ワイルド・シングス(1998年)

出演/ケヴィン・ベーコン、マット・ディロン、ネーヴ・キャンベル
テレサ・ラッセル、デニースリチャード

視聴者に対して始めに既成概念を植え付けて、視点の先を誘導して
いく。そして機が熟したと同時に溜めていたダムを放流するかの如く、
一気に全てを洗い流す、そんな感じの映画だった(゚□゚)

人間の頭脳を働かせた倫理的且つ論理的な面が勝るのか、それとも
見たものをそのまま受け止める感覚的な面が勝つのか。
これら二つの対局した感覚の綱引きは、軍配の上がった方向によって
つまらなくも有り、面白くも感じる(´▽`)

人を殺し過ぎる展開ではあるものの、不思議なことにあまりグロさ
を感じなかった。七転八倒して感情移入無きままに進行する無味無臭の
映画だからだろうか?(@_@;

先の展開を誤魔化すためとはいえ、女性刑事が先生と"落ちそう"に
なるところがちょっと寒かった( ̄□ ̄;)

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