意味合い
は殆ど一緒。

さてドラマでよく分からないのが、朱雀の心臓が光り出している
のは、チュシンの王と守り主が共にいるという条件が揃った
ゆえの事だと思うが、なんでホゲと一緒に居ると光り出すのだ?
ホゲはチュシンの王ではないよね。
撃毬(キョック)の試合の時に光ったのは、タムドクが近くに
居たからだと思っていたのだが、今回部族長たちの目の前で
光らせるパフォーマンスを見せられたのは、ホゲにその資格
が有ると言うことなのだろうか?

キハが朱雀を光らせると同時に寝ていたスジニの中でも感じる
ものが有った。彼女の中の黒朱雀の記憶が蘇ろうとしている。
スジニだけでなくキハの心の中に黒朱雀的な物はないのかな?

争いが近づいて来ているようで、なんだか嫌な雰囲気が漂って
いる。

チョルロ部族に王様が味方になってくれと頼むシーンは
なんか切ないね。
そしてキハが踊りながら火を付ける場面はとても美しい場面
だった。

ヨン夫人 - キム・ソンギョン
ヨン・ガリョ - パク・サンウォン
ヤン王 - トッコ・ヨンジェ
タムドク - ユ・スンホ (子役) / ペ・ヨンジュン
ヨン・ホゲ - キム・ホヨン (子役) / ユン・テヨン
キハ - パク・ウンビン (子役) / ムン・ソリ
スジニ - シム・ウンギョン (子役) / イ・ジア

カクタン - イ・ダヒ 近衛隊
コ・ウンチュン - パク・チョンハク 近衛隊
フッケ - チャン・ハンソン チョルロ部族
セドゥル - ミン・ジオ チョルロ部族
火天会長老 - チェ・ミンス
サリャン - パク・ソンミン 火天会
ヒョンミョン - ウ・ヒョン コムル村
パソン - キム・ミギョン 鍛冶屋の女主人

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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