コーリング (2002年)
DRAGONFLY

監督/トム・シャドヤック
脚本/デヴィッド・セルツァー、ブランドン・キャンプ
マイク・トンプソン

最愛の妻を災害によって亡くしてしまう。しかしそんな夫の元に
奇妙な現象が起こり始める。

内容としては決して悪くない。
ただありきたりの素材であり展開も平凡という事で、やや印象に
薄い作品となった。

亡くした妻の消息を知らせる為の怪奇現象であるならば、その
奇妙な現象も嬉しいはずであるのに、その辺の演出の中に暖かさ
は感じられず、映像の暗さも相まって、妙な冷たさを感じた。

妻を亡くしたショックにより、気が動転して頭が可笑しくなって
いる場面で、もっと彼自身を周りから孤立させるべきだったかな。

自分の希望していた仕事のためとはいえ妊婦が赤十字の活動に
参加するというのも変な話であるし、また酷い転落事故を経験
しているのにも係らず、流産しなかったというオチもまたやや
不自然といえば不自然か。

ただ下手に記憶喪失ながらも生きていたというようなエンディング
にだけはしなくて良かった。

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

ケヴィン・コスナー (ジョー・ダロウ) 夫。救急救命医師
スザンナ・トンプソン (エミリー・ダロウ) 妻。小児科医。
キャシー・ベイツ (ミリアム・ベルモント) 隣人で弁護士。
ジョー・モートン (ヒュー・キャンベル) 病院の経営者
ロン・リフキン (チャーリー・ディキンソン) 医師
ロバート・ベイリー・Jr. (ジェフリー・リアドン) 瀕死の重症患者。
ジェイコブ・スミス (ベン) 瀕死の重症患者。
ジェイ・トーマス (ハル) ジョーの友人
リサ・ベインズ (フローラ) ジョーの友人
マット・クレイヴン (エリック) ジョーの友人
ケイシー・ビッグス (ニール・ダロウ) ジョーの妹。
レスリー・ホープ (チャリッセ・ダロウ)
ピーター・ハンセン (フィリップ・ダロウ) ジョーの父親
メアリー・ベス・フィッシャー ()
リンダ・ハント (マデリン) シスター。
ジェイコブ・ヴァーガス (ビクトル) ベネズエラの案内役
Deirdre O'Connell (グウィン) 心理カウンセラー

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