ゴースト〜天国からのささやき
Ghost Whisperer シーズン3

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第7話 悲しき霊能者 Unhappy Medium

脚本/Breen Frazier 監督/Fred Toye
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有名な霊能者・ケーシー・エドガーズが本屋のサイン会にやっ
てきて、この公演をメリンダやデリアたちは見に来ていた。
言葉巧みにケーシーは身近に身につけている物には霊魂がやど
っているのだという。
デリアは霊に懐疑論者だった。ケーシーはそんな彼女のピアス
を借りると、このピアスはネッドという男性からのプレゼント
である事を当ててしまう。またメリンダもかり出されると、
メリンダの過去も次々と言い当てる。メアリーアンという名の
祖母がいること・そんな会話を聞いていると突然メリンダの前
にボンヤリと写る霊の存在が現れる。霊の出現と同時にメリン
ダは目眩がしていた。メリンダはその霊が怒っている事を知り
ケーシーが何らかの事情を抱えている物だと感じる。

デリアは店に戻ると、ケーシーが何故ネッドという名前を
知ったのか疑問に思っていた。調べているデリアに、メリンダ
はコールドリーディングと呼ばれる手口であり、恐らくネッド
だと分かったのは、デリア自身が自ら話すようし向けたのか、
それとも座席に盗聴器を仕掛けてあり、私たちの会話を聞いて
いただけだと語る。彼らのような一人多くは金儲けの手段と
して利用しているのだという。
店の前でケーシーがファンたちに囲まれている事を知り、デリ
アは論破しにいくという。デリアはケーシーに対して良心が
痛まないのか?インチキ行為だと告げる。するとケーシーは
今まで多くの人の事を見てきたが誰一人としてクレームをつけ
てきた人は居ないとし、今は失踪事件の
シドニー・ドレイク
協力もしていることを知る。

シドニーは資産家のドレイク家の長女で、父親が死去して以降
母・スーザン次女のニッキで生きてきた。シドニーは優秀で
現在医科大に通っているのだという。資産家を狙った誘拐かに
思えたが、未だに犯人からの要求はなかった。理由も安否も
分からない状況の中、大抵の誘拐事件は二日以内に関係しない
と殺されて発見される。それが現在2週間経過してしていた。
デリアはメリンダの元に行くと、ケーシーより先にドレイク家
に接触して話をすべきではないかという。

メリンダはドレイク家にいくと、母・スーザンに逢う。
ケーシーはシドニーは必ず生きていると言ってくれたのだと
いう。メリンダの様に霊能力者はインチキだと警告してくれる
人も多く来ているという。メリンダは他人の不幸につけ込ん
でいるであろう事を告げ、私ならば確証が得られるまでは
安否の事は口にしないとし、そう簡単に霊が見られるわけで
はないという。スーザンはメリンダにも霊が見えることを知る。

そんな中、ドレイク家には不思議な声が聞こえる。
メリンダはその声の方へと歩み寄ると、赤い服を着た霊の姿
が見える。
赤いスエット、ジーンズ、ハイキングシューズを
着た男
の姿で、霊は真実を話すよう要求してくる。

メリンダはすぐにその事実をケーシーに話に行く。

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メリンダの町にやってきた有名霊能力者・ケーシー・エドガー
ズ。彼はまさに予め調べているかのように次々とその人の事
を会話の中で掴んでいくことから、支持を得ていた。全ての
人には守護霊が居て守ってくれること。そしてそれと交信
する事で色々と分かるのだという。しかしメリンダは明らかに
嘘であり、彼はコールドリーディングを駆使するプロファイル
能力のある人物だと知る。

ニッキ役の女優・Elisabeth Mossさんが登場する話。
MAD MENのペギー・オルセン役、そして古くはホワイト
ハウス
で大統領の娘・ゾーイ役を演じていた。
お姉さん役のシドニーもとても可愛らしい人物で、美人姉妹
の資産家だったな。

さて今回はコールドリーディングvs霊能者メリンダという
構図で興味深い物があった。正直ケーシーが嘘をついて金を
儲けていることに怒り狂った霊が彼に襲いかかるという展開
になるのかと思っていたけど、思わぬ所で協力関係になり、
互いに足りない所を上手く補っていく感じだったね。

ケーシーにしてみればメリンダの能力が羨ましいとするけど、
全て良いことばかりではないし、受け入れられない事も多い
のでとても辛そう。

ケーシーは開き直るようにして、死者達のメッセージと称して
相手が聞きたがっている言葉を言っているだけだとするけど、
時にそんな言葉でも助けられるという事も有るのだろうし
何とも言えない物があるな。まぁメリンダが語る嘘は誰の
役にも立たないというのも分かるけどね。

今回の霊は、完全にメリンダとシンクロし、メリンダの経験
に自分の事情を被せてメッセージを伝えてきた。と言うことは
メリンダはドラッグ患者の気持ちを味わっていたという事な
のか。擬似的であれ、メリンダがドラッグにハマっていく
事など有るのだろうか。

妹が母親に寵愛されることに嫉妬心を覚えて姉を殺害していく
物語にも見えたけれど、今回は結局ドラッグ中毒を辞めさせる
為の行動が裏目に出てしまっただけの事だった。

メリンダ・ゴードン (ジェニファー・ラブ・ヒューイット) 霊能者
ジム・クランシー (デビッド・コンラッド) 救命救急士
デリア・バンクス (カムリン・マンハイム) アンティーク店手伝い
リック・ペイン (Jay Mohr) 教授
ネッド・バンクス (Tyler Patrick Jones) デリアの息子
ティム・フラハーティ (Thomas F. Wilson) ジムの同僚


ケーシー・エドガーズ (Orlando Jones) 霊能者
ニッキ・ドレイク (Elisabeth Moss) 妹
スーザン・ドレイク (Mary-Margaret Humes) 母親、不動産・資産家
ブランドン・ビショップ (Robert Buckley) シドニーの恋人
シドニー・ドレイク (Austin Highsmith) 長女・医学部
--- (Eitan Loewenstein) Fan
ウィル (Will Cary Glieberman)


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