第9話
新スナイパーは女
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林イルマは町中で男性2人にナンパされる。しつこくする男性 たちは無理に引き留めようとするが、彼女はあっさりと投げ飛
ばして制圧する。 一號は活き活きとしてボクシングをしていた。
ゆづるとの関係に置いて一號は何が有ってもゆづるの元に生きて 帰ると宣言したことで彼女もようやく一號の仕事に納得した
形で全幅の信頼を寄せていたのである。棟方と花は二人の間に 何か有ったのではないかと呟く。
蘇我は来週にはNPSの出向期間が解けてSATに戻ることになって
いた。蘇我は中丸に対してNPSに自分を送った理由として、自分の 決意を試す為の行為だろうと告げる。
NPS内でも蘇我の出向が終わることがみんなの前で発表される。 馴染み掛けていたのに惜しいとするが、蘇我はクールにそれを否定
する。しかしNPSとして作戦上の狙撃手はどうするのか。 香椎は新しい狙撃手が来る事を告げ、とても癖のあるヤツだと
するが、女性である事を語る。そこに林イルマがやってきて、 NPSのメンバーに紹介がある。
そんな中、洞道女性人質事件が発生する。 容疑者は松本二郎(32歳)。被害者は小野恵理子(29歳)だった。
連れ去られた場所が難儀な場所で地下道であり、中には通信ケー ブルや電力線などが張り巡らされた場所で。地下は総距離500km
に及ぶ場所だという。元々松本はケーブル会社に勤めていた 関係で地理的には何度も訪れている場所。
犬海戦術と称して、警察犬の鼻を頼みに犯人の居場所を突き詰め ていくという。容疑者と被害者の関係は2年前まで付き合って
いた恋人だという。 任務は慎重に行えとの指示が有り、追跡班と分かれて行動を 取ると語る。
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