ギルモア・ガールズ Gilmore Girls (2000年から2007年) 監督：メル・エフロス、ジェンジー・コーハン 製作総指揮/企画：エイミー・シャーマン＝パラディーノ 主題歌：キャロル・キング http://www.lala.tv/programs/gilmore/index.html

第15話 帰ってきたクリストファー Christopher Returns

脚本／Daniel Palladino 監督／Michael Katleman
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ローレライは金曜日の夜、実家で食事を取った後にルークの店
のペンキ塗りを手伝うと約束する中、突然バイクのインディア
ンに乗ったローリーの父・クリストファーが突然やってくる。
ローリーは父を見て元気そうだし、短い髪型にしたのはとても
似合っているという。ローレライは自宅に泊めるのを許可する。
ローリーはなんとか一緒に居る時間を長くしようとして、居心
地の良い空間を作ろうとする。何と言ってもスターズ・ホロー
にクリストファーが来たのは初めてのことだった。しかしロー
レライは彼に妙な期待をするのは辞めなさいという。
クリストファーには新しい恋人のダイアンが居たが既に別れて
いる事を知る。ローリーは中華料理の出前を頼んだとして、
夕食が来るまで勉強するという。真面目な娘に対して、クリス
トファーは、オレに似ているのは左の耳たぶくらいだなと呟く。

ローレライは元彼と二人っきりになると、なんでこの町に来た
のか?と問う。ようやくカリファルニアで興している事業の
方向転換に成功して、物になりそうなのだという。
ローレライは嘘だと見抜き、貴方のことは6歳から知っていると
し、16歳の誕生日にポルシェをもらって2週間に廃車にした男だ
と告げる。彼はこの町にはしなければならない事をしに来たの
だとして、ローリーともっと関わりたいと告げる。ローレライは
今までにもオープンにしていたのに、貴方がそのドアに入って
来なかっただけだと告げる。
そんな中、ローリーがやってくると、明日ソフトボールの試合
が有るので来ないか?と父を誘う。まさかローリーがやっている
のか?と考えるが、ディーンというボーイフレンドが居る事を
知る。

翌日ローリーは父と共にソフトボールを見に行く。
ソフトボールとは名ばかりのまるでコントの様な状態。
ピッチャーのルークと、バッターのディーン、そして観客席に
居たカークはルークを挑発する。
ローリーは父にディーンを紹介する。父はバークリーに住んでい
る事。そしてバイクに乗っている事を告げると、ディーンも
SUZUKIのバイクに乗っているとして話を合わせる。

ローレライはホテルへいく。
厨房でミシェルとスーキーが笑顔で会話しているのを見て
驚く。こんな和気藹々としている二人を見るのは初めてだという。
しかしその事をローレライが指摘すると一瞬にして二人は元通り
の関係に戻る。
スーキーはローレライはクリストファーとの関係はどうか?と
尋ねると、最後にあったのは去年のクリスマスで、怒るべき事
なのかどうかもよく分からないという。しかしクリストファーの
笑顔を見ると全くあの頃と変わっていないという。彼には
若い頃からの弱みを全て握られているが、よりを戻すつもりは
無いというローレライ。しかし娘と親友になりたがっている事
を告げる。

ローリーは父親と一緒に町を散歩して案内する。
アルの名ばかりのパンケーキ店(実際には多国籍料理店)の事。
そんな中パティが現れると、ローリーは父を紹介する。
パティはイケメンの彼を見て、この町では誰もがローリーの
母親なので貴方の妻だとジョークを飛ばす。パティはすぐに
クリストファーの事を町中に電話する。
また本屋に行くと、ジャクソンとアンドリューに出会う。
ジャクソンはクリストファーの事をローレライから聞いてある
程度想像していたが、Brad Pittというよりも、George Cloone
yだという。アンドリューはBilly Crudupと似ているとの事。
クリストファーはローリーの為にプレゼントを購入しようとする。
ローリーが欲しい本はオックスフォード・コンパクト英語大辞典
だとするが、クリストファーを買おうとしたレジで自分の
クレジットカードが使えない事を知る。

