大晦日から元旦に日付が変わる時を狙い、ラスベガスの5つのカジノホテル
から現金強奪を企てる11人の元戦友たちの活躍を描いた映画。

正直、時代と共に色褪せてしまった映画の一つ。
刺激的な映画の多い現代に於いて、この手のアクション・トリック抜きの
犯罪映画が通じるとはとても思えず、退屈な感じさえしてくる作品。
ほぼ全編に於いて登場人物の紹介に従事している感じで、物語としての
凹凸の少ないのっぺりした感じがどうしても拭えないΣ(・o・;)

11人の多くの人物を登場させたが、実質的に活躍している人は4人から5人
で、ディーン・マーティンが仕事から降りるような展開になる場面でも、
1人が欠いたら計画が台無しになるという緊迫感は全く感じなかった。

非常に酷評だが、背広で着飾った強盗のプロらしくない集団が、途方もない
計画を企てて、幼稚な仕掛けの中をかいくぐって目的を達成する感じばかり
残った。

当時のエンタテイナー界の豪華キャストを見るには楽しいかも知れない。
シャーリー・マクレーンを含めてゲスト出演も多いようだ(；・∀・)
(昨日放送のTV版ではカットされていた感じ。居なかったような....(+_+)


フランク・シナトラ.......主人公。妻と別居中。復縁したい。
ディーン・マーティン.....ハワイからやってくる。シナトラ夫人に好意。
ピーター・ローフォード...金持ちの息子。シナトラと仲良し。
アンジー・ディキンソン...シナトラの夫人。極平凡な家庭を求めている。
サミー・デイヴィス・Ｊｒ.ゴミ収集業。運転主役。
リチャード・コンテ.......妻子持ち。しかし離婚。重病で余命少なし。
リチャード・ベネディクト.髭でハゲの人。
シャーリー・マクレーン...酔っぱらった娘。
パトリス・ワイモア.......シナトラの遊び相手。
ジョーイ・ビショップ.....タミロフ
ノーマン・フェル.........11人の内の一人
エイキム・タミロフ.......ボスらしくないボス。
ヘンリー・シルヴァ.......11人の内の一人
イルカ・チェイス.........
バディ・レスター.........妻が居る11人の内の一人
ジーン・ウィルス.........コンテの妻。
Cesar Romero.............ディキンソンの恋人。金を強請ってくる。
Robert Foulk.............Romeroに協力する保安官。