太陽の女

脚本/キム・イニョン
演出/ペ・ギョンス
制作総指揮/チョン・ソンヒョ

http://wwwz.fujitv.co.jp/hanryu/taiyo/index.html


第12話 よみがえる記憶

--------------------------------------------------------
サウォルはドヨンの家に行ってからというもの、意識朦朧とし
ていた。彼女はジュンセのオフィスに行くと倒れてしまう。
ソファーで寝かせている所にドヨンまでやってきて、彼女が
ソファーで寝ている姿に驚く。オフィスで寝るなんて非常識だ
とするが体調が悪いので仕方がないとするジュンセ。もうこんな
事は辞めさせてとドヨンは神経質になる。サウォルは目が覚め
ると、ジュンセから白黒の写真を見せて欲しいと頼む。しかし
写真はドヨンが受け取っており既に捨てたことを告げる。
ドヨンは写真をサウォルに見せたことでジュンセを非難する。
ウンソプがやってきて入れ違いになったことを説明する。

サウォルはドヨンの元にやってくると、私はあの家の子供かも
知れないことを彼女に告げる。ドヨンの居なくなった妹は私
みたいだという。何故居なくなった妹のことを知っているのか
疑問に思う彼女。サウォルは先日チェ教授の家に行った際に
入り口の門を見た際に目眩がしたという。

サウォルはドンウにも同様の事を告げる。彼は勝手に思いこんで
しまっただけでは無いかとするが、リアルな感覚であった事を
告げる。あの家の娘だったらどうすれば良いのか?と尋ねる。

ドヨンは突然母・ジョンヒに花束のプレゼントをする。
実の娘ではない私を育ててくれたことに感謝すると共に、簡単
には出来無いことだとして母親に抱きつく。ジョンヒはサウォ
ルとの関係をドヨンに問うと、この前家に来た際に二階に
勝手に上がって部屋を荒らしていたという。ドヨンはかつて
テレビ局の楽屋でネックレスが無くなった事件や高校時代に
修学旅行費が無くなった件を持ち出して、そういう曰くのある
女性である事を告げる。家が貧しいから仕方がないとするが、
母は問題のある子だとして付き合いを考えなさいと告げる。

翌日・父スホは出張の為に出掛ける。
ドヨンとジョンヒは車まで見送りに行く。その姿をサウォルは
遠巻きに見ていた。

サウォルはテレビ局の構成作家・ウンビとランチに誘う。
ウンビはサウォルの生い立ちに興味が有り、更には友達になり
たいと思っていたという。サウォルはドヨンの妹の件について
尋ねるが、仲は良いけどそこまでは知らないという彼女。
ウンビは2004年に新春文芸に受賞して以来この道を歩み始めた
事を告げ、夢は舞台作家だという。すると受賞作は"風の都市"
ではないかとするサウォルは、自分はあの舞台のオーディション
を受け合格はしたが辞退した事を告げる。ウンビは辞退した
人物のことを知っており因縁を感じる。

サウォルはジュンヒの元に行きドヨンについて尋ねると、確かに
居なくなった妹が居る事が明らかになる。しかし何故居なくな
ったのかまでは知らない事を告げる。

ウンソプに対してヒョンジュはこれ以上関わると名誉毀損で
訴えられるので辞めるよう告げる。しかしウンソプは辞めよう
とはしなかった。

サウォルはドヨンにメールしどうしても逢いたい旨を伝える。
サウォルはドヨンに私が居なくなったジヨンである事を告げる。
ドヨンは思い出したありったけの記憶を伝えたり、腰の火傷の
跡の件について説明する。記憶が蘇り始めたことを告げるが、
ドヨンは覚えていないという。私と最後に一緒にいたのは姉の
ドヨンでバスに乗って人の多い場所に連れて行かれた事を告げ
る。どうしてあそこに言ったのかと問われるがドヨンは見に覚え
が無いことを告げる。チェ教授に逢わせて欲しいと告げるが、
つい最近ニセジヨンの件で精神不安になっているために時期を
見て話すことを約束するのだった。
--------------------------------------------------------

