ギルモア・ガールズ Gilmore Girls (2000年から2007年) 監督：メル・エフロス、ジェンジー・コーハン 製作総指揮/企画：エイミー・シャーマン＝パラディーノ 主題歌：キャロル・キング http://www.lala.tv/programs/gilmore/index.html

第12話 ダブルデート大作戦 Double Date

脚本／Amy Sherman 監督／Lev L. Spiro
--------------------------------------------------------
朝からギルモア家で仕事に学校に行く前に、トーストを焼いて
コーヒーを入れる。

学校が終わると、レーンはローリーの自宅へとやってくる。
レーンは中古で大漁にCDを買ってきたとしてローリーに見せ
る。Blondie、Kraftwerk、the Young Marble Giants 、小野
ヨーコetc...。ローリーはClaudine Longetの音楽を聴きなが
ら、レーンの相談を受ける。レーンはディーンの友人である
トッドの事が気になっているで、ディーンに仲介してもらい
今週末のデートをセッティングして欲しいとの事だった。
そんな話を横目で眺めていた母のローレライは、現在ビジネス
スクールに通い試験の為に猛勉強中だった。勉強に身が入らず
ティーンたちのガールズトークに割り込もうとする。

レーンは教会が終わった後、是非ローリーとディーンも一緒に
ダブルデートしようと告げる。トッドの事は運命の人だと
感じたのだというと、リッジメンフィールドの事は間違いだっ
たと告げる。ローリーはとりあえずディーンに話してみると
言うが・・・

一方職場でもローレライはビジネススクールの勉強をしている
中、ミシェルからオーバーブッキングが発生したとの知らせ
を受ける。客室以上に予約客が多くなってしまったとのこと。
ローレライは適切に対応すると、厨房までコーヒーを飲みに行
く。
スーキーは現在デザートを作っているが、そこにジャクソン
がニンジンを持参してやってくる。二人の態度が余所余所して
事に気がついたローレライ。話を聞くと、ディナーに行く約束
を何日も前にしたものの、未だにそれが実現していないこと。
スーキーは彼からディナーに誘ってくれない事を指摘し、
あの時ディナーに行くと言ってくれたのは社交辞令だったので
はないかと告げる。それを聞いたローレライは指をくわえて
待つよりも自分から誘うべきだとして、今週の日曜日に早速
デートの約束を取り付けろと告げる。更に今すぐここで電話
するべきだと言うと、スーキーは電話し始める。しかし残念な
がら留守電になっていたので、折り返し電話をしてくれる様
留守録に吹き込んでおくのだった。待っているまでの間に
デートの計画を練れば良いとローレライは語る。

ローリーは午前中で授業が終わったので、スターズホロー高校
の前のベンチに座り、シルヴィアプラスの小説を見ながら
ディーンが出てくるのを待つ。ディーンが来るとサプライズだ
というローリーに対して、キスをするディーン。
ローリーはディーンに対して、レーンから相談を受けたことを
話す。トッドとはどういう人物なのか。ディーンは自分が付き
合っているくらいだから良い奴なんだと告げる。4人でダブル
デート出来ないか?とするが、トッドの好みは分からないので
分からないが、あの二人が横に並んで歩いている姿は想像出来
ないと告げる。

相変わらずローレライは職場で勉強していると、ミシェルから
は、貴方は人の上に立つ様なタイプではなく、自ら動く働き蜂
タイプだという。そんな中、スーキーはディナーの約束を取り
付けたとして、フレンチ料理"シェフルール"で食事をする事に
したという。しかし問題が発生し、現在ジャクソンの元には
従兄弟のルーンが来ており、一人にはさせられないと言われて
いるので、ローレライにもデートに同行してルーンの相手を
して欲しいという。まるで見合いデートみたいで嫌だとするが
親友だしディナーを奢ると言われて、つきあう事になる。
--------------------------------------------------------

■ダブルでダブルなデート

今回はローレライとスーキー組のダブルデート、そしてローリー
とレーン組のダブルデートが描かれた。

レーンは意外と積極的だけど、やはりディーンとローリーの
関係を見て、後押しされている部分も有ったりするのかな。
ディーンとローリーが学校の前であれだけキスしている姿が
有れば、嫌でも羨ましく感じるよね。

■ルーンとトッド

どちらも正直殆ど魅力を感じない男性だった。
ルーンはローレライを見て、"デカイ"とし、まるでバスケの
選手か東ドイツのメイドかと思ったという。

一方トッドは音楽にも本にも映画にも興味が無い様で、一体
何に興味が有るのか?というくらいの無気力な草食系男子だった。

ルーン役を演じているMax Perlichは、「ホミサイド/殺人捜査課」
のシーズン4から登場する事件現場を撮影するプロディ役を演じ
ている。

■レーンの母は厳しい

レーンが夜に抜け出すことが出来たのは、ローリーとローレラ
イと一緒に居るという条件の下で、家から出てくることが出来
た。レーンの母親は子育てに関してはもの凄く厳しい韓国人。
デートする相手も自分が当然認めている人物でないといけない。

ローレライは嘘付くことが出来ない性格だと知って、ローリー
は母親には内緒でダブルデートにいくことにする。

■ローリーたちのダブルデート

映画を見に行く4人。
田舎なので映画館は無いのか、個人宅で映画を見せている様な
感じの小規模映画館だったね。見ている映画は「妖怪巨大女」
というもの。もちろんローレライの存在に掛けたタイトル
である事は明らか。
この映画って実在する映画なのか。白黒の映画だった。
因みに原題は1958年公開の映画「Attack of the 50 Foot Woman」
だという。監督Nathan Juran、出演は、Allison Hayes、
William Hudson、Yvette Vickers、Roy Gordon。



■ローレライたちのダブルデート

高級フレンチでのディナーデート。
ただしスーキーは緊張してローレライにばかり話をしている
し、ジャクソンが連れてきたルーンは最悪の態度ばかりを
繰り返し唱えているということで、最悪な初デートになりそうだ
った。

上手いことルークの店に行って汚名挽回していく。

■ローレライとルーク

今まであんまり二人が男女の関係を匂わすことは無かった
けど、今回ルークがローレライをデートに誘おうとする姿が
有った。結果的には話の腰を折られてデートに誘うことは
出来なかったけどね。ローレライが言うように、ルークと
つきあい別れでもしたら、この店に来づらくなるよね。
大好きなチーズバーガーとコーヒーが飲めなくなってしまう。
特に今回のルークは、コーヒーの中にナツメグを入れている
というのだから驚き。

■レーンの母に嘘がバレる

ローレライが嘘をついていたのではなく、ローリーが嘘を
ついていた格好だったけど、デートをしていたと知ったレーン
の母は、レーンを自宅に軟禁状態。ローリーが木の上に昇り、
レーンの家の二階に上がっていく姿は顔に似合わせず結構
ヤンチャな面が有るんだなと思わせた。

まるで修道院やシベリアに送られそうな勢いだとする辺りが
凄い。

■ローレライの主張がレーンの母の心を動かす?

なかなか他人の家の子育て・教育には口を挟めないものだけど
基本的に娘を見守る母親としての方向性としては同じものが
有る。