ダメージ シーズン3
DAMEGES

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/damages3/


第5話 母の苦悩 It's Not My Birthday

脚本/Adam Stein
監督/Daniel Zelman
--------------------------------------------------------
パティはトムにちょっと遅れるので会議は待っていて欲しいと
電話する。すると何故かパティの前にピートおじさんが現れ、
誕生日おめでとうとして、欲しがっていたとする馬を部屋の
中に連れてくる。馬に近づこうとすると突然エレンが現れ、
"気をつけて、責任は大きい"と告げ、改めて本当に欲しいのか?
と尋ねると、先に足を洗わないとダメだと告げる。パティの
足には血が大量に付着していた。しかしそれは夢の話だった。

マリリンたちはルイスが亡くなった事を受けて葬式のために
墓場に集まる。娘のキャロルは、ルイスの事を寛大でみんなを
平等に扱っていた事を告げ、心が広く人の望みを叶えようとする
人だという。決して悪人ではなく、投資家たちがパパに全ての
罪を擦り付けようとしている事を告げる。

トビンの自宅は家財道具も含めて全てが競売に掛けられる事に
なる。ルイスが突然亡くなった事に対して、死因が心臓発作
とは出来過ぎていないか?と語り合うパティと検事局のケビン、
エレンたち。今後の捜査を進展させるためにはダニエルの証言
は不可欠だとして、パティは検事局と協力しようと告げる。
聴取は検事局が主導してくれれば良いとするが、ケビンはパティ
が隠し事をしているとして疑いの目を向ける。

ジョーはレニーに、父が自殺していた件を知っていたのか尋ねる。
刑務所で死ぬ事など耐えられなかったのだろうと告げる。
ジョーは父が残したという書類の存在をレニーに話す。そこには
金の在処と取り戻す方法が書かれているという。全てを告白
しようとしていたのは、ジョーの嫌疑を晴らすためで、ダニエル
は金のことを一切知らないだろうという。金のことに関しては
スチュアート・ゼデックという人物が知っているという。レニー
は名前を聞いたことがあり、投資家だと思っていた事を告げると
ジョーはその人物に逢いたいことを告げる。

その頃ケビンはライリー判事への面会を求める。パティよりも
先にダニエルと逢うことを告げる。
一方パティはエレンの辞めた穴を埋めるため、トムに新人の
面接をするよう命じていたが、一人だけ役に立ちそうな人物が
居るという。名前はアレックス・ベンジャミン。

5ヶ月後。
ハントリーからトムが死んだことを聞かされるパティ。

トムはアレックスを呼び出し、パティに逢う前には色々と準備
をしなければならないことを告げる。問題は君が自分をどう表現
するかだと告げる。パティは本能的に人の心を読むことが出来る
と告げる。トムは彼女にもしも面接の日に兄妹の結婚式が重なっ
た場合どうするか?と問うと、彼女は迷いもせず面接に行くと
告げる。

パティはゲイツがダニエルと逢う前に自分が逢おうとして
ダニエルの元を訪れる。入り口の所で管財人である事を告げて
面会を取り付けようとするが権利がないとして止められる。
そんな中ゲイツがそこにやってきて単独で逢うことを告げる。
ゲイツはダニエルに逢うと、あくまで狙いはトビン家なので
ダニエルの事は免責にするという。その変わりに事実を話して
欲しいと頼む。猶予は48時間与えるとの事。

--------------------------------------------------------

ジョシュ・レストン再び

シーズン2の3話「ふたりのウソ I Knew Your Pig」で初登場。
4話「ウェストバージニア Hey! Mr. Pibb!」に続いて3度目
の登場になるジョシュ・レストン。エレンの元に協力を求めて
やってきたが、なんとベッドを共にする仲にまで発展して
しまった。

ピートおじさん再び

既に他界しているピートおじさんだけど、過去にパティに尽く
してくれていた人物だ。最後はゴタゴタした関係にはなった
けどね。
そんなおじさんが夢の中で現れ、馬をプレゼントしてくれた。
一体どんな意味があるのか。

ダニエルを抱き込もうとする管財人と検事局

検事局が先に事実を語れば免責を与えるという事を引き合いに
出せば、今度はパティが黙秘権を行使し、自分にこそ真実を
告げて欲しいと語る。パティが上手く抱き込むことになるが、
結果として彼女はなくなってしまう。

スチュアート・ゼデックとは何者?

ルイスと契約していたというゼデック。
今回は面会を求めると、その仲介人の様な人物が現れた。
しかし契約とは違い、ジョーがダニエルの存在を公にして
しまった事を問題視し、この問題が解決しないことには取引
はしないような事を臭わされる。
結果として暴走しているキャロルが、父が自殺したのと同じ
クスリを使ってダニエルを殺害した。
またしてもパティは事件解決への道筋が断たれる。

パティ法律事務所に新人

アレックス・ベンジャミンという、プリストン大、イェール大
を卒業している切れ者の女性がやってきた。
面接では退屈な女性だと言われるも、教授をセクハラで追い出
したという作り話をすることで、パティは気に入った様子。

因みに演じているのはTara Summers
1979年12月19日、イギリス・ロンドン生まれ。
法律ドラマ「ボストン・リーガル」でシーズン後半に出てきた
新人弁護士ケイティ役を演じている。

ルイスの信託財産

ロジャーが調べたところによると、ルイスは全財産を家族と
もう一人の人物に託していることが分かる。使用方法は後見人
に託すとしている事から相手は未成年ではないかという事。
そんな中、ダニエルにはルイスとの間に娘が居ることが判明
する。パティはマリリンと話をする中で聞き出した事。
最後に逢ったのがその人物なのかな。

パティの誕生日

エレンから届いたカップケーキ。
これにはどんな意味があるんだろうね。
ケーキを食べようとする手には血。それだけパティがえげつない
事をしてきた事へのメッセージが込められているのか。


パティ・ヒューズ (Glenn Close) 弁護士
エレン・パーソンズ (Rose Byrne) 検事
トム・シェイズ (Tate Donovan) 弁護士

マリリン・トビン (Lily Tomlin) 母
ルイス・トビン (Len Cariou) 父・詐欺事件の主謀者
レーチェル・トビン (Reiko Aylesworth) ジョーの妻
キャロル・トビン (Ana Reeder) 長女
ケビン・トビン (Seamus Davey-Fitzpatrick) ジョーの息子
ジョー・トビン (Campbell Scott) 長男

コーティス・ゲイツ (Ben Shenkman) 検事局・上司
ニック (Ebon Moss-Bachrach) 検事局・髭
クリス・シャープ (Darren Goldstein) 検事局
ビクター・ハントリー (Tom Noonan) 刑事
ミルトン・トラメル (Glenn Fleshler) 刑事

ロジャー・カストル (Michael Gaston) パティの事務所・メガネ
ジュリアン・デッカー (Keith Carradine) パティに近づく
レオナルド・ウィンストン (Martin Short) ルイスの弁護士
ダニエル・マルケッティ (Madchen Amick) DMMの人
デビー・シェイズ (Jennifer Roszell) トムの妻

--- (Michael Laurence) ホームレス

カール・ブラント (Larry Keith) 医者
ピート (Tom Aldredge) おじさん
ベン・ディフォルコ (Paul Carafotes) ゼデックの仲介人
ジョシュ・レストン (Matthew Davis) 記者
ペリー (Todd A. Kessler) ドアマン
アレックス・ベンジャミン (Tara Summers) 弁護士
--- (Ewa Da Cruz) 売春婦。レニーに膝枕


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system