ギルモア・ガールズ Gilmore Girls (2000年から2007年) 監督：メル・エフロス、ジェンジー・コーハン 製作総指揮/企画：エイミー・シャーマン＝パラディーノ 主題歌：キャロル・キング http://www.lala.tv/programs/gilmore/index.html

第4話 鹿に注意！ The Deer Hunters

脚本／Jed Seidel 監督／Alan Myerson
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名門私立校・チルトン高校に編入することになったローリーは
ローレライと一緒に文具を買いに行く。レポート用紙、蛍光ペ
ン3本、消しゴムなどを買いに行く中で、ローリーは紫色をした
レポート用紙を買うのを嫌がる。マジメな学校に行くのだから、
その色は不味いという娘に対して、母は娘を得意の毒舌でから
かう。もう二度と一緒に買い物には来たくないと感じるローリ
ー。

ローリーはバスで登校する。
大量の荷物を手にして学校へやってくる。
マックス先生からレポートの返却が有り、ゲラーもグラントも
A判定、マデリンはB判定を取る中で、ローリーはD判定を得て
しまう。先生から間違っているところを良く見直してと言われ
る。来週25日の土曜日には、シェークスピアに関するテストを
行うと言われ、このテストの結果が全成績の20%に当たるものだ
といわれる。ローリーは生まれて初めて取るD判定にショック
を受ける。そんなキズに塩を塗るようにして、ゲラーはからかい
そして、トリスティンからは相変わらず"マリア"と名付けられ
週末のデートに誘われるが、ローリーは嫌悪感をあらわにする。

インディペンデンスインでは、ドレラとミシェルが口げんかする
のをローレライが止める中、ホテルの料理の評価が雑誌に掲載
されているのを知り急いで厨房にいるスーキーに知らせに行く。
料理評論家・ルシアン・ミルズによる権威有る料理雑誌の評価
で、全体的に絶賛されているものの、リゾットの評価を聞いて
スーキーは顔色を変える。ちょうど帰宅したローリーも厨房に
やってきて、スーキー共々勉強しなければならないと暗い顔を
見せる。

夜ローリーは勉強する中、母・ローレライは娘にアイスを食べ
に行こうと誘うが、ローリーはそれどころではなかった。
勉強させてくれたら週末に付き合うからと言って母親を説得
する。

翌日、ローリーは勉強場所を求めて、親友レーンの店にいく。
店に置いてあるテーブルで勉強しようとするが、レーンの母親
のアンティーク店は現在セール中で、無情にもテーブルは
売却されてしまう。ローリーはレーンにスターズボローが
懐かしい事を告げ、チルトンはとてもハードだと吐露する。
しかしレーンは貴方ならば大丈夫だと告げ勇気づけるのだった。
レーンはローリーに対して先日声を掛けてきた新入りの転校生
がローリーの事を聞いてきた事を話す。

ローレライはスーキーの元にいきコーヒーを飲む。
これからハートフォードでPTA会議に出席しなければならない事
を告げ色々と話しかけるがスーキーは話半分で聞いていた。
理由を聞くと、私の魔法のリゾットが良い味だと評価された事
が気に入らないとのこと。あまりにありふれた言葉で評された
事は逆に褒め言葉ではないという。このリゾットには特別な思
い入れが有るのだと。そこにジャクソンがやってくると、
ローレライは彼にスーキーを元気づけてあげてと頼むのだった。

PTAの会議に遅れて出席するローレライ。
授業内容や今度のテストに関する話し合いが行われる。
ローレライは備え付けてあるコーヒーのまずさを指摘し、
メックス教師の説明に対しても色々と茶々に入れる様にして
発言していると、他の保護者からは白い目で見られてしまう。
ローレライは言い返そうとするが、マックスがそれを止め、
休憩にするのだった。マックスは休憩時間にローレライに対して
現在テスト前で保護者もピリピリしている事を告げる。
ローリーの会話になると、マックスは今回の成績に落ち込んで
いないか?と聞かれる。D判定を取ってしまった事を知ると、
ローレライは、アイスを食べに行った時の晩の事を思いだし、
急いで家に帰るのだった。
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■D判定のローリー

スターズホローの頃とは違い、チルトンの授業はそう甘い物で
はない。初めて取ったD判定にローリーは落ち込むと共に、
口数の多い母親からは勉強している間にも無神経に話しかけら
れたり、周りの生徒達は蹴落とすのに必死という感じ。
果たして遅れを取り戻すことは出来るのか。

■レーンとの関係

一応ご近所さんのようで、学校は変わっても仲良くしている姿
が有った。韓国系の彼女の母親は、食育には相当拘っている様
で、娘にチョコレートを食べさせるのを禁止させている様子。
韓国ってそんなに食に厳しかったっけか。寧ろ設定は日本と
ごちゃ混ぜになっているような感じがする。

そしてレーンが自分の居場所としているのが部屋の中でも
クローゼットだという辺り、不思議ちゃんを演じている感じだね。

■マックス先生との出会い

教師・マッススを演じているのはScott Cohen。
1961年12月19日、ニューヨーク・ブロンクス出身。
出演作を見るとキャリアは長いけどゲスト出演が多い感じ。
「NYPDブルー」ではハリー・デンビー刑事、「Law & Order:
Trial by Jury」ではクリス・ラベル刑事。
果たしてローレライと良い関係になっていくのか?

■不満爆発のローリー

環境の変化に対応し切れていない為に仕方ない部分も有るけど
そういう繊細な所を母親は完全に無視。
娘が母親に対して、"ローレライ、お部屋にお行き!!"と告げたシーン
は笑えた。

チルトン校の生徒との関係も少しずつ明らかにされてきた。
ゲラーを筆頭にして、グラントとマデリンはローリーを虐める
役割。そしてやたらとマリア扱いする男子生徒・ダグレイの存在。
確かに相当ダクレイってウザイ感じがする。

それだけにスターズ・ホロー校時代のディーン・フォレスター
の存在は気になるところ。

■スーキーも落ち込む

特別な思いを持ったリゾットを一言では済まされたくない様子
のスーキー。原因を特定していくと、ドイツワインに有ったと
いう事が分かる。料理をチェックする際の走り書きが見つかった
との事だけど、そういうのを店に捨てていくだろうか。

■ローレライとローリー、ブチ切れ!

テストに向けて頑張ったローリー。
深夜まで勉強している時点で何らかのフラッグに接触してしま
った様子。遅刻した自分が悪いんだけどね。

無理な基準を設定して敵意むき出しの生徒を作り出していると
校長を非難していたけど、柔軟な対応を出来ない学校側にも
改善の余地は有るのか。

■鹿ぶつかる。

テストに遅れた理由付けにしようとしていたけど、例え鹿に
ぶつからなくても間に合わなかったよな。
最後にそんな鹿を気遣う姿は、元のローリーに戻ったような感じ
で良かったね。