ローリーたちはルークの店でローレライと合流していると、
クリストファーの元にエミリーから電話が鳴る。
金曜日のディナーには、ストローブとフランシーヌも来るので
久しぶりに全員で食事しようと言うことになる。
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■クリストファー初登場

前回のラストでバイクに乗って颯爽と現れた父。
ローリーは父親と一緒に居る時間を何とか増やしたいと考え
父もまたそれを同様の事と考えている様子。

しかしローレライによると期待するのは禁物だとし、彼は
流浪の人である事を告げる。

■田舎町の良い所・悪いところ

何と言ってもスターズホローの町の住民達は暖かさに溢れて
いるし、人なつっこいところはとても良い感じ。ただし、
逆にお節介にも思えるし、秘密に出来ないという部分は時に
辛い一面も見え隠れする。

しかし今回クリストファーはスターズホローの家に初めて
来たと言っていたけど、今までどうやってローリーと会っていた
のだろうか?

■クリストファーの仕事は本当に上手く言っているのか?

町に来た目的は、如何にもローレライから金の無心に来たので
はないか?と思わせる物が有ったけど、それは違った様だ。
ただ仕事で疲れて、家族と過ごしたいとする気持ちに触れたの
は間違いなさそう。ただ腰を落ち着けてこの町で永住するのか
と言われると、また別問題のようで、そのことをローレライも
感じ取っている様子。

■ギルモア家の実家で激しいバトル

ローレライの両親と、クリストファーの両親も交えて食事を
する事になる。ローリーにとっては初めてに近い集まりでも
有ったので、クリストファーの両親が自分を見てどう感じて
くれるのか期待する面も有ったのだろう。ただストローブは
ローレライに息子をたぶらかされたと思っている様で、
ヘイデン家は代々プリンストン大に進学するという習わしを
破った悪女として非難する。ローレライバッシングの為に
殆どローリーは相手にされず、悲しい夜を過ごすことになった。

因みにストローブは弁護士で、現在バハマで引退して悠々自適
な生活を送っている様だ。

■ローレライを非難された父・リチャードの心情

娘をバカにされたとして、ストローブを追い出す姿が有った。
ローレライを擁護したものの、ローレライがリチャードの元に
謝罪にいった際には、父はローレライを非難する。
リチャードもかなり我慢してクリストファーと接していた事を
知る。

■ローリーに対するフォロー

当然ながら妊娠した事で人生を狂わされたとバッシングされる
中には、意図しなくてもローリーの存在は含まれてしまう。
ローリーが妊娠しなければ人生は上手く行っていたと間接的に
捉えられる事を恐れて、エミリーもローレライもローリーに
対して優しくフォローする姿が有った。

■音楽争い

チャールズは、Chuck Berry。
ローレライはMetallica、クリストファーはThe Offspring
を好んでいる様だ。
口喧嘩になった際に、ローレライは彼にThe Offspringを好き
な人の何処が大人なのと告げ、Metallica vs The Offspring
論争に発展。Black Sabbathのリフをパクっているだけ(メタリ
カ非難)だとか、毎度同じコード進行に歌詞を変えているだけ
(オフスプリング非難)だと罵り合う。

■トニー・ランドール

77歳で子供を授かったランドールは、アメリカの俳優だ。
http://en.wikipedia.org/wiki/Tony_Randall

ローレライに改めて結婚を申し込んだ際に、断られる際に
例えとして出された人物だった。

他にもネタとしては、「アイ・ラブ・ルーシー」のフレッド・
マーズを例えにしていたシーンも有った。

■ルークの店のペンキ塗り

一夜の激しい騒動によって思わずルークとの約束を忘れていた
ローレライ。後々上手い感じでサプライズに繋げていったけど
パジャのまま飛び出すローレライの姿が印象的だった。

ルークの店の看板にWilliams Hardwareと書かれていたけど、
元々父親の代では金物屋を経営していた様で、その事は、
前回の話の中で語られていた。