ケネディ家の人びと The Kennedys http://www9.nhk.or.jp/kaigai/kennedys/index.html

第5話 南部の反乱

脚本／Stephen Kronish、Joel Surnow 監督／Jon Cassar
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1961年ジョージア州・メイコン郡で公民権を求めるデモを起こ
す。ディック・ラッセル議員は、憂慮する事態だとして、デモ
に対して番犬や放水で追い払う。
ジャックはジョンソン副大統領らと共に、ジョージア州議員を
呼び出して、事態の改善を求める。特にボビーは人に対して
犬や放水で追い払うことなど言語道断だとし、国全体の深刻な
問題だという。ジョンソン副大統領は、南部のことは自分に
任せて欲しいという。黒人差別の問題はこれまで根深い物を
見てきたと。法と秩序をもってデモを抑えなければならない事
を告げる。ジャックはボビーに対してもう少し敬意を払って
副大統領に指示を与えてくれるよう頼む。相手は上院院内総務
の人だったと。リンドンを立ててやって欲しいという。

1961年フロリダ州・パームビーチ。
ジョセフは実家に戻り、ローズに対してもう子供達は自分のこと
を必要としていない事を訴える。ローズは貴方がいたから今の
二人が居ることを訴える。
ローズはジャックに電話すると、先日父に対して酷いことを言
ったそうじゃないかと怒りの電話がかかってくる。

一方ジャッキーはジェイコブソンの治療を受け、信じられない
程の公務をこなしていた。その姿にジャックは違和感を覚える。

そんな中ジャックの元に父親が倒れたとの一報が入る。
プレスコット医師によると、重い脳卒中で元には戻らない事を
聞かされる。

1962年ミシシッピー州で、黒人のジェームズ・メレディスが
初の大学生として入学する事で、地元の街では騒動になって
いた。バーネット知事を初め、白人達は絶対に入学は認めない
として、学校の周りに集まっていた。クー・クラックス・クラ
ンも白人達に学校に来るよう呼びかけていた。

ジャックはジャッキーがジェイコブソンから治療を受けている
所を見てしまう。君には彼が必要ないとし、クスリに頼るよう
にはならないで欲しいという。しかしジャッキーは家に居て欲し
いなら使わないが仕事で忙しい事を告げる。
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■ローズは生きていた

前回辺りの感想の中でいつの間にか死んだみたいに書いてしま
ったけど生きていました。いや、ジャッキーのセリフなんかを
聞いていたらとっくに存在が葬られているものとばかり勘違い
していました。

■南部の黒人差別問題

アメリカで南北戦争が有ったのは1861年から65年か。
映画「風と共に去りぬ」なんかで、当時の事を南部の立場から
描いているのを見たけどね。

初めて黒人が大学に進学すると言うことで、白人達の反対派
が相当強固に立ちふさがってきた。
知事も反対派ではあったけど、ここで知事が容認すれば知事
自体も難しい立場に追い込まれるし、容認しなくても国側から
相当手厳しい事をされると言うことで板挟みだった。

■ジャッキーも薬に頼る生活

ただジャッキーはジャックに対しても薬を辞めないかと言って
いたけど、ジャックと彼女では全然使う意味合いが違うよな。
ジャッキーにとってアジソン病は疲れくらいの事にしか感じて
いないのかなと。

■ケネディ家に長女が居た。

ローズマリーという女性。
ただ彼女は知能は未発達で、徐々に修道院でも厄介者として
扱われるようになってしまう。家に居てもすぐに癇癪が始まり、
手には負えない状況になる。
施設に入れることになったり、治療と称してロボトミー手術を
受けることになる。海外ドラマ「コールドケース」のs3の5話
「人形」でも、この手術が事件に関わっていたよね。

■父・ジョセフは脳卒中

今まであれだけ精力的だったのに、車椅子状態のジョセフを
見ると子供達もいたたまれなくなりそうだね。
ジョセフがこんな状態でも妻には厳しく、愛人化している
ミショルのいうことだけは聞くのだから難しいものがある。
「デスパレートな妻たち」のオーソンみたい。
最後に妻が神の名の下に復讐するのだから怖い。
ジャックはジャッキーにこの様にさせられるのではないか?