ギルモア・ガールズ Gilmore Girls シーズン2 (2000年から2007年) 監督：メル・エフロス、ジェンジー・コーハン 製作総指揮/企画：エイミー・シャーマン＝パラディーノ 主題歌：キャロル・キング http://www.lala.tv/programs/gilmore/index.html

Oct. 9, 2001
第1話 イエス？ノー？ Sadie, Sadie

脚本／Amy Sherman 監督／Amy Sherman
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ローレライは娘・ローリーの学校の教師・マックスから1000本
の黄色いデイジーの花と共にプロポーズされる。余りにステキ
なプロポーズに感動するローレライだが、返事は即決できずに
居た。
ローレライはその花をスターズホローの町中で飾り付ける。

ローリーは母がプロポーズされた翌朝、結婚式のことを色々と
話す。結婚式イタリア式にした方が良い、ドレスはどんな色か、
ブライドメイドのドレスはどうするのか、バージンロードでは
フランク・シナトラの曲を使った方が良いのでは無いか・etc・・
しかしローレライはまだプロポーズの返事がイエスかノーかも
していないとして娘に落ち着くよう言い聞かすも、全く聞いて
いない様子。
ローリーは余ったデイジーの花をレーンの家に持っていくという。

キム家では母とレーンが何やら言い争いをしていた。
ローリーは何事なのか話を聞くと、母は夏の間に私を韓国に住む
従姉妹の元に送ろうとしているのだという。しかし帰りがいつ
になるのか全く教えてくれないのだと。チケットを調べたら片道
切符だけしか買っておらず、向こうで骨を埋められるかも知れない
事を語る。まるで映画「星の流れる果て」(1991年・原題Not
Without My Daughter/アメリカ)の映画と同じで夫にイランに
連れられていく妻の気分だという。これでは強制送還だと。
ローリーはまだきっちりと決まった訳ではないので心配するのは
止めようと慰めるが、レーンは母の性格を知っているので、
"さよなら親友"と声を掛ける。

書店でベッツィはローレライが通りかかると声を掛ける。
Ivana Trumpは若さを保つためにブタのエキスを注射している
みたいだという。ローレライは店頭に並べられている雑誌の一つ
「インスタイル・ウェディング」に目が留まり、思わず立ち読み
する。するとそこにローリーが現れ、更にはパティまで現れ、
雑誌を読んでいるという事はイエスという事なのか?と問う。
ルークには話したのか?と問われるとこれから自分で話すのだと
告げる。ルークとはただの友達なんだと告げると、ローレライは
この街の住民達は余計なおせっかいが過ぎると告げる。
そんなローレライの事を町中の人が歩いて、彼女がルークに
話すのを街の外から眺めていた。
店に入ると、ルークは何故あんなに外で大騒ぎしているのか?と
問う。娘は今すぐいわないとみんなガラスを割って入ってくると
いう。ローレライはいつも彼は私を見るとつっかかってくるのだ
という。ルークはコーヒーを入れながら、この街の人たちは
どうかしているなと語る。
ローレラスはルークに話したい事があるという。わくわくする事
はルークと共有したいのだという。マックスからプロポーズされ
たとのだというとルークはやっぱりそうだと思ったとし、夕べ
ローレライは人生が変わるかも知れない事を言っていたので
そんな予感がしていたという。おめでとういうルーク。それだけ
息急ききってきたと言うことはイエスと返事するつもりなのだ
ろうと問い、良い事だと思うが、どこに住むのか?と問う。やはり
ハートフォードに住むのか?と問うと、娘の学校には近いが、ホテル
からは距離が遠くなるなという。結婚したら仕事をするのか?
子供は作るのか?銀行口座は共有するのか?ヤツの名字は知っている
のか?と色々と話、ウチの両親はそういう事一切話さずにいたの
だという。その為に死んだ時に割引クーポンが何処にしまってある
のかさえ分からなかったと。ちゃんと話し合ったのか?といわれ
何も相談していない事に気がつく。

