太陽の女

脚本/キム・イニョン
演出/ペ・ギョンス
制作総指揮/チョン・ソンヒョ

http://wwwz.fujitv.co.jp/hanryu/taiyo/index.html


第20話 永遠の愛

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ドヨンは夢の中で産みの親と再会する。
ドヨンと約束していたドンウの元に救命士から電話があり、
ドヨンが重体であることを告げられる。みんながその知らせを
聞いてやってくる。ドンウはこうなったのはオレのせいで止め
られた事を悔やむ。サウォルはこんな真似をして卑怯だと
告げる。現場検証をした警察官からはブレーキ痕が無いことか
ら恐らく自殺であると告げられる。
サウォルはベッドで重体のドヨンの前で、そこまでしても謝り
たくなかったのか?何処まで卑怯なのか・・アンタを許せない
私を憎みなさいと告げる。

自宅ではスホがジョンヒにドヨンに今のウチに逢っておいた
方が良いと告げる。しかしこれは私への当てつけだと言うと、
君にも罪は有るのだとスホは語る。ドヨンだって私には逢いた
くは無いはず。サウォルらが涙する姿を見て、泣く必要など
無いことを告げる。
ジョンヒはドヨンがブローチをくれた時のことを思い出す。
保護者参観の日にブローチを付けてきた母親が余りにも美しく
て、鼻高々であったことを告げ、その時の事を覚えていたから
こそブローチをプレゼントしたこと。しかし母親はいい顔を
全く見せなかったことにドヨンは失望し、一つも良い思い出も
なく家を出るなんて悲しすぎると言われた事を思い出す。

その頃サウォルは留守録のメッセージを聞いて、ウンソプに
襲われた際に、ドヨンは逃げろと警告していた事を知り、彼女
が襲わせたのは自分の誤解であったことを知る。

ドンウはドヨンのベッド前で、電話で待つなと言ったのはこんな
馬鹿なことをするつもりだったのかと心の中で叫び、それでも
オレは待つことを告げる。

ジュンセはジョンヒの元に行き、病院に行ってくれと頼む。
自分はこれまでドヨンの為に何もしてやれなかった事を告げ
ドヨンの看病に行き手を握ってやってくれと告げる。
最後くらい安らかに逝かせてやってくれと告げる。

夢の中でドヨンは母から生きている間にやっておくべき事が
有ることを告げられる。そしてここからは誰も一緒に行って
挙げられないこと。助けてくれる人が居ない道だという。今な
らば引き返すことが出来る事を告げられる。
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ドヨンは自殺するも・・・・

自殺してしまうが、サウォルやジョンヒからは逃げる行為だと
して責められる所はちょっと可愛そうだね。
サウォルだって最初はドヨンの末路は死こそ相応しいくらい
の勢いで復讐していたわけだし、突然責任を相手に転嫁する所
にはちょっと違和感があった。

ウンソプの件は、ドヨンの企みではないことを知る。

疑われても仕方がないことをしてきたとすればそうなんだけど
オオカミ少年であるかのようにその後のドヨンが信用されなく
なるところはまた悲しいものであった。

ドヨンの非情さとサウォルの復讐心

韓国ドラマらしくドヨン自身も被害者の一人で、全人格を否定
することは出来無い事が描かれた。
しかしある意味ではドヨンはあのまま亡くなった方が、サウォル
やジョンヒに訴えかけるものが多かったと思う。最近の韓国ドラ
マは死をエンディングに使うことが少なくなってきたね。

都合の良いストーリー

韓国人の国民病である記憶喪失は、ドヨンには適応されなかった
らしい。あれだけの重傷ならば確実に記憶喪失ものだよね。
凄い勢いで怪我は回復していくし、それ以前に重傷という割りに
怪我は殆ど擦り傷程度。ドラマという関係上仕方がないとはいえ
包帯一つ巻かれて居らず表情が分かるように顔には殆ど医療器具
が付けられていないところが何処か滑稽に写る。

退院後再び自宅に戻る。

このドラマの凄いことは、ドヨンはこんな母親でも最後まで
固執したことだと思う。本当の母親ならばいざ知らず、なんで
こんな母親に最後まで執着したのだろうか。普通ならばドヨン
の方から逢いたくなくなるものではないのか。彼氏が出来ても
実家から通おうとする辺りの展開はやや不自然。

最後は和解

こんな事で悪魔のジョンヒが改心するとは信じられない。
死ぬ死ぬ詐欺のように最後までドヨンはもうダメだと思わせつつ
も最後はドンウと海岸を歩いていたところを見ると、生き延びた
感じだね。

シン・ドヨン …… キム・ジス (アナウンサー)
キム・ジュンセ …… ハン・ジェソク (M&A専門家、ドヨンの彼)
ユン・サウォル …… イ・ハナ (デパート高級ブランド館・孤児)
チャ・ドンウ …… チョン・ギョウン (香港テコンドーの師範)
ホン・ウンソプ …… カン・ジソプ (ドヨンと同じ孤児院出身)
シン・スホ …… カン・インドク (ドヨンを養子に貰った父)
チェ・ジョンヒ …… チョン・エリ (ドヨンの母。美大の彫刻科教授)
パク・ヨンジャ …… ハ・ジェスク (サウォルの女高時代の同級生)
コ・フン …… アン・ジョンフン (番組プロデューサ)
チャン・シウン …… キム・ヘウン (ドヨンの入社同期)
ユン・イサベル …… キム・ヒョジン (施設院長)

イ・ウンビ …… チャン・ヨンナム (TV局・構成作家)
コ・フン …… アン・ジョンフン (TV局・プロデューサー)
チャン・シウン …… キム・ヘウン (TV局)
サング …… チ・イルジュ (TV局)
イ・チーム長 …… ナ・ヨンソ (サウォルの上司)
チョ・ヒョンジュ …… イ・ユジョン (ニセ・ジヨン)
チャン会長 …… ユン・ジュサン (VIPの客)
ミミ …… キム・セイン (チャン会長の彼女)


キム・ジスさん関係のHP
http://www.kimjisoo.com/
http://www.namooactors.com/
http://blog.naver.com/cjk8497
ハン・ジェソクさん関係のHP
http://cafe.naver.com/hanjaeseok
イ・ハナさん関係のHP
http://www.wellmadestarm.com/starm/
http://cafe.daum.net/lhn82


評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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