太王四神記 脚本／シン・ジナ 演出／キム・ジョンハク http://www3.nhk.or.jp/kaigai/taioshijinki/

第7話 都を追われて

3部族の部族長の息子が何者かに誘拐される。
ヨン・ガリョは部族長たちを集めて、タムドクの即位に反対
するものたちへの抑制のための行動だと吹き込む。更に
自分の息子・ホゲがチュシンの王である事を証明する為に
朱雀の心臓を使って、珠が光り輝くのを見届けさせる。

いよいよドラマが盛り上がってきた感じかな。

タムドクが王になる事に反対するものとの間で内乱を起こ
させようとしているヨン家の陰謀。
ガリョは部族長の息子を誘拐するし、騎兵隊長のチョク・
ファンを抱き込み、高句麗の将来の事を考えさせて、タムドク
の味方をしないよう吹き込んだ。
しかしこのチョク・ファンがタムドクに自害を求めるシーン
は印象的だ。まさか一国の太子にそれを求めるかといった感じ。

タムドクも最初はホゲがチュシン王としての資格があるならば
素直に譲ろうと考えているが、次第に自分もその資格が有る
と周りから言われて複雑な心境になっている。

ホゲはやっぱり好きになれないな。
キハが軽蔑する眼差しで見たシーンは、ざまーみろという
爽快感。
自分は一連の陰謀を何も知らない、正攻法で王の座を奪うとか
言っているが、この状況でそれは無いよなぁ。
民衆もヨン家のこれまでの陰謀を疑わないというのもおかしい。
本当は分かっているが、長い物に巻かれてしまっているのか?

相変わらず絶奴部族の使い方が良い感じ。
王様は彼らを犬死にさせずに、地方に解散させた。
なかなか出来る行動ではないと思うが、やはりヨン家との
勢力の差が有りすぎるのか。

結局即位式を無期延期にしたけれど、事態は収まるのだろうか。

牢獄に幽閉されているスジニたちは何時解放されるのかも
気になる。

ヨン夫人 - キム・ソンギョン
ヨン・ガリョ - パク・サンウォン
ヤン王 - トッコ・ヨンジェ
タムドク - ユ・スンホ (子役) / ペ・ヨンジュン
ヨン・ホゲ - キム・ホヨン (子役) / ユン・テヨン
キハ - パク・ウンビン (子役) / ムン・ソリ
スジニ - シム・ウンギョン (子役) / イ・ジア

カクタン - イ・ダヒ 近衛隊
コ・ウンチュン - パク・チョンハク 近衛隊
フッケ - チャン・ハンソン チョルロ部族
セドゥル - ミン・ジオ チョルロ部族
火天会長老 - チェ・ミンス
サリャン - パク・ソンミン 火天会
ヒョンミョン - ウ・ヒョン コムル村
パソン - キム・ミギョン 鍛冶屋の女主人

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)