ローリーとローレライは実家の祖父母の元にディナーにいく。
ローレライはなかなか実家に足を向けたくなくて、車で遠回り
したり、なかなか車の中から出てこない姿が有った。
すると玄関を開けた瞬間からエミリーが上機嫌なことに気がつく。
祖父のリチャードは私が行くまで話してはダメだとするが、
二人はエミリーに問い詰めると語り始める。自分はチャールストン
校長の奥さんと親しくしているが、チルトン校で起きている事
の全てを報告してもらっているのだという。そんな中、ローリー
の成績は上位3%に入ったのだという。リチャードがやってくると
全く同じ事を聞かされると、ローレライは既にFBI長官(エミリー)
から話を聞いたと語る。リチャードは大喜びし、自慢の孫だとし
お祝いをしなければならないという。週末スペシャルディナーを
用意するのでローリーも友達を連れてきてと語る。そこまで
しなくても良いとするが、転校して追いつくだけでなく、既に
上位3%に入ったのだと語り、ソレが如何に素晴らしいのかを語る。
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いよいよシーズン2の開始。
GYAOでも何度も放送していたし、CSなんかでも何度も放送して
いたので、見ようと思っていたけど、Dlifeで放送してくれる
ハズだと思って待っていた格好だった。

シーズン1からの繋ぎとしては、ローレライがマックス先生から
プロポーズを受けた事だった。
この返事をどうすべきかどうか。
ローレライとしては親友のルークの反応が気になる中で、意外と
平気そうな顔や態度を見せている事も合って一気に受ける方向
へと傾いた感じ。
ただルークからは、結婚するのは良いとしても、その後の生活の
事を考えているのか?と問われ一気に不安に陥ってしまう。

今回はそれと同時にローリーがチルトン校での成績上位3%に
入ったとする順風満帆なスタートから始まった。
シーズン1で編入した際には、勉強で苦しんでいる姿が有ったし、
チルトンの生徒達との人間関係に悩む姿が有ったけど、随分と
落ち着いてきた感じ。
ローリーといえばディーンとの関係も気になる要素だけど、
とりあえずシーズン2の始めは、この関係を続けていくという事
を確認し有っていた。

残念なのはレーンが韓国に強制送還されそうな事実かも。
ただネタばれにはなるけど、クレジットを見ると最終シーズン
まできっちりと出ているので、一時的に戻ったとしてもまた
戻ってくるという事だろう。因みにレーンの韓国名はヒョンギョン
だと言っていたね。

意外なのは祖父のリチャードがこれまでローリーには理解ある
姿勢を見せてきていたのに、ディーンをディナーに誘った事で
一気に不機嫌になってしまった。エリートにはエリートとして
のレベルの高い付き合いが有るみたいな姿が有り、相当ディーン
に噛みつく姿が有った。ローリーとリチャードが喧嘩をするのを
見て、ローレライとエミリーは喧嘩するのは私たちの担当じゃ
ないの?と語る辺りが笑えた。

このまんまホントに結婚するのか気になるけどとりあえず初回は
良い感じでスタートした形だね。

因みにタイトルはバーブラ・ストライサンドのファニーガール
から取られている様だ。ブーブラの飼っている犬・セイディが
引き合いにだされてやりとりするシーンが有った。

また今回のリチャードとローリーの喧嘩。
珍しくローレライは祖父の気持ちを察している姿が有った。
ローレライの両親としては、ローレライがエリートとして
卒業し、進学する姿を夢に見ていたということで、今度こそ
それを味わいたい思いがあるのかも知れないね。

高身長故に色々と利用されるディーンだけど、リチャードが彼と
全く同じくらいの身長がある所が凄いな。Jared Padaleckiだって
193cm有るのに、一体どんだけ身長の高いのだか。

最後にエミリーが娘の結婚の知らせを受けていないことを知って
リチャードを責める辺りがある意味微笑ましい。


■使用された曲

・The Velvet Underground and Nicの"I'll Be Your Mirror"
・The Free Designの"I Found Love"

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