どんなセキュリティを備えた車でも60秒で盗み出す伝説の男が、一度
は引退したものの、弟の不祥事の尻拭いをする為、再びチームを結成
し大窃盗大会を行う!!


盗む車の台数、困難を極める問題の数々、そしてチームの構成人数。
色んな意味で数が多すぎる(・o・;)
一つ一つが数に押されて"御座成り"な展開に見えてしまうのがちょっと
残念。

兄弟愛や仲間の絆に包まれ大層凄いことをやってのける印象が有るけ
れど、結局主人公は泥棒だし、弟は最後を除けば救いようが無いよう
な感じだし、ラストの展開を見せられると、最初からその戦法を使って
おけば良かったのにと、全否定したくもなる(ﾟ∀ﾟ)

ただ純粋にカーチェイスシーンだけを見れば、都内での計算高い
アクションと撮影技術の結集で手に汗握る展開だった。

この映画、1974年の"バニシング IN 60"のリメイク作品との事ですが
元の作品は未見。

最後に車が宙を飛んでしまうシーンや、警察官だけではなくシマ争いに
地元の窃盗団が絡んでくる展開は、一瞬"ブルースブラザース"のリアル
版っぽい感じに見えた( ´△｀)
ニトロボタンに手を掛けた辺りからコメディですよね(´ω｀=)