幼獣マメシバ
(2009年)

監督:亀井亨
原案・脚本:永森裕二
製作:永森裕二、間宮俊二、関佳史、松本宏、青柳洋治、波多美由
紀、細井俊介、江副純夫、小川貴史、伊藤明博、曽我勉、岡田修紀
プロデューサー:森角威之
ラインプロデューサー:岩城一平
音楽:野中“まさ”雄一

http://mame-shiba.info/



第8話 人の取り柄は、気付かなければ一生開花しないのだ。
--------------------------------------------------------
二郎は御手洗と近隣住民のトラブルを一応制する。
しかし二郎はそこで母からの次なるメッセージのヒントが無い
事に気がつく。ヒントも無しに夜の道を歩く二郎とイチロウ。
そこに突然自転車の少年が二郎目がけて飛び込んでくる。
少年は御手洗家の隣人の山下知輔だった。少年は襲いかかる
訳ではなく、突然二郎の前で土下座し、本当にゴメンなさい
と謝罪する。しかし二郎は謝罪は私ではなく御手洗さんにして
欲しいと告げる。
二郎は知輔が犬を怖がっている事に気がつく。
二郎はその場から立ち去ろうとするが、知輔はいつまでも
付いてくる。反抗期の少年と腹を割って話すつもりはないと
する二郎に少年はお願いがあるとし、どうすれば犬を好きにな
れるのか?と問う。あなたの母親も昔はあなたが犬嫌いだったと
言っていたとすると、二郎は母と会ったのか?と問う。

二人は二郎に家で話し合う。
母・鞠子とは犬を轢いたときに話し合ったと言う。
犬は獣だとし、毎日隣の家の犬のことが夢に出るようになった
事を告げ、脅かすつもりで犬に近づいたら自転車で轢いてしま
ったと告げる。
犬を轢いた際に鞠子にも理由を聞かれ、犬が怖いことを告げた
ら彼女から黙っていなさいと言われたと言う。しかしそれ以来
余計に犬のことが頭から離れなくなり、両親にも話したことで
両親は銅像を破壊することになり、展開がエスカレートしてい
ったという。

--------------------------------------------------------

母親からの次なるメッセージの手がかりを失い途方に暮れる
二郎の元に、一人の少年が現れる。彼は御手洗家と近隣住民が
争うきっかけを作った少年・山下知輔だった。受験を控えた
彼は、なんとか犬嫌いを克服したいと考えるが・・・

取りあえず二郎の毒舌が冴えを見せていた事で、ドラマはそれ
だけで楽しかった。

二郎はファミレスに行くのが初めてでその辺のシステムを知らず
子供から学び取ろうとする辺りが笑える。
更に外国人の登場と言うことで、対応の仕方に笑える物が有った
けど、外国人=英語が必ず通じると考える日本人の典型的な姿が
そこには有った感じ。

まさか二郎が犬嫌いの子供に付き添ってあげる事になるとは
思わなかったけど、二郎自身もつい最近までは犬の存在を全否定
してケモノだと揶揄していたわけだし、通じる物が有るのかも
知れない。

ただ母親が言っていた以前にも二郎は犬を飼っていたことがある
とする証言は果たして本当なのか否か。

今回クリス役としてfifiが登場したけど、一体何で二郎に対して
怒っているのか分からなかった。鞠子が彼女ら夫婦関係に於いて
何か関係している物があるのか?クリスは離婚を望み、そして
慰謝料を請求して居るみたいだけど、その辺の事情はよく分か
らない。来週の取りあえず展開に期待。

ファミレスの店員役の百瀬実咲ちゃんが可愛いな。

芝二郎 …… 佐藤二朗 (無職の中年ニート)
芝鞠子 …… 藤田弓子 (二郎の母)
芝良男 …… 笹野高史 (二郎の父、故人)
財部陽介 …… 高橋洋 (二郎の親戚、郵便局員。)
芝富子 …… 角替和枝 (二郎の叔母)
芝重男 …… 志賀廣太郎 (二郎の叔父)
芝加代子 …… 渋谷琴乃 (二郎のいとこ。)

市村景虎 …… 高橋直純 (ペットショップ店員。)
御手洗藤子 …… りりィ (犬の銅像のある家、家主。)
山下知輔 …… ささの堅太 (喜助の息子)
氷川さとみ …… 伊藤かな恵 (富士見公園5時の少女)
御手洗クリス …… FIFI (新造の妻、離婚調停中。)
御手洗新造 …… 西本竜樹 (藤子の息子、工場経営者。)
笹波幸四郎 …… 西田幸治 (犬好きの元サラリーマン。)
八島秀吉 …… 山田将之 (二郎の中学時代の同級生)
八島千秋 …… 木夏リオ (秀吉の妻。)

ポロ …… まめてぃ (秀吉夫妻に飼われている犬。チワワ。)
一郎 …… 柴犬 (二郎が飼っている犬)

ファミレスの店員 …… 百瀬実咲

橘麻衣、甲斐大櫻、猫島悠、清水宏和


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system