太王四神記

脚本/シン・ジナ
演出/キム・ジョンハク

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/taioshijinki/

第22話 最後の守り主

タムドクは突然体調を崩し倒れる。
そうする間にも数千の投降兵がやってきているので、彼らを
後方支援に回して、ホゲらの状況を聞くよう指示。
そこでホゲら内部で叛乱が起こったことを知らされる。
一方キハは出産間近だった。臭いを嗅ぎつけてきた火天会の
長老は、サリャンを見かけると生まれた子供が男子ならば
心臓を持ってこいと指示。
無事出産。立ち会っていたスジニから男子であることを聞か
されたサリャン。その子を連れて逃げて欲しい事を告げる。
そして自らは近所の男子の心臓をえぐり取り、火天会長老の
元に届ける。
気を失っていたキハは目をさますと子供が居ないことに気が
つき、火天会長老の元へ行くと、その場の状況から既に殺さ
れている事を悟る。子供を殺された恨みを晴らすために剣を
突き刺すと、長老はサリャンを縦にして攻撃を交わした。

いよいよタムドクとホゲの間で決着が付くかと思って楽しみ
にしていたのだが、なんですかこの展開わ(+_+
もの凄い肩透かしにあった気分。

タムドクの優しさなんだか慈悲の心のせいで、犠牲者続出。
さも自分は人を殺しませんという態度が余計被害者を生んだ。
チュムチが守り主でなければ死んでいた事を思うと、彼の
優柔不断な行動は本当に王様なのかと疑いたくもなる。
これまではそれでも上手く行っていたけど、決断すべき時は
決断しないとね。
あれだけホゲは悪魔のような行動していたんだから、ここは
生かさず殺すべきでしょう。

ここにきてホゲは本音で語りかける。
私は王になりたいのではなく、お前に復讐したかったのだと
いう。えーーーーーー、そうだったのか。十分王様になりたい
オーラと行動に見えたけど、私にはやっかみにしか思えない。

しかしNHKの公式ホームページは、フライングしすぎで、
既に5話くらいの段階でチュムチが守り主である事は人物相関図
によって知らされていたので、驚きもなかったのが残念。

さてホゲはチョロの槍によって殺されたかと思えば、いつの間
にか敵の間を逃げ延び、超人的回復力で君臨。それどころか
キハさえ、出産した次の瞬間アクティブに行動している訳だが
ケンチャナヨってところでしょうか。

契丹族は殆ど犬死に状態。
あれ程熱く信じてくれって感じの展開になったのに、あっさり
裏切ってしまうのだから凄い。例え相手が斬りかかってきた
事とはいえ、相手の意向は無視して自分の事を優先するタムドク
も十分悪魔かも。相手は民族の半分近くを虐殺されているの
ですよ。
しかもその後の契丹族は完全無視。今後この民族が出てくる
事って有るのか。

ヨン夫人 - キム・ソンギョン
ヨン・ガリョ - パク・サンウォン
ヤン王 - トッコ・ヨンジェ
タムドク - ユ・スンホ (子役) / ペ・ヨンジュン
ヨン・ホゲ - キム・ホヨン (子役) / ユン・テヨン
キハ - パク・ウンビン (子役) / ムン・ソリ
スジニ - シム・ウンギョン (子役) / イ・ジア

コ・ウンチュン - パク・チョンハク 近衛隊
フッケ - チャン・ハンソン チョルロ部族
火天会長老 - チェ・ミンス
サリャン - パク・ソンミン 火天会
ヒョンミョン - ウ・ヒョン コムル村
パソン - キム・ミギョン 鍛冶屋の女主人
チョロ - イ・フィリップ 青龍の神器の守り主
タルビ - シン・ウンジョン 兵たん隊長

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