ギルモア・ガールズ Gilmore Girls (2000年から2007年) 監督：メル・エフロス、ジェンジー・コーハン 製作総指揮/企画：エイミー・シャーマン＝パラディーノ 主題歌：キャロル・キング http://www.lala.tv/programs/gilmore/index.html

第10話 試練はある夜突然に Forgiveness and Stuff

脚本／Amy Sherman 監督／Lesli Linka Glatter
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ローリーとディーンは学校主催のダンスパーティーに出席した
際に、帰りに立ち寄ったミス・パティのダンススタジオ内の
ソファーで寝てしまう。気がつくと朝になっており、帰りを待
っていたローレライとエミリーは、心配すると共に、二人の間
で大喧嘩にに発展。帰宅したローリーとローレライの間でも
ケンカに発展してしまう。

街はクリスマスムード一色。
クリスマス仮装行列のリハーサルが行われていた。
その手伝いにかり出されたローレライとローリーだが、未だに
ケンカしていて、気まずい状況だった。
ローリーは仮装行列が使うイエス役の人形の腕が無くなっている
として、テイラーに新しい人形を用意したらどうか?と告げる
がこの人形は1965年からずっと使われている伝統ある人形だと
して、却下される。そんな中、妊婦役の女性が産気付いた為に
振り付け師のパティも大慌て。人形の腕は犬が加えていた。

翌日ローリーの元にレーンがやってくる。
ルークの店で待ち合わせしていたハズがローリーが来ないので
心配してきたのである。ローリーは未だにディーンとの件で
母親とケンカしている事が気になっていた。もう4日も経つの
に事態は好転していなかった事に、レーンも一緒になって悩む。
そんな中、ローリーはクリスマスのプレゼントを買ってきたと
してレーンに話す。ディーンへのプレゼントは、カフカの小説
"変身"だという。しかしレーンは二年前に母親にプレゼントし
た香水のエピソードを引き合いに出して、相手にどう受け取ら
れるか考えるべきだという。ディーンにそんなプレゼントを
したらサッカーボールをプレゼントするようなもので、友達
関係だと思われるというのである。私は母にプレゼントした
際に一ヶ月聖書キャンプに参加させられたという。

ホテルでもツリーの飾り付けが行われる。
ミシェルは従業員に細かく指示する。
そんな中、ローレライの元に祖母から金曜日のクリスマス
ディナーの件で電話が鳴る。乾杯は6時から行い、8時から
ディナーだと言われると、6時はまだ仕事をしているので無理
だという。その日は休むなり早退すれば良いとする彼女に
対してローレライは無理だと語る。エミリーはここは互いに正
直になろうとし、今は顔を合わせたくないので、ローレライは
パーティーに来なくても良いのでローリーだけを寄越すよう
告げる。もうあなたたちの私生活に踏み込み侮辱されることは
耐えられないという。ローレライも了承する。

ローリーとローレライは両親のプレゼントを購入し、ローリー
は一人パーティー行きの準備をする。ローリーは母に対して
考え直した方が良いとするが、謝罪するのならばエミリーの方
だとして、私はその日一人で家で過ごすという。怒りで一人
でカロリーを消費してダイエットするのだという。そんな母を
見てママって意地になって子供みたいだと告げる。パーティー
に出されるローレライの大好物のリンゴタルトが食べられなく
ても良いのか?とするが、惜しい気持ちを引きずりつつも、
行かないという母だった。

ローリーは一人でエミリーたちの元へ。
そこにはパーティーに呼ばれたプレスコット夫妻やシシーなどが
来ていた。チャールズは相変わらず会社の仕事のことばかりを
話す中、出席者にローリーを紹介するエミリー。
ローリーはエミリーにプレゼントを渡しつつ、先日の件を謝罪
して母と仲直りして欲しい事を告げるも、今日はそんな話は
しないでと止められる。

一人自宅にいるローレライはジョーの店からピザを頼むも
一時間経っても届かなかった。文句の電話を入れ、仕方なく
冷蔵庫にあるジャンクフードを食べる。そんな中、ローリーの
部屋の扉を叩く音が聞こえる。ローレライは見に行くとディーン
の姿が有った。ディーンはローレライに対して謝罪し、先日の
件では何もなかった事を詳細に語る。絶対にローリーを傷つけ
ない事を訴えるも、怒っているであろうローレライに対して
頭の上がらない彼。僕は社会の一番の敵なのか?と問うと、
一番ではないが五本の指には入るという。ローレライは今の
ローリーの年齢の際に彼女を産んだことを告げ、娘には間違った
道を歩ませたくない事を語る。ディーンに対してはあなたの
事は嫌いではないので、今度はきちんと玄関のドアを叩いてね
と告げる。
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■季節はクリスマス

アメリカだけ有ってやはりクリスマスは特別な物で、例え田舎
で有っても盛り上がりやら雰囲気は結構な物が有る。

仮装行列とかベルで演奏する姿など、街の人たちみんなが
参加して恒例行事になっているところなどとても良い感じに
写る。

■ディーンとローリーのその後

今回は二人でワンフレームに収まるシーンが無かった。
残念ながら一晩を共にした事実はそれなりに波紋を残す格好
で現れ、ローリー、ローレライ、エミリーの関係は最悪。
一番悪いのはローリーだと思うんだけど、故意にした事では
無いし、ミスは誰にでもあること。

ディーンとの関係で一番怒っていたのがルークだという辺りが
笑える。あいつは悪い奴だと思っていたというルーク。

■一人クリスマスのローレライ

クリスマスだと言ってもルークの話から、クリスマスの2週間前
という状況っぽかったな。2週間前から何をしているんだ
みたいな口ぶりだったしね。

ローレライとしては、メディーナ先生と居たいところだろう
けど、メディーナの事が今回一言も彼女の口から出てこなかった。
今ローリーとケンカ中でその原因が朝帰りだという事も有って
先生と会うのは不味いと思ったのだろうか。
しかもこんな状況で逢っていたとすると、娘に対しても示しが
付かない感じもするしね。

■ローレライにかかってきた一本の電話

ルークの店は携帯電話が禁止。
客のみんなに店の中で電話しても良いか?と尋ねたところ、
全員がダメだとする辺り笑えたけど、なんと電話は父・チャー
ルズが病院に運ばれたというものだった。

■一人パニックのローレライにルークが支えになる

父が倒れたのを機に改めて家族について考えさせられるって
いうのも悪くは無い。しかも時期はクリスマスだしね。
ただローレライには父親との思い出が無いとする辺り、ちょっ
ぴり可愛そうな感じだった。

ルークが病院に連れて行くも、ルークは病院が苦手の様子。
病院の待合室でうずくまっている彼がローリーに話しかけられた
際に靴を見ているんだと言った際に、頑張ってと突き放された
所が笑えた。

■看護師役にJane Lynch

「glee」のスー先生役のJane Lynchさんが看護師役として登場。
この病院は私の大叔父が建てたものだとするエミリーと激しい
言い争いになっていた。
しかし病院の対応も悪すぎるな。

結局チャールズが倒れたのは何が原因なんだろうか。

遺言書の事とか口にしていた際にはちょっぴり切なさが有った
し、ローリーがようやくチャールズと仲良くなったのに・・と
語る辺り、よりそんな気持ちを喚起する。
まぁ主治医は大丈夫みたいな事を口にしていたので、しばらくは
大丈夫なのかな。