キミ犯人じゃないよね?

脚本/林誠人(1)(2)(4)(5)、荒井修子(3)、加藤淳也(6)
小川みづき(7)

http://www.tv-asahi.co.jp/kimihan/

第7話 危険な三姉妹のおいしすぎる事件

金欠のさくらはパンの耳をかじりながら空腹を凌ぐ。
そんな時目にはいるのは、閉店セールで9割引のオーガニック
野菜のケーキを販売している店。
50円という破格値であるにもかかわらず値切って40円で
購入するさくら。
一方最近長い髪の毛の女性を狙うザンギリキラーの犯行が
世間を賑わせていた。殺害した後に女性の長い髪の毛を切り
現場で一服タバコを吸う犯人。今月に入り早くも4人の被害者
を出す中、本日5人目の被害者を出す。
被害者の女性はフードプロデューサとして最近名を馳せている
安達美保子。これまで4人の犯行と同じく、髪の毛が切られ
現場にタバコの吸い殻が落ちていた。
それと同時に宇田川教生が何者かに誘拐される。
被害現場の近くに警察手帳が落ちていたことから、事件に
巻き込まれた事を臭わせた。そうしている間に犯人から
身代金1億円の要求の電話が入る。すぐに宇田川家から執事
が派遣され身代金を置いていき、色々と犯人との交渉の際
の要求を突きつけてくるのだった。

あまりの幼稚さで目が眩みそうな話しだった。

最初の20分くらいまで登場人物たちが、ふざけ合いじゃれ合い
内容もないようなコメディコントを永遠と続けられ、
一向に事件とは関係ない所でドラマが回っているかのようにも
見える。

宇田川誘拐の件があまりの幼稚さなので、ザンギリキラー
の件が薄くなってしまったところが残念。
このドラマにリアリティは必要ないと思うのだが、あまりに
飛び抜けた考えの元でドラマが展開していると、流石に
あらゆるものが否定される存在になってしまう。

ザンギリキラーの件が殆ど事件の概要を説明されぬまま
進行してしまう為、さくらが色んな情報を元にして総合的に
事件を解決するという信憑性が無くなり、最後の告白のシーン
がより説明っぽくなってしまった感じだ。

今回のメインは恐らく、宇田川に対してさくらが"あなた犯人
じゃないよね?"と言ってのける所なのかもしれない。

森田さくら - 貫地谷しほり
宇田川教生 - 要潤
柴田太郎 - 金剛地武志
前田銀二 - 池田努
中川明美 - 小川奈那
森田かえで - 小島藤子
堀江祐二 - 萩野崇
太宰久司 - 渡辺いっけい

guest
安達美保子(舟木幸) フードプロデューサー
野田はるか(矢吹春奈)ケーキショップ・長女
野田しずか(松永京子)ケーキショップ・次女
野田あすか(小松彩夏)ケーキショップ・三女
大川 (小林すすむ) 執事
ザンギリキラー (坂本真)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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