雪の女王 The Snow Queen
(韓国、KBS 2006年)

監督:イ・ヒョンミン
脚本:キム・ウニ/ユン・ウンギョン

http://www.tv-tokyo.co.jp/snow-queen/
http://www.tbs.co.jp/hanryu-select/snowqueen/



第14話 幸福の選択
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ダメもとでドックはボラが出国しようとする中で、彼女のポケ
ベルにメッセージを残し、8年前に約束した遊園地で一人暗く
なるまで待つ。
閉園まで誰も来なかったが、帰宅しようとする時、突然ボラに
呼び止められ、遅刻したからといって帰るつもりか?と問われる。
ドックは今、その手を握ったら離せなくなる事を告げ、今よりも
苦しむことになるけれど、それでも俺の手を取るか?と問う。

ボラは一度自宅に帰宅するも、ジャンスによって追い出された
としてドックの居るボクシングジムにやってくる。
ドックはジャンスの元に行くと、反対される気持ちは分かる事
を告げ、それでも尚仲を認めて欲しい事を訴える。ジャンスは
君と別れるならばボラの事は許すという。ジャンスは、ボラが
言っていたように、多分ドックに息子の件で責任の非は無い
が、俺自身が嫌だと告げる。ドックはジョンギュの分まで努力
すると告げるが、ボラとは縁を切るとし、娘ではないので後は
好きにしろという。ドックは認めてくれるまではここに来る事
を告げる。

ドックはボラに当分はスンリの家に居ろと告げる。
スンリはそれを受けて、ボラをしっかり教育しておくねと語る。

スンリとボラは布団の中で語り合う。
ボラの父さんは怖い人だというスンリ。怒るのは分かるけど、
追い出すなんてと告げる。カードも金も置いてきたのでこれから
大変ではないか?という。ボラはアルバイトするというが、お嬢
様育ちにバイトが何なのか分かるか?と告げる。その気になれば
何でも出来るというと、スンリに対して感謝を示す。

ドックはチュンシクの元に行く。
チュンシクはドックに謝ろうとしていた。ドックは彼を見ると
ごめんなと謝罪するが、謝ることは無いという。ドックはこれ
からはテウンに戻ってボラと付き合うことを告げ、それがどんな
に怖くても辛くてもと決意を見せる。チュンシクは、テウンに
対して親友のドックほどではないが、テウンも良い奴だなと
告げる。

テウンは母の元に戻ると、これからボラと付き合おうと思う
事を告げる。どうしても諦められない事を告げると、母は家に
連れておいでと語る。
ボラを母の元に連れて行くと、母は二人のために食事を用意
する。母はボラが食事をする中、ずっと顔を眺めていた。
そんなに見つめたらボラも食べづらいだろうと告げるテウン。
テウンが席を外す中、母はボラに、テウンのせいで辛い思いを
させる事を謝罪する。しかしこうなったからには許される
まで耐えて欲しいと頼む。
ボラは帰る際に、テウンに対して母さんが味方だと思うと嬉しい
し心強い事を告げる。

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8年越しの約束

遊園地で会う約束をようやく果たせた。
ただボラも閉園の時間まで何処にいたのだろうか?
まぁすぐに遊園地にまで会いに行ったら絵にならないけどね。

テウンとボラの決意

ついに二人は一緒にいる事を決意する。
誰がどう見ても最初からこの選択をしていれば、回りくどい
展開にもならなかった訳で、完全にテウンの独りよがりの
堂々巡り的展開に終止符が打たれた感じ。

チュンシクとテウンが仲直り

館長からテウンの過去に関する全ての事実を聞かされた事で
チュンシクも納得したらしい。最初からドックも話をしていれば
面倒なことにはならないのに、一切言い訳をしないぜっ!みたい
な展開が、韓国ドラマの中には少なからず存在する。
まぁそのお陰でドラマにはなるんだけどね。

ボラの体調が悪くなり始める

待ってましたとばかりに、最後に残されていた不治の病に対する
スイッチが入り、悲哀モードに突入。
冒頭から病気だという設定が存在する以上、こうなる事は目に
見えていたけど、そんな分かり切った展開で有っても、上手く
まとめてしまう所は韓国ドラマの凄いところだ。

それにしても体調が悪いならばスキー場とか寒いところに行くな
と言いたい。まだ病気だって完全に治っていなかった訳だし、
最近病気の事実を忘れていたかのような感じだったね。

スキー場でデート

冬ソナと一緒。
この脚本家さんには、スキー場に対する何らかの思い出や拘り
が有るんだろうな。自らの体験談なのかな。

もの凄く寒そうな場所でバーベキューしている所が少々信じら
れない感じがしたけど、ボラの体に悪そうだな。

220と284は友愛数だ。

異なる2つの自然数の組で、自分自身を除いた約数の和が、
互いに他方と等しくなるような数をいう。
そんな数字が使われていたボラのポケベルの数字を覚えていた
理由だった。数字にはとことん強いテウン。

母は大田のセヨンおばさんの元へ

この時期になんで突然旅立ってしまうのかという気がするけど
家計はそんなに厳しかったのかな。
でもなんか展開上すぐに戻ってきそうな感じもする。

胸腺腫のボラ

重症筋無力症だったはずが、いつの間にか胸腺腫とは何のことだ
と思ったけど、blogさんの書き込みなどを見ると、免疫異常は
胸腺が関係して居るみたい。
これまで医師達は一体何をしているのだろうか?

ハン・テウン …… ヒョンビン (韓国科学高校に通う学生)
ハン・ドック …… ヒョンビン (ボクシングジムに居候)

キム・ボラ …… ソン・ユリ (会長令嬢。重症筋無力症)
ソ・ゴヌ …… イム・ジュファン (病院の医師。)
イ・スンリ …… ユ・イニョン (ボクシングジムの館長の娘。)

キム・ジャンス …… チョン・ホジン (テウォングループの会長)
ハム・ジョンギュ …… イ・ソンホ (テウンの同級生)
イ・ドンスル …… キム・ウンス (ボクシングジムの館長。)
チェ・チュンシク …… キム・テヒョン (デパート勤務。)
パク・ヨンオク …… コ・ドゥシム (テウンの母)
ホン・ジヘ …… イ・ソユン (テウンの同級生)
パク・ドンピル …… イ・チョルミン (ジムの先輩)
チョン・ウンボク …… リュ・ジェスン (ジムのボクサー)
イ・クムス …… キム・ジョングン (ジムのボクサー)

ボラの母 …… オ・ミヒ
コ・スンジャ …… チャン・ジョンヒ (家政婦)
パク・ドンナム …… チョン・ジアン (家政婦の娘)
オ室長 …… チェ・ドクムン (ジャンスの秘書)
チャン医師 …… パク・チニョン (ボラの主治医)


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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