ギルモア・ガールズ Gilmore Girls シーズン2 (2000年から2007年) 監督：メル・エフロス、ジェンジー・コーハン 製作総指揮/企画：エイミー・シャーマン＝パラディーノ 主題歌：キャロル・キング http://www.lala.tv/programs/gilmore/index.html

Apr. 16, 2002
第17話 ルークのクローンおじさん Dead Uncles and Vegetables

脚本／Daniel Palladino 監督／Jamie Babbit
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ローレライは電話が鳴ると急いで二階から降りてくるが一歩
遅く留守録が作動してしまう。しかし電話してきた相手が
母親のエミリーだった為に出なくて良かったと胸をなで下ろす。
エミリーが電話してきた事とは火曜日の3時から行われる婦人会
をローレライが勤務するホテルで行う事になっていたからだっ
た。エミリーは気が立っており、留守電の呼びかけには"急いで
電話に出ようとして指をぶつけた"というローレライの言葉が
入って居たので、そんな白々しいメッセージは辞めないとして
何度も電話が鳴り響く。

ローレライのホテルにエミリーはやってくる。
婦人会で出すスープの試食の為にやってくる。なかなか決めず
に三度も試食しているエミリーにローレライも苛立つ。
私には仕事が沢山あるのでエミリーにだけ時間は取れないのだ
という。たかが婦人会でしょと言うと、エミリーからは婦人会
を軽視しているローレライに怒濤の如く言葉攻めに遭わせる。
スーキーはマシュルームのスープがお勧めだとし、私のフィア
ンセのジャクソンも好きなのだという。スーキーとローレライ
がブライズメイドの衣装デザインの話をしている中で、ミシェル
から声がかかる。ネルシャツでガリ股の食堂の男(ルーク)から
ローレライ宛に電話がなっているとのことだった。

ローレライが席を外す中、エミリーはスーキーが結婚式を挙げる
事を知って、どんな式にするのか?と問う。まだ殆ど決めて居ら
ずシンプルに済ますのだという。音楽は適当なCDでも流すと
いうとエミリーは折角ならば弦楽アンサンブルの生演奏にした
らどうか?という。自分は知り合いに居るので紹介できると
いうエミリーにスーキーもその気になっていく。

ローレライはルークからの電話に出る。
ルークはローレライにホテルの部屋を9部屋ほど予約して欲しい
のだという。水曜日と木曜日の二日間、親戚が集まるのだと
いう。ローレライはいつものような軽いのりで話しかけている
が、叔父のルイ(ルークの父親の弟)が亡くなったので、自分が式
を取り仕切るのだという。85歳まで生きたので本望だろうとし
父親からルイの葬式を取り仕切ってくれと言われていたのだと
いう。ローレライは何か有れば何でも手伝う事を告げる。

ローレライはルークの店にいく途中、ローリーにもルイ叔父さん
のことを話す。ルークは落ち込んでいるのか?と問うが、ルーク
はあまり取り乱すことはないので分からないという。
ルークの店に入ると相変わらず客でごった返していた。
電話しながら客への対応をしている姿を見てローレライが手伝う
ことに。ローレライは客に料理を運ぼうとするが店のテーブル
に番号が付いていない事に不満を持つ。
ローレライはコーヒーがないことを告げるとすぐにルークは
入れるというがローレライが入れるという。お前に出来るのか?
と問われると、私の祖先を辿ればコーヒー王国のキングとクイ
ーンにたどり着くのだと語る。ローリーはジェスが店の手伝い
をしていない事に激怒し、二階へと上がっていくと、すぐに
手伝うよう告げる。俺は今「かわいい魔女ジニー」を見ている
んだというジェスにローリーはエンディングのオチを全て話して
しまう。人手が居るのだと語る。

ルークによると電話はフロリダの遺体安置所で、老後はフロリ
ダに行っていたのだという。叔父は退役軍人であり、父は隣に
遺体を埋めて欲しいと言っていたのだと語る。

そんな中テイラーの店に買い物に来たカッシーニは、メキャベツ
が売り切れだという事を知る。それならば向かいの店で買うと
いう。テイラーは向かいに野菜店など有ったか?と問うと、
青空市場である事を知る。売っていたのは、グラントと街の
吟遊詩人の争いをしていた男だと知る。テイラーは男に文句を
言いに行くが、ルールにのっとって店を出しているとして
テイラーに反論する。
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■ローレライ周りの話

今回はルークが叔父の葬式をするということで、ルークの店
を手伝うローレライの姿が有った。
ローレライは一度こういうカフェを経営したいと感じていたの
か。昔ながらのカフェの経営者・スタッフ側の対応というもの
をローレライが演じていき、一見するとよく分からない隠語ばか
りでやりとりが行われていた。

またスーキーがエミリーの助言によって派手な結婚式を演出
しようとしている事に対して、忠告を与えていた。
完全に"エミリーランド"の罠に引っかかっているスーキー。
ローレライは母がスーキーにしようとしているのは、私の
結婚式にしようとしていた事だとして、非難する。
エミリーはローレライの結婚式をロマノフ王朝時代の形式で
執り行いたいと感じていた様だ。

エミリーが相当強引に結婚式場を作ろうとしているのを見て、
過激派になったパトリシア・ハーストみたいだと表現していた。


■ローリー周りの話

今回はほぼローレライとルークのサポート役に徹して居た。
ルークが忙しいので何とかジェスに働かせようとして尻を
たたいていた感じ。
ジェスがタウンミーティングに出席しているのを見て違和感
を覚えていたけど、タウンミーティングは殆どコメディアン
たちの集いになってしまっている。以前にもローレライが
タウンミーティングが楽しい事を指摘していたけど、殆ど
テイラーの独壇場だな。
テイラーって金持ちで不動産もや所有しているのだから、
ライバルの生鮮店にそう目くじらを立てる必要も無いのにね。

■その他

・ルークはルイ・デーンズに似ているのか?

ルイの事を手厚く葬ろうとしたけど、実際にはルイは生前
相当町の人たちに嫌われていたようだ。そればかりが親戚から
も相当煙たがられていて、誰一人として親戚が葬式に出席
しようとしていないのだから寂しいこと。

ルークは街の人たちからルイは街の行事にも一度も参加せず、
仮装した時には物を投げつけてきたとして、まるでルークっぽさ
が有ったけど、最後にローレライがルークの優しさを説いて、
その違いを述べていた。

・グラントと吟遊詩人の座を争った男

そういえばそんな展開が有ったなと思い出させた。
二人がそんな争いを起こしたのはシーズン1の21話だ。
彼は今回得た金でイスラエルに旅立つと語っていた。紛争地域に
いくとしていたけど大丈夫なのか。次に彼が出演するのはシーズン4の
21話とのこと。


■使用された曲

・Grant Lee Phillipsの"Wake Me Up Before You Go-Go"