いよいよサウォルの記憶が戻る。

なんとかそんな流れを止めようとして必死に阻止するドヨンが
痛々しい話だった。
しかしサウォルの勢いは止められず、止めても止めても彼女は
真実を求めて動き回る姿が印象的だ。

サウォルの事を常習窃盗犯だと訴えるドヨン。

この辺のこじつけ方はとても自然で面白いものだった。
母のジョンヒもこの話を信じてサウォルに辛く当たるわけだし
ね。なかなか信じないジョンヒに説得力のある説明が出来る
のかどうかが今回の肝となった。

ドヨンは泥沼にはまっていく。

全てはウンソプが足を引っ張っているのだけどね。
とても腹が立つ男だけどこの人のお陰でドラマは前進するという
皮肉。きちんとこの人物も不幸になるようなオチをつけて欲しい
と願わざるを得ないけれど、一体どうなることか。

母・ジョンヒは全てのことを知る。

ドヨンが階段を登った時点で絶対にこれは転げ落ちるなと思って
いたら案の定落ちてしまった。これでまた韓国の国民病の記憶
喪失でしょうか?
まぁ都合の良い"病気"で韓国では恥ずかしげもなく乱発させる
ネタだけど、ドラマとしてはこれが面白い素材になってしまう
麻薬みたいな存在だよね。

都合良く父親が出張中での出来事

暫く帰ってこないので、ジョンヒが階段から落ちた件がどう
処理されるのかはドヨンとサウォンに掛かっている。まぁドヨン
に責任は無いんだけどね。またしても記憶が戻る戻らないで
ドラマの旨味を体験させようとしている意図は明らかだね。

ドヨンとドンウが急接近。

キスしたり手を繋いで、冬ソナの南怡島に有ったような木々の
間を歩いていく。このシーンってイマイチ前後とは繋がりがな
いような感じもするんだがまぁ良いか。

サウォルに演技の才能がある?

これって何なのか?オーディションを受けたとか何とかいって
いたけど、こんな設定が必要なのか?

全ての発端は1988年2月14日のソウル駅。

日付がハッキリと分かっているのならばそれなりにドヨンが
意図的にジヨンを置いてきたというのが分かるかな。ソウル駅
に行くだけの理由が無いものね。


シン・ドヨン …… キム・ジス (アナウンサー)
キム・ジュンセ …… ハン・ジェソク (M&A専門家、ドヨンの彼)
ユン・サウォル …… イ・ハナ (デパート高級ブランド館・孤児)
チャ・ドンウ …… チョン・ギョウン (香港テコンドーの師範)
ホン・ウンソプ …… カン・ジソプ (ドヨンと同じ孤児院出身)
シン・スホ …… カン・インドク (ドヨンを養子に貰った父)
チェ・ジョンヒ …… チョン・エリ (ドヨンの母。美大の彫刻科教
授)
パク・ヨンジャ …… ハ・ジェスク (サウォルの女高時代の同級生)
コ・フン …… アン・ジョンフン (番組プロデューサ)
チャン・シウン …… キム・ヘウン (ドヨンの入社同期)
ユン・イサベル …… キム・ヒョジン (施設院長)

イ・ウンビ …… チャン・ヨンナム (TV局・構成作家)
コ・フン …… アン・ジョンフン (TV局・プロデューサー)
チャン・シウン …… キム・ヘウン (TV局)
サング …… チ・イルジュ (TV局)
イ・チーム長 …… ナ・ヨンソ (サウォルの上司)
チョ・ヒョンジュ …… イ・ユジョン (ニセ・ジヨン)
チャン会長 …… ユン・ジュサン (VIPの客)
ミミ …… キム・セイン (チャン会長の彼女)


キム・ジスさん関係のHP
http://www.kimjisoo.com/
http://www.namooactors.com/
http://blog.naver.com/cjk8497
ハン・ジェソクさん関係のHP
http://cafe.naver.com/hanjaeseok
イ・ハナさん関係のHP
http://www.wellmadestarm.com/starm/
http://cafe.daum.net/lhn82


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system