ギルモア・ガールズ Gilmore Girls シーズン2 (2000年から2007年) 監督：メル・エフロス、ジェンジー・コーハン 製作総指揮/企画：エイミー・シャーマン＝パラディーノ 主題歌：キャロル・キング http://www.lala.tv/programs/gilmore/index.html

 May 14, 2002
第21話 卒業式とニューヨーク Lorelai's Graduation Day

脚本／Daniel Palladino 監督／Jamie Babbit
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ジェスとローリーが交通事故を起こして以来、ローレライは
ルークの店で朝食を取ることが出来ずに居た。この日もローレ
ライはローリーを連れて遠くまで歩いて朝食場所へと連れて
行く。ローリーはまさか隣町まで行くつもりじゃないじゃない
でしょうねとするが、まさかこの町を裏切るハズは無いという
ローレライ。レーンも後ろから走って駆け寄ると、鍋とフライ
パンを貸して欲しいとローレライに告げる。ドラムの練習に
使いたいのだというレーンは、現在ツェッペリンを練習して
いるのだが、スティックの扱いに悩んでいるという。ジョン・
ボーナムと同じ悩みねというローリー。ローレライが連れて
来たのはなんとスーキーの自宅だった。

スーキーは友達を満腹させることに情熱を感じるという。
ローリーは罪悪感を感じるとするが・・・スーキーと同棲して
居るハズのジャクソンは朝が弱く、色々と話しかけても殆ど
返事が出来ない程酷かった。それを見たローレライはスーキー
に対して結婚式のアイディアを思いついたとして、砂糖の変わ
りに鎮痛剤を入れるのだと語る。

ローレライは地元の大学・ハートフォード地域大学のビジネス
スクールに通っていたが、期末テストが近づき、ローレライと
してのストレスは絶頂だった。ローリーからこのテストが
終えれば卒業なのだから頑張るべきことを言われるが、私の
キャパの限界に来ているとし、まるでビートルズのコンサート
会場のようだという。知識はこれ以上詰め込めない事を語ると
休憩したらどうかという。しかし一度休めば勉強した知識が
頭からもれそうだと。ビジネススクールに通い自分について
発見した事は勉強は嫌いだという事だという。やっても意味が
無いことだというと、成人になってまで勉強する私はマゾヒスト
だと語る。ローリーは勉強は好きだし義務だからという。
ローリーは卒業証書をもらえば勉強して良かったと思うハズ
だと語る。
ローリーは卒業式は有るのか?と問うと、一応来週の木曜日に
あるみたいだという。地域の大学なので安っぽいものだと
するが、ローリーは絶対に式に出ないとダメだという。高校
の卒業式にも出られなかったのだから・・と告げると、私の
学校は保守的なので娘のオッパイを与えながら卒業式に出る
のを禁止されたのだという。でもローレライは卒業式に
憧れていた事を認め、あの黒いガウンと帽子を着てみたかった
事を語る。誰を招待するのか?と頭がローレライは娘だけだ
という。敢えて他に呼ぶならばスーキーとジャクソンだと
するとお爺ちゃんとお婆ちゃんは?と問う。二人は私をイェール
大から一流企業に就職させて、幸せな結婚、可愛い妻を
求めていたので、両親は私に恥をかかせられたと思っている
ハズだという。二人の計画をダメにして傷つけてしまった
事を語ると、一生許してくれるはずがないという。
ローレライは二人には来て欲しくないとするが・・・

クレイ射撃をしたという話をディーンは、ローレライはローリー
の前で行う。母子はディーンを虐めるために、クレーピジョン
として狙うのはハトなのか?とか血が出るのかなど、問い詰める。
ローレライは途中で買い物に行くとして二人から離れて、
テイラーの店にいく。すると偶然ルークと再会してしまう。
こんな小さな街だから逢うのも当たり前だという。店の様子は
どうか?と尋ねると、同じ場所に立っているとだけ言ってルーク
は立ち去ってしまう。

