太王四神記

脚本/シン・ジナ
演出/キム・ジョンハク

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/taioshijinki/

第20話 それぞれの思惑

ホゲは神器を手に入れ野営地に戻ると、タムドクら国内城の
軍勢は彼らを今すぐ戻らねば謀反軍と見なすという命令を
受けていた事を知る。大将軍をチュシンの王だと信じたから
こそ今まで不満を言わなかったとホゲに仕える将軍らは
口々に告げる。ホゲはタムドクから密命を受けた密使を殺害
している事からも王命を無視した行動に捉えられていた。
一方チュムチはようやくパソンとタルビを見つけるが、
ホゲに捕まってしまう。ホゲはチュムチから国内城の状況を
聞き、潜入した真の目的を聞く。チュムチらをタムドクらの
元に戻すと言うが、ホゲは陰で彼らを殺せと言う。
一方契丹の地に入ったタムドクたちは、ホゲがこの地で行った
大虐殺の跡を見る。このままこの地に留まれば自分たちが
契丹族を虐殺したと見られ襲撃を喰らうとしてフッケを初めと
する忠臣たちにすぐに出発することを薦められるが、タムドク
は虐殺によって亡くなった人たちを丁重に遺体を回収して
弔う事を告げる。

契丹に着いたタムドクらに絶体絶命の状況が訪れる。
何と言っても4万の軍勢の有るホゲらに睨まれ、その上この
土地の民族からも大虐殺を起こした犯人として目を付けられ
てしまうのだから。
いつも後手に回るタムドクは、こういう場面に遭遇すること
が多いね。部族長の長男が殺された件でもそうだったし。

ただ彼の真摯な行動がキドゥハリ、カラキタイ、チュルドゥス、
クルブスタンの部族たちの心を掴みそうな気配だけどね。

タムドクが留守になる国内城の政治の舵取りを任せるのは、
なんとヨン・ガリョ。ガリョはホゲかタムドクかという選択
を迫られたときには息子を取ると言っているにもかかわらず
タムドクは何の処分も与えずに、ガリョを信用する。
確かにこの人からの信用を得られること出来れば、ある意味
ではチュシンの本当の王になった気はするけどね。

キハはサリャンを味方に付けて、火天会と敵対する感じ。
火天会の長老は百済のアシン王を味方に付けて、これまで
タムドクらに奪われた土地と城を取り戻そうとしている。

キハはガリョの元を訪れていたが、タムドクの元に行けば
良いのにね。信用を得られない彼の元に行くのは流石に
気が引けるか。

チョロはようやくスジニの元にたどり着いた。
でもあそこにスジニが居るって事を何で分かったのだろうね。
今後この二人がどう物語に関わってくるのか。

ヨン夫人 - キム・ソンギョン
ヨン・ガリョ - パク・サンウォン
ヤン王 - トッコ・ヨンジェ
タムドク - ユ・スンホ (子役) / ペ・ヨンジュン
ヨン・ホゲ - キム・ホヨン (子役) / ユン・テヨン
キハ - パク・ウンビン (子役) / ムン・ソリ
スジニ - シム・ウンギョン (子役) / イ・ジア

コ・ウンチュン - パク・チョンハク 近衛隊
フッケ - チャン・ハンソン チョルロ部族
火天会長老 - チェ・ミンス
サリャン - パク・ソンミン 火天会
ヒョンミョン - ウ・ヒョン コムル村
パソン - キム・ミギョン 鍛冶屋の女主人
チョロ - イ・フィリップ 青龍の神器の守り主
タルビ - シン・ウンジョン 兵たん隊長

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system