太王四神記

脚本/シン・ジナ
演出/キム・ジョンハク

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/taioshijinki/

第21話 崩れゆく大軍

国内城の政権を任されたヨン・ガリョは、部下達に自分の
知っている全てを伝える。そしてタムドクに手紙を残して
自ら命を絶つ。彼はタムドクの事を天が認めるチュシンの王
である事を認めるものの、父親としては最後までホゲの事を
応援する態度を見せる。それはタムドクが手に入れた神器
の2つを盗みホゲに手渡すこと。神器さえ無くなれば、
同条件の元で王の座を競うことが出来ると信じたからだ。
一方タムドクは契丹族との対談に挑む。
契丹族が出した条件を飲み、7人の同伴人と指定された場所
に向かう。そこでタムドクは自分の用意していた計画を
語り、虐殺したホゲの軍は反乱軍である事を告げる。そして
契丹全体の首長アッティラの前で、高句麗と兄弟の関係を結び
和平の為の道の模索を提案する。

4万のホゲの軍勢と5000人のタムドクの軍勢。
その差をどう埋めて戦いに挑むのかが今回のドラマのポイント
であり興味の示すところ。

常識的に考えれば契丹族と関係を結び、その兵力を借りて
ホゲ軍と対峙するものだと思うが、タムドクはそれを拒否
する。

彼は策士らしく、4万のホゲ軍の中で投降する様兵士たちを
誘導し、上手く相手の軍勢の中での内乱を起こさせようとした。

人数が多いことは確かに力だが、結果的にそれだけの人員
を賄うための水や食料が必要だ。
無駄に野営をさせているうちに、自然と兵糧攻めのような
作戦を形成していたところなど、とても上手い作戦だと
思う。

しかし腹が立つのはホゲだね。もう本当にこの顔見るのは
うんざりだ。更に騎兵隊も一度もタムドク側に付くことが
なかったね。この人達何のために存在しているのだか。

キハの出産が間近。
ホゲに父親になってくれというが、その願いも流石に酷では
無いか。

スジニとチョロ。
チョロはタムドクの元に戻りそうだね。
スジニはどうするつもりなのだろうか。
取りあえずお姉さんの出産に立ち会うようだ。
火天会長老も鉢合わせてして大変な事になりそうだね。

ヨン夫人 - キム・ソンギョン
ヨン・ガリョ - パク・サンウォン
ヤン王 - トッコ・ヨンジェ
タムドク - ユ・スンホ (子役) / ペ・ヨンジュン
ヨン・ホゲ - キム・ホヨン (子役) / ユン・テヨン
キハ - パク・ウンビン (子役) / ムン・ソリ
スジニ - シム・ウンギョン (子役) / イ・ジア

コ・ウンチュン - パク・チョンハク 近衛隊
フッケ - チャン・ハンソン チョルロ部族
火天会長老 - チェ・ミンス
サリャン - パク・ソンミン 火天会
ヒョンミョン - ウ・ヒョン コムル村
パソン - キム・ミギョン 鍛冶屋の女主人
チョロ - イ・フィリップ 青龍の神器の守り主
タルビ - シン・ウンジョン 兵たん隊長

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system