マメシバ一郎
(2011年10月期・テレ玉・金曜21時枠)

プロデューサー:飯塚達介/森角威之
監督:芦塚慎太郎
製作総指揮:吉田尚剛
企画:永森裕二
脚本:永森裕二/亀井亨
脚本協力:アラケン/港岳彦/ 芦塚慎太郎
音楽:野中"まさ"雄一
オープニング曲 『おてんとさま』歌:高橋 直純
エンディング曲 『スブタにパイナップル』歌:盛岡冷麺

http://mameshibaichiro.net/





第10話 見て見ぬふりをしたら見えないものだと思っていたのだ。
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二郎は一郎の散歩に出かけようとすると、庭に黒い犬"ジェン
トル"がリードに繋がれているのを見つける。二郎が里親捜し
のVTRを作っていることを知った人物が犬をまるで乳母捨て山
の様に捨てていったのではないかと疑う。
仕方なく二郎はエサを買いにペットショップにいくと、店員の
景虎からお腹がかぶれている事を聞かされる。すぐに病院に
連れて行った方が良いと言われ、仕方なく動物病院につれて
いくと、獣医の川崎葉子からはなんでこんな状態になるまで
放っておいたのかと叱られてしまう。飼い主ならば責任を持っ
て面倒を見てくれる様言われる。治療費に6800円かかると言わ
れ二郎は由紀に助けを求める。

翌日、二郎は由紀と陽介と共に、依頼を受けて犬の撮影にいく。
父親が飼っていたという犬"クロスケ"が、家の者に全く懐かな
い為に里親を見つけて欲しいというものだった。

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犬の里親捜しを関わっていくウチに、二郎はある一家に飼われ
ている犬のクロスケと出会う。クロスケは家族・人間を不信
に感じていて一切懐こうとしなかった。その原因は果たして
何なのか。

流石に今の二郎に二匹目のペットを飼うのは難しいだろうと
思うと共に、檻の中で人間を毛嫌いしている犬を通して、
無責任な人間の姿を描くと共に、二郎の苦しい心情を描き出
しているような話だった。

責任に対して見えないフリをしてきた二郎に反省を促す意味
合いも上手く挿入され、ドラマとしては上手くできている。

まさかの穂花さんが獣医役で登場。

そういえば前作の幼獣マメシバでも、最終話辺りのエピ
ソードで凶暴な犬が出てくるシーンが有ったね。

芝二郎 …… 佐藤二朗 (無職の中年ニート)
北条由紀 …… 美波 (動物ボランティア)
一郎 …… 一郎 (マメシバ)
財部陽介 …… 高橋洋 (二郎の親戚 郵便局員)
市村景虎 …… 高橋直純 (ペットショップ店員)

芝富子 …… 角替和枝 (二郎の叔母)
芝重男 …… 志賀廣太郎 (二郎の叔父)
芝鞠子 …… 藤田弓子 (二郎の母)


川崎葉子 …… 穂花 (獣医)
権田清次 …… 岡部尚 (夫)
権田友恵 …… 粕谷由佳里 (妻)


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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