ギルモア・ガールズ
Gilmore Girls シーズン2 (2000年から2007年)

監督:メル・エフロス、ジェンジー・コーハン
製作総指揮/企画:エイミー・シャーマン=パラディーノ
主題歌:キャロル・キング

http://www.lala.tv/programs/gilmore/index.html




 

Apr. 23, 2002
第18話 パリスとリチャードは燃えているか Back in the Saddle Again

脚本/Linda Loiselle Guzik 監督/Kevin Dowling
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今日は週末恒例のギルモア家・実家での食事会。
しかし
リチャードは最近趣味のクラシックカーの整備で忙しく
食卓の場になかなか顔を出さずにいた。ローレライはお腹が
空いたのでもう食べようとするが、エミリーは家族が全員揃っ
てからでないとダメだと告げる。ママは規則に縛られすぎで
もっと柔軟に行かないとダメだという。そんな中、リチャード
は作業着に油まみれでやってくると、今日はカジュアルフライ
デーなのか?とローレライは問う。リチャードはシャワーで
汚れを落とし服を着替えてくるので先に食事をしていて良い
とするが、エミリーは35年間、リチャードが仕事で食卓につけ
ない時以外に勝手にディナーを取ったことなど無いと告げる。
家族勢揃いで食べるのだとすると、ローレライは不満を述べる。

ローリーとローレライは朝、
ルークの店で食事を取りに行く。
ローレライは店の雰囲気が何処かおかしいと告げ、店内を
見渡す。ローリーはこの店に変化が有ったらガッカリだと語る
と、ローレライはローリーがそんなに保守派だとは知らなかっ
たという。ローレライは
黒板を見つけて、今日のお勧めの
メニューが特製オムレツになっている
ことが原因だと語る。
ローリーは
今までフレンチトーストがお勧めだったのに一体
何が起きたのかと告げる。
ローレライはルークを捕まえると特製オムレツの事を聞く。
ルークはどうせお前には嫌いな食材ばかりなので話さなかった
だけだという。
卵3つの中にベーコン、トマト、スイスチーズ
とオレガノが少々入った料理だ
という。するとローレライは
それならば私は特製オムレツを注文すると告げるが、ベーコン
は取り除いて、スイスチーズをチェダーチーズに替え、オルガノ
アレルギーなので取り除いたオムレツにしてくれという。
それって全く特製オムレツとは別のメニューじゃないかと
告げると、ルークをからかっただけだという。ローリーも
ママはイタズラが過ぎるとして非難する。ローレライは
メニューの文字がルークにしては綺麗すぎるとし、気合いが
入って居る事を指摘すると、ローリーはあれは
ジェスの字
という。時々本を貸すと彼は余白部分に自分の考えを書くこと
が有るのだという。マーク・トゥエインもそういうことをして
いたのだという。ローレライはジェスが文学少年なことに
驚く。
そんな中、ディーンがやってくる。
いつも朝食にこの店に来ている事を知っていたので来たこと
を告げるとディーンは同席しても良いか?と問う。
ディーンは特製オムレツを注文すると、ルークはまたローレラ
イがディーンを使ってイジワルを始めたかと思い、バカにする
なとしてディーンを叱りつける。不条理さを感じるディーン
だった。

ローリーは学校へといく。
学校では三週間後に
ビジネスフェアが行われるが、そのプリン
トが配られていた。パリスの機嫌が悪い事を知ったルイーズ
今回はパリスがグループのリーダーではなくローリーである事
が気に入らないから苛ついているのでしょと告げる。
ローリーたちのグループは、チップ、パリス、マデリン、
ルイーズ
だったが、引っ越し先から戻って来たブラッドも合流
する。精神科医と相談したら、恐怖から逃げずに向き合えと
言われたので、この学校に戻って来たのだという。
ビジネスフェアでは、グループごとに高校生向けの商品を考え
て、その試作品を作り、架空の予算100万ドルを使ってどのよう
に商品を売り込む為の宣伝をするのかを考え、それを発表する
ことになっていた。ローリーは二日後に取り上げる商品の
アイディアを出し合おうと告げる。
ビジネスアドバイザーが
一人必要
だが、誰か呼ぶことの出来る人は居ないのか?と問う
が誰も居なかった。ルイーズの父は現在
被告人として裁判中
なのだという。ブラッドはうちの母は
自然史博物館の学芸員
をしているので、頼んでも良いとするが、パリスは却下する。
パリスたちはローリーの母はホテルを経営しているのだから
アドバイザーとして頼めないのか?と問う。ローリーはホテル
経営と言っても小さなホテルだと告げ適任ではないという。
他にチョイスがないのだとし、用意出来ないのであれば
リーダー失格だと言われて、ローリーは仕方なく母に頼んで
みることにする。

ローレライはメレンゲを作っているスーキーの元に行く。
荷物が届いているとし、
結婚式の招待状が出来上がったのだ
という。スーキーはメレンゲを投げ出すと招待状に目を通す
が、自分の名前の所がスーキーではなくスージーになっている
事を知って激怒する。そんな中、ミシェルは明日の午後から
半休をもらうと告げ、母・ジゼルが家にやってくるのだという。
久しぶりに尋ねてくるのでワクワクしているとし、3日間の
滞在だが、夜通し映画を観たりおしゃべりをして楽しむのだ
と語る。

