雪の女王 The Snow Queen
(韓国、KBS 2006年)

監督:イ・ヒョンミン
脚本:キム・ウニ/ユン・ウンギョン

http://www.tv-tokyo.co.jp/snow-queen/
http://www.tbs.co.jp/hanryu-select/snowqueen/



第13話 運命の約束
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ドックは大学のバスケットコートに居るとボラが偶然やってくる。

一方父・ジャンスはゴヌを呼び出すと、ドックとテウンの関係
を知っていたんだなと問うと共に、ボラとの関係はどうなって
いるのか尋ねる。ゴヌは二人は愛し合っていることを告げる。

ボラはドックに対して、ここで会うとは思わなかった事を告げ
だけど会いたかった事を語る。パパを思うと会うことは行けな
い事は分かっているのに嬉しい気持ちを抑えられないという。
喜んでいる自分が嫌だと語る。
ドックは、もうお前のことは忘れるとし、今日のように待った
りせず諦めるという。お前との約束が忘れるとは寂しいが、
頑張って守ってみせると語る。だから自分のことを嫌うなと。

ボラは帰宅すると、父親から何処に行っていたのか?と問われる。
一人で風に当たっていただけだとするが、テウンと会いに行って
いたのだろう?と問い、テウンを連れてこいという。それを拒否
すると、テウンがハン君だからか?と問い、あの涙はそういう
事かと吐き捨てる。ボラは自分が悪かったとし、騙すようなマネ
をした事を謝罪と共にどうしても言えなかったと語る。テウン
はお前がジョンギュの妹だという事を知っていたのか?と問われ
ると、私の方が先に好きになったのだとし、今回のことは
無かったことにして欲しいと語る。もう会わないとするが、
ジャンスは好き合っているとなれば話は別だとし、幾ら約束を
しようとも信じられないという。今度は家から一歩も出さない
と告げる。

チュンシクの元にいくドック。彼はドックに対して大学生の前で
講義して格好良かったなと皮肉を告げ、チュンシクはスンリに
彼は俺たちを騙していたのだと告げる。ドックは数学五輪で一位
になった天才だと告げると、今まで馬鹿な俺に合わせてくれた
のだろうと告げ、お前とは絶交だと語る。友達と思っていた俺
がバカだったと。ドックは決して騙すつもりはなく、話して楽に
なりたかった事を訴えるが、自分は天才だろうがなんだろうが
関係なく、友達に本当の名前さえ教えてくれない事が、本当に
友達なのか?と告げる。

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ドックはボラの現在の気持ちを知って別れを告げる。

なんだか展開を見ていると、別れるつもりもないのに、
"別れる別れる"詐欺状態になっている。
またネガティブキャンペーンなのか?というくらい、自虐ネタ
発動。そして別れることが最上の策だと思っている事に、
ちょっと首をかしげたくなる展開。

ジャンスはドックがテウンだと知る

ボラがそんなテウンに対して好意を寄せていることを知ると、
なんと家から一歩も出さないとする暴挙に出る。
このお父さんもなんか凄いな。
ただこれまでの分からず屋的典型韓国の父親像とは違い、
かなり理解のある人だとは思う。

それにしても完全に責任をドックに向けているけど、自分の
事を忘れてしまったのでしょうか?

チュンシクは憤怒!

前回の感想の中にも書いたけど、まさか別の所で爆弾が爆発
するとは思わなかった。

馬鹿な俺に合わせてくれたんだろうって、かなり劣等感が酷い
な。天才だろうと何だろうと関係なく、事実を言ってくれなか
った事を怒っていると主張するけど、展開を見ていると、やっ
ぱりドックで天才である事を嫉妬しているようにしか見えない。

ジャンスはドックにアメリカに行ってくれと頼む。

なんという身勝手な話何だか。
でも死ぬまで生活費を見てくれるというのは、かなり美味しい
話か。
嫌ならば自分の方が行け!と言えないところが辛い。

ボラは父に真実を告げる。

兄の死はドックのせいではなく、兄の心が弱かったせいだとし、
現実に耐えられなくなった兄が自分で死を選んだことを訴える。
劣等感に押しつぶされたのだとするが、父にしてみれば聞きたく
無い事実だろうね。

スンリはドックとボラを教会で引き合わせる

冒頭で家から一歩も出さないとして見張り番を付けているのに、
一度ボラがゴヌと出て以来、そんな縛りを忘れてしまったかの
様に、簡単に家から出ることができるようになってしまったな。
女の友達から電話がかかってきたので、門番達も許してくれた
のだろうか?こういう設定が相変わらずいい加減な感じがする。

教会で会った二人。ボラからのプレゼントとしてキスされる。

テウンの論文が学会誌に掲載される

名前をドックではなくテウンとした事で、彼の中の前向きな
姿勢が伺えるね。

012 220 0284

ボラのポケベルの番号。果たして吹き込んだメッセージは
彼女に伝わるのか!?

ハン・テウン …… ヒョンビン (韓国科学高校に通う学生)
ハン・ドック …… ヒョンビン (ボクシングジムに居候)

キム・ボラ …… ソン・ユリ (会長令嬢。重症筋無力症)
ソ・ゴヌ …… イム・ジュファン (病院の医師。)
イ・スンリ …… ユ・イニョン (ボクシングジムの館長の娘。)

キム・ジャンス …… チョン・ホジン (テウォングループの会長)
ハム・ジョンギュ …… イ・ソンホ (テウンの同級生)
イ・ドンスル …… キム・ウンス (ボクシングジムの館長。)
チェ・チュンシク …… キム・テヒョン (デパート勤務。)
パク・ヨンオク …… コ・ドゥシム (テウンの母)
ホン・ジヘ …… イ・ソユン (テウンの同級生)
パク・ドンピル …… イ・チョルミン (ジムの先輩)
チョン・ウンボク …… リュ・ジェスン (ジムのボクサー)
イ・クムス …… キム・ジョングン (ジムのボクサー)

ボラの母 …… オ・ミヒ
コ・スンジャ …… チャン・ジョンヒ (家政婦)
パク・ドンナム …… チョン・ジアン (家政婦の娘)
オ室長 …… チェ・ドクムン (ジャンスの秘書)
チャン医師 …… パク・チニョン (ボラの主治医)


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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