太陽の女

脚本/キム・イニョン
演出/ペ・ギョンス
制作総指揮/チョン・ソンヒョ

http://wwwz.fujitv.co.jp/hanryu/taiyo/index.html


第4話 腰の傷跡

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サウォルが働くデパートのVIPルームへと足を運ぶドヨンと
母のジョンヒ。ジョンヒはサウォルを見て何処か見た顔だと
するが思い出せない。予約もなく訪れたためにスタッフが出払
っていると言われ、サウォンの上司のイ・チーム長は1時間も
待てばスタッフが来るという。ジョンヒは帰ると言い出す。
止めるドヨンに対して予約をしてくるのが常識でしょうと叱り
つける。その姿を見てサウォンは驚く。ドヨンは国民が認める
女性なのに、人前で娘をあんな風に言うモノかと。
全く気が利かない子供だとしてジョンヒは車に乗って帰る。

ドヨンはサウォルとヨンジャが働いている洋服店へいく。
冷麺を食べていた二人。デパートでの事は誰にも言わないでと
ドヨン。ドンウは明日来ることを聞くと今の心境を尋ねる。
別れた家族と再会するようなものだというサウォル。ドヨンは
貴方も両親を捜してみればどうかと説得すると、テレビ出演の
勧誘に来たのでしょうとドヨンを疑う。私の知り合いが30年ぶり
に実の母親と再会し人生が180度変わった事を告げる。

ドヨンは自宅に帰りジョンヒに謝罪する。
するとジョンヒは彼女に結婚を延期してくれと言う。ジヨンと
別れて20年が経つがそろそろ再会できる事が分かるという。
ドヨンが結婚すると聞いて同じような適齢期のジヨンの事を
思い出してもより一層哀しみが深まったという。ジヨンの為
ならば地獄の果てまで追い掛けるし、連れ去った奴を殺すこと
も厭わない事を告げる。ジヨンがもし今すぐでなく10年後に
見つかったらどうするのか?と問うと10年間待ちなさいとジョ
ンヒ。それを聞いたドヨンに対して、貴方は心の中で笑ってい
るとしてズルイ子だと語る。

翌朝、父のスホはドヨンの目の周りが腫れているのに気がつく。
涙したのか?と問うとスホはまたしてもジュンセが嫌がらせを
したのかと彼女の顔を見る。ジュンセはスホにドヨンは結婚を
延期したがっている事を告げるが、スホは予定通りに結婚しな
さいと説く。

ドンウは韓国の空港に降り立つ。
空港に迎えに行っていたサウォンと友人のヨンジャ。
三人で自己紹介がてら食事をする。サウォンはヨンジャは高校
中退して以来ずっと支えて貰っている親友だと告げる。ドンウ
の事を尋ねるとアメリカに行っていたが、卒業すると同時に
出てきて香港に渡ったという。香港でドヨンと逢ったのは天の
導きである事を語る。
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性格悪の母・ジョンヒ。

ホント顔を見るだけでむかついてくる訳だけど、この人が
常識だとか、気が利かない子だとか、他人に指図出来るような
立場ではない所は明らかで、お前が言うなと各シーンでツッコミ
したくなる。
ただジョンヒという人物有れば、ドヨンという子供も居るって
事でどっちもどっちなキャラクターにただただ人間の醜さを
感じるものである。

いよいよドンウが韓国に上陸。

もの凄く大きいクマの人形を持って韓国にやってきた。
韓国のドラマってクマを使って笑いを誘ったり、可愛いと思わ
せるシーンはかなり多い。
ドンウを見ていると、格闘家・チェ・ホンマンにしか見えない。
韓国人って似た人が多すぎ。
ジュンセもよく見ているとイ・ドンゴンみたいだし。

施設出身は大成出来無い。

韓国には色んな差別が有るけれど、施設出身というだけで、
やはり表沙汰には出来無い事情が存在するらしい。本人が言い
たく無いというのは分かるのだけど、それを隠そうとする上司
の存在とか違和感があるな。しかも店の名を隠してくれと言う
くらいだから、まるで犯罪者でも見るような視線なのかな。

ウンソプが出所。

ドヨンに恨みがあるようだけど、復讐とか嫌がらせとか有るの
だろうか。

サウォルは10年以上好きな人が居る。

まぁジュンセで有ることは明らかで、やっぱり韓国人の恋愛観
は幼いときで時間が止まってしまう。
そこまで一途になれるのは素敵な事かも知れないが、現実的
なのかどうかは良く解らない。
ドヨンとジュンセが結婚すると聞いてどう思うのか。

ジョンヒとセウォルは顔合わせする。

何処かで見たことが有るを連発。
いつ気がつくのかはこのドラマでも興味の一つだけど、
すぐに互いの素性が分からないように仕掛けがしてある所が
憎いね。まぁ4話の段階で全てが発覚してしまったらつまらない
か。

全てのポイントは、腰の火傷跡。

今回はドヨンが一方的にサウォルとの事実関係が発覚する。
当然彼女はサウォルの存在をねじ曲げて、ジョンヒには近づけ
無いようにすることは必死だ。その展開のエグさ加減が韓国ド
ラマの見どころであり、醍醐味である。
単純な事を複雑にしていくところが面白いんだよね。
最後に決定打とも言えるネックレスの存在を目にしたドヨン。

ジュンセとセウォル

セウォルは彼のことを気がついたが、彼は彼女の存在に気が
つかない。気がついたかと思えば、あの時更衣室に来た女性
だよねと言う辺りが憎たらしい。
彼が気がつくまでは自分からは存在を明らかにしないつもりか?


シン・ドヨン …… キム・ジス (アナウンサー)
キム・ジュンセ …… ハン・ジェソク (M&A専門家、ドヨンの彼)
ユン・サウォル …… イ・ハナ (デパート高級ブランド館・孤児)
チャ・ドンウ …… チョン・ギョウン (香港テコンドーの師範)
ホン・ウンソプ …… カン・ジソプ (ドヨンと同じ孤児院出身)
シン・スホ …… カン・インドク (ドヨンを養子に貰った父)
チェ・ジョンヒ …… チョン・エリ (ドヨンの母。美大の彫刻科教
授)
パク・ヨンジャ …… ハ・ジェスク (サウォルの女高時代の同級生)
コ・フン …… アン・ジョンフン (番組プロデューサ)
チャン・シウン …… キム・ヘウン (ドヨンの入社同期)
ユン・イサベル …… キム・ヒョジン (施設院長)

イ・ウンビ …… チャン・ヨンナム (TV局・構成作家)
コ・フン …… アン・ジョンフン (TV局・ドヨン後輩?)
チャン・シウン …… キム・ヘウン (TV局)
サング …… チ・イルジュ (TV局)
イ・チーム長 …… ナ・ヨンソ (サウォルの上司)


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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