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■ローレライ周りの話

今回はほぼローリーに主役を奪われて存在感が少々足りなかっ
た。
ルークとのやりとりに於いて彼の出す店で特製のオムレツの事
をローレライがからかう辺りのやりとりは面白かったかな。

周りくどく特製のオムレツを非難していたけど、そんなにフレ
ンチトーストに拘ることもないんじゃないかという気がする。

スーキーとの絡みでは、スーキーに届いた結婚式の招待状の
名前が間違っているということで業者との間に仲裁役をかって
出たけど、スーキーは怒り心頭って感じで、ローレライの
アドバイスなどモノともせず。

ミシェルの母との絡みではローレライの目を褒められていた。

またローリーからビジネスショーに於けるアドバイザー役を
頼まれるも断っていた。罪悪感が有るとしていたけど、実際には
罪悪感を持たないでいる事に罪悪感を持っているということで
ローリーからは魔のスパイラルか?と突っ込まれていたシーン
が笑えた。

そしてなんと言ってもジェスが文学少年であることを知ったり
ディーンにアドバイスしてローリーと距離を取ることも大事だ
としたけど、あんまり効果的ではなかった感じ。


■ローリー周りの話

今回はローリーの学校周りのエピソードだった為に、パリスら
同級生が登場。ブラッドがまた転校してきたというのが笑えた。

ローリーはビジネスアドバイザーとして、母を頼るも駄目で
そこでリチャードを頼るもリチャードもまた丁重に断る。
エミリーは孫が頼ってきてくれたのになんたることだとして
リチャードの尻をたたくと、取りあえず手伝ってくれることに。
いくらビジネスモデルのシミュレーションとはいえ、販売促進
やアイディアなどを聞いているウチにリチャードも本気になり
ここ数話、ずっとリチャードは仕事を引退後に何をすべきかで
悩んでいたけど、やっぱり自分には仕事しかないと考えた様だ。

アイディアとしてはルイーズはリップグロスの追跡装置、
マデリンは宿題を手伝ったり教科書を出してくれるロッカーロ
ボットを提案。パリスは救急箱を若者向けにカスタマイズした
ものを提案。リチャードは当初パリスのものは薬局でも保健室
でも手に入るので却下されるが、作りようによっては売れる
とし、デザイン重視のヒョウ柄ものを提案。
売れると踏んだリチャードは全面的に協力する。

しかし残念ながらショーでは一位にはなれなかった。


■その他

ストーカー化したディーン

ローリーの留守中に14回も電話してきた彼。
ローリーの態度も失礼だし、ディーンもまた異常な行動をとって
いた。恋愛に於いてより惚れてしまった方が負けだな。

ローレライはローリーが帰宅した際に電話を無視して本を
読んでいた。理由は電話してきた相手が分かるからだという。
読んでいたのはモトリークルーの伝記で、オジー・オズボーン
の鼻から蟻を吸い込んだという事以上にグロイネタらしい。

ミシェルの母登場

なんだかインパクトのある人だったな。
ミシェルは完全にマザコンな人だね。
ミシェルと同様に口達者な人だけど、ミシェルはあんまり
深い話はしたくないらしい。ローレライが炭水化物の件を
話しただけで相当切れる姿が有った。

■使用された曲



ローレライ・ギルモア (Lauren Graham) シングルマザー、ホテル支 配人
ローリー・ギルモア (Alexis Bledel) 娘、チルトン高校へ
スーキー St.ジェームズ (Melissa McCarthy) ローレライの親友、 シェフ
レーン・キム (Keiko Agena) ローリーの親友、スターズホロー校
ルーク・デーンス (Scott Patterson) カフェのオーナー
ミシェル・ジェラード (Yanic Truesdale) コック、フランス系
エミリー・ギルモア (Kelly Bishop) ローレライの母
リチャード・ギルモア (Edward Herrmann) ローレライの父、保険会社
パトリシア・ラコスタ (Liz Torres) ダンスの先生"ミス・パティ"

パリス・ゲラー (Liza Weil) 生徒、成績優秀、ライバル視
モーリー・デル (Ted Rooney) 隣人・長身・ピアノ弾き
バベット・デル (Sally Struthers) 隣人
マデリン・リン (Shelly Cole) 生徒、ルイーズ友人・赤毛
ルイーズ・グラント (Teal Redmann) 生徒、マデリン友人・金髪
ジャクソン・ベルビル (Jackson Douglas) 果物販売、ヒゲ
ドレラ (Alex Borstein) ハープ演奏者

Mrs.キム (Emily Kuroda) アンティーク店、レーンの母
ハンリン・チャールストン (Dakin Matthews) チルトン、校長
マックス・メディーナ (Scott Cohen) 教師
ディーン・フォレスター (Jared Padalecki) ローレライに恋心
テイラー・ドーズ (Michael Winters) 果物店、市政
カーク・グリーソン (Sean Gunn) 市民、美化委員
ブッツィ (Brian Tarantina) 本屋
ジェス・マリアーノ (Milo Ventimiglia) ルークの甥
ルーン (Max Perlich) ホテル従業員、ジャクソンの友人
クリストファー・ヘイデン (David Sutcliffe) ローリーの父

ハンリン・チャールストン (Dakin Matthews) 校長
ブラッド・ラングフォード (Adam Wylie) 生徒、転校するが戻る
ジセル・ジェラード (Janet Hubert) ミシェルの母
チップ (Devon Cromwell) 生徒
--- (Brian Berke) The Patron
--- (Curt Clendenin) Chilton Student

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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