太王四神記

脚本/シン・ジナ
演出/キム・ジョンハク

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第17話 冷たき慈悲

生き延びるためには国を売るのか。
ヨン・ガリョは他の部族長たちを唆し、タムドクが国内城
に入場するのを阻止する事を提案する。
火天会の長老に指示されるがまま、北魏の軍勢をこっそりに
国に潜入させ、タムドクらの軍を後ろからねらい打ちにしよう
というのである。
大逸れたことに部族長たちは考えには賛同せず拒否感を示すが
ヨン・ガリョは強引に意見に従わせる。
しかしそんなヨン・ガリョも火天会長老の思惑によって
思わぬ方向へと向かう。長老はもしもの為に、部族長をその場
に幽閉し人質として捕らえたのである。
一方国内城に向かうタムドクたちは出迎えのものたちが来ない
事に異変を感じていた。国内城の一歩手前で野営し、様子を
見るために偵察隊を送る。すると城の門が閉まっている事に
気がついた。そんな中、大神官の使いの者がやってきて、
天のお告げだとしてタムドクにとんでもない要求をしてきた。

いよいよヨン・ガリョの後ろにいた火天会が表舞台に
立ち始めた。

タムドクは一人で天地神堂へと赴き、キハに面会しに行く。
天のお告げという名目で自らの欲を見たそうとしている彼女に
失望し、彼女への思いが完全になくなった事を告げる。
キハの可哀想なところは、自ら命を絶とうにもそれが出来ない
現実だろうか。タムドクに自分では止められないから、私を
殺せというシーンがあった。キハ自身も自分が何をしている
のか分からなくなっているのでは無かろうか。

自分の欲のためにタムドクを殺そうとしているのは、ヨン・
ガリョも一緒。こんなに酷い仕打ちをしているのに、何の
お咎めもないというのはちょっと不自然ではないか。

国内城で武装している火天会の組織と対戦する事になるが、
刺客という割りに大したものがない。
でも長老だけはやっぱり力があったね。

しかし青龍の守り主の槍によって長老の胸を突き抜けていた
けど、こんなに簡単に亡くなるわけがないからね。今後は
どんな形で関わってくるのだろうか。

そういえばタムドクが部族長の息子たちを殺害した件に関して
は誤解が解ける場面があった。この調子でキハも誤解を解けば
良いのに。流石韓国ドラマです。肝心なところは聞かない(^o^;

北の契丹にいるホゲたちは、完全に影が薄い。
忘れかけていた所で最後に出てきた。
4万とか5万の兵士を野営させたままで、食料費だって馬鹿に
ならないだろうに一体何をしているんだか。

ヨン夫人 - キム・ソンギョン
ヨン・ガリョ - パク・サンウォン
ヤン王 - トッコ・ヨンジェ
タムドク - ユ・スンホ (子役) / ペ・ヨンジュン
ヨン・ホゲ - キム・ホヨン (子役) / ユン・テヨン
キハ - パク・ウンビン (子役) / ムン・ソリ
スジニ - シム・ウンギョン (子役) / イ・ジア

コ・ウンチュン - パク・チョンハク 近衛隊
フッケ - チャン・ハンソン チョルロ部族
火天会長老 - チェ・ミンス
サリャン - パク・ソンミン 火天会
ヒョンミョン - ウ・ヒョン コムル村
パソン - キム・ミギョン 鍛冶屋の女主人
チョロ - イ・フィリップ 青龍の神器の守り主
タルビ - シン・ウンジョン 兵たん隊長

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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