ローリーは密かにエイミーとリチャードの実家を尋ねる。
ちょうどおやつ時だった。エイミーはローリーが来た事を
歓迎する。リチャードも急いでオフィスから戻って来る。
今日はイギリス式のアフタヌーンティーを用意したとして、
家政婦のベアトリスに紅茶を入れて貰おうとする。
ローリーは二人が揃ったところで、有る提案をしたいことを告
げる。ただし話を聞いて決めるのは二人であること。
幾つか話をする前に怒らず、最後まで話を聞くという事を
約束して欲しいと告げる。思い込みは捨てること。
ここに来たのは母には内緒のことで、母は三年間ビジネススク
ールに通ったが、木曜日に卒業式なのだという。おじいちゃんた
ちが来てくれたら母は喜ぶとのこと。しかしエイミーはそれ
ならばローレライ本人が話に来てくれるのではないかと
告げる。母はお婆ちゃん達が嫌がると思って誘えないで
いるのだとし、ローリーは幼い時に演劇会で端役だったので
母親を呼ばなかったが、その時の事を後悔している事を告げる。
招待状を置いていくので、行っても腹が立つとか、居心地が
悪いと少しでも考えがあるようならば来ないで欲しいとの
事だった。
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■ローレライ周りの話

ローレライが3年間通っていた地元大学・ビジネススクールの
卒業式のエピソード。時々ビジネススクール云々を語るシーン
は多かったけど、きちんとした大学というよりも日本で言う所
の専門学校的な感じだったのかな。
どうもローレライのエピソードを見ていると、「ONE TREE HILLS」
のカレンのエピソード設定と混乱してしまうときがある。
シングルだし、ビジネススクールに通っているしね。

母親に対して期待に応えられなかったとする後悔や罪悪感は
有ったのだろうし、ローレライは高校の卒業式にも出られなか
ったので、平気なフリして随分と卒業式に拘りを持っていた
様な感じ。ローリーが背中を押さなければ意地を張って出られ
なかった可能性も有るし、娘様々ってところなのかな。

スーキーとの絡みも多かった。
ルークの店に朝食に行けずにスーキーの家に食べに行く。
スーキーの人の良さはハンパ無いな。
というかジャクソンがあの調子だから毎朝、朝食も味気ない
のかも。

卒業式では派手に振る舞う両親に恥ずかしさを覚えつつ、
壇上で証書をもらうローレライを見て涙するエミリーの姿を
見るとちょっぴり見ている方も涙を誘うモノが有った。
母はコサージュをプレゼントしていたけど、プロム以外にも
娘を送り出すときにそういう習慣があるのだろうか。

卒業式の壇上で呼ばれた名前は、ローレライ・ヴィクトリア・
ギルモアだった。

■ローリー周りの話

ローリーはローレライの卒業式の為に行動を起こす。
ローレライ本人に卒業式に出席させるばかりか、祖父母にも
出席してくれるよう頼みにいく姿。その時のローリーの
姿は完全にビジネスマンと化していて、口調も笑えた。
アメリカ人って年上の人にも名前で呼ぶものなのかな。
エミリー、リチャードって呼び捨てしていた。

また今回ジェスがニューヨークに居る事を知り、卒業式の前日に
電話があった事を受けて、学校をサボって会いに行く。
ちゃんとした別れを言っていなかったので来たとしたけど、
まさに彼に惚れてしまっている状態だ。
ローレライの為にメリンダのサイン入りゴーゴーズのレコード
を購入。
ローリーとしてはニューヨーカーだと見られることにちょっぴり
憧れをもっていたようで浮き足立つところはちょっぴり可愛い
所だった。

帰り道のバスは高速が事故で卒業式に間に合わず。
ローレライとしては一番見て欲しい人に出席してもらえなかった
事に相当残念がるが、ローリーがジェスと会いに行っていたこ
とと、更には相当ローリーが低姿勢で謝罪していた事を受けて
ローレライとしては何も言えなかった感じ。もの凄く自虐的
に罰を与えてとした際に呼吸も制限してみたいな感じは
笑えたし、卒業祝いにディナーを食べに行こうと言った際には
楽しまないようにするとか凄い勢いで主張・弁明している
ところは流石ローレライの娘って感じだったね。

■その他

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