スリーメン&リトルレディ Three Men and a Little Lady 1990年 アメリカ 監督 エミール・アルドリーノ 製作総指揮 ジャン・フランソワ・ルプティ 製作 テッド・フィールド、ロバート・W・コート 脚本 チャーリー・ピーターズ 出演 トム・セレック、スティーブ・グッデンバーグ、テッド・ダンソン、ナンシー・トレヴィス |
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3人の仲良しの同居人が住む家の玄関に、ある日突然一人の赤ちゃんが居た。それはフとした過ちが
元で出来た、この家に住む男の一人・ジャックとシルビアの子供・メアリーだった。それから暫くして
赤ちゃんが居る生活に慣れた頃、母親であるシルビアがやってくる。彼女はお金のない女優のため
一人で子供は育てられないとして赤ちゃんを置き去りにした事を話し、何故か自らもこの家に居候する
事になった。
5年後。メアリーも来年には6歳になる頃である。この家の同居人であるピーター(建築家)とジャック
(俳優)、マイケル(漫画家)、シルビア(女優)、メアリーが朝食の席で顔を合わす。この家には、生物学上の
父親と母親が一人、そして教育学上の父親が2人居るという不思議な家庭だった。
そんなところに、”くそったれ”・・・子供のメアリーが発した言葉に驚き、皆の目が丸くなる。それは
教育学上の父親が発した言葉の影響を受けた言葉だった。 今日はメアリーを私立の学校に入学させる
ための父兄面接日である。当然この3人の父親がその面接に行こうとしていた。
面接では、ドラキュラ伯爵の格好をした俳優のジャックが、その扮装のまま遅れてやってきた。事情を
察していながらも面接官の顔も流石に驚きの顔を見せていた。そして無事入学が決定する。
シルビアは現在公演中の「聖ジョーン」の主演をしていた。それは現在の恋人であるエドワードが演出
した舞台であった。エドワードは楽屋裏にいるシルビアの元を訪れると、今度ロンドン公演を行う「真夏の
夜の夢」の演出を任された事を彼女に報告し、その主演にはもちろん彼女であるシルビアに頼むのだった。
そしてその言葉の意とすることの中には結婚のプロポーズも含まれていた。一緒にロンドンの家で住む
事をもちかけられる。返答に困るシルビアは、メアリーを盾にその返事を濁らせた。
翌日には、シルビアの母がやってくる。空港には、いつもメアリーの世話を積極的にかって出てくれる
ピーターも一緒だった。挨拶を済ませ荷物を持って、大勢いる自宅へ。そして、同居人らと顔を合わせると
彼女の母親は素っ気なく今夜泊まるホテルへと向かっていった。
更に翌日、俳優でもあるジャックとセリフ合わせの練習をしようとするシルビア。しかし、ジッャクは約束を
忘れて家には居なかった。そこでピーターは彼の代役を買ってでる。そこには、ラブシーンの場面もあり
突然のシルビアのキスに違和感を憶えるピーターだった。これ以上冷静には演じられないとみたピーター
は、自らその代役から下りてしまうのだった。
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父親が3人も居る不思議で楽しい一家の物語。
「スリーメン&ベイビー」(’87 Three Men&And A Baby)(「赤ちゃんに乾杯!」のリメイク作品)の続編。
あの時の子供が成長し、ベイビーからリトルレディに。
今度は一体どんな騒動に巻き込まれるのか!?
ほのぼのした笑いを求めるならこの映画では無いでしょうか!?
こんなほのぼの一家が活躍する映画は今までにも多数あるのですが、この映画は手堅く楽しめます。
周りの大人に影響を受け、口調や態度が彼らと似てきたり、突拍子も無いことを突然話しだしたり
するなど、とても面白いです。しかし、この続編を作るとしたらもう少しリトルレディのメアリーを
子供とは思えぬ行動を取らせて欲しいですね。この映画では、リトルレディは基本的にわき役で
3人の同居人の中でも、特にピーターとシルビアの話しなので、少し物足りなさを感じました。
評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0) |
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