ゴースト〜天国からのささやき
Ghost Whisperer シーズン4

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16 Jan. 2009
第12話 過去との対峙 This Joint's Haunted

脚本/Mark B. Perry
監督/Mark Rosman
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デリアの高校時代の親友、マーラジョディと久しぶりに再会
しディナーに招待することになる。高校卒業以来の事なので
デリアはナーバスになっていた。
イーライは知らない人と会話することにも長けているので、
金曜日のディナーに同席してもらうとし、出来ればメリンダに
も出席して欲しいという。しかしメリンダは予定が入っている
との事。サム
ローリーに住むフィアンセの元を尋ねると聞い
たので私も一緒について行くという。到着するまでに、一緒に
車で旅をして、記憶が戻る特訓をするのだという。アンティー
ク店を開く前によく一緒にドライブをしたのでそれを再現すれ
ば記憶を取り戻す手助けにもなるという。多分サム(ジム)が
ニコルに逢えば、聞かされたままの過去を信じようとするので
はないかとして心配する姿
が有った。ネッドたちはジムに正直
に話したらどうか?とするが、一度伝えようとしたらイカレて
いると言う目をされたので、自分から思い出させるしかないの
だという。

メリンダはジムに対して自分もアンティークの買い出しの為に
ニューホープに行くので同行させて欲しいと告げる。ジムは
ニコルとは事故の前日に電話していて、メッセージを残して
いたのだという。プロポーズの件が本気ならば逢おうとニコル
は言ってくれていたが、今では怖じ気ついていて、電話も
変えられてしまい話すことが出来ずに居るという。
なんとかして
自分の中にある医療知識のある理由などを知りた
いという。メリンダは早速大型のトラックを借りて出発しよう
という。

ネッドはメリンダの家で翌日に暖房機設置の業社が来るので
立ち会いを行うとし、前日から泊まり込んで学校の課題でも
行うと言う。出かけようとすると、デリアの親友のマーラと
ジョディが現れる。そしてイーライも合流する。
デリアは二人にネッドを紹介すると、私の娘のカーリー
紹介したいくらい良い男だと誉められる。25年の空白を埋めよう
として三人は久しぶりの再会を喜ぶ。

一方ネッドはメリンダの家に行くと、ディランにメールし今夜
のパーティーにはいけないと断りのメールを送信するが、ロー
ガン
から電話が鳴る。それと同時に人影が窓から見える。
霊かと思えばなんとローガンたちは、ネッドが来られないという
のでこっちから押しかけたとして、メリンダの家でパーティー
をしようと仲間を多数引き連れてやってくる。

メリンダはトラックを借りて荷台の扉を開けると、そこには
フランク・ホイッテカーという霊が居た。
フランクは自分も助手席に乗って旅に同行するという。
フランクによると、コインの展示会の為にトラックを借りた
がパンクを修理している際にジャッキが外れて下敷きになり
亡くなったという。現在このトラックの荷台の扉の近くに
1943年ものの1セントコインが落ちていてそれが値打ちものだ
とし、妻のジェーン・ホイッテカーは金に困っているハズなの
で届けて欲しいとのこと。妻は
ローリーのアレンウッド
住んでいて住所も電話帳に記載されているとの事だった。

デリアたちは高校時代の演劇部の話をする。
男役が足りなくてマーラが男役を努めてデリアとキスをした
という話で盛り上がる中、突然80年代風のファッションに
身を包んだ霊のアンジーが現れる。昔話はかったるいだけだ
として、音楽をつける。すると確かこの曲は演劇の打ち上げの
際にかかっていた曲だとしてデリアは思い出す。
そんな中メリンダ家の隣人・シェルドン家から電話が鳴り、
子供達がパーティーをしているとの知らせを聞く。デリアは
ネッドたちがパーティーを名目に抜け出したのだと思い早速
メリンダ家へ向かう。

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メリンダはジムが記憶を取り戻す為に元フィアンセと会うと
いう事を知って下手に記憶を操作されまいとして監視・同行
する。
一方デリアは高校時代の仲間と再会すると同時にネッドとの
関係がおかしくなり始め、息子の事を過度に心配するあまり
ネッドの言うことを信用出来なくなっていくという話。

ジムはメリンダのしている事に当初は不思議な視線を送ってい
たけど、みんなに優しく振る舞う姿を見て、ジムの中でも彼女
の人柄に気がついていくというもの。

旅行している間に次々とメリンダの元に霊が現れるという
面白いシチュエーションだった。色んな案件を扱うことで
物語が散漫になりそうなものが有るけど、その分軽い感じの
話ばかりでどのエピソードも深刻な状況に至らなかった所が
逆に良かったのかも知れない。

旅をする間にサムがジムであるとする記憶の一遍を取り戻しつ
つ在る物の、逆にサムとジムの違いなんかも同時に描かれ、
メキシカン料理店でのアレルギーの流れなどはそのギャップを
味わう事になる。

最後にまさかのニコルの登場。
今までジムの記憶ばかりが戻って来たが、サムとしての記憶が
戻るのかどうかが今後のポイントだね。

ニッキ役を演じたTeri Poloは、フェリシティの青春
シーズン2でベンの恋人・マギーを演じたり、「ザ・プラクティ
ス ボストン弁護士ファイル」
のサラ役、ザ・ホワイトハウス
のシーズン6以降に登場するヘレン・サントス役を演じている。

そしてデリアたちのパートでは、イーライが上手い事メリンダ
的役割を果たした。初めて単独で霊と人間との間に取り持つ
役割を果たしたのではなかろうか。

今回デリアたちの前に現れた霊・アンジーの死に、同級生たち
が何ら関わっているのかなと思っていたけど、結局何を言いたい
が為に現れたのかイマイチよく分からなかった。
高校以来会っていないという設定だったので余程重要な事情
でも有るのかと思った。

アンジーが流していた音楽はBlondieの「One Way or Another」
だった。
メリンダ家のパーティーで流れていた曲はThe Waking Hoursの
「New Revolution」。
サムがフィアンセからのメッセージを受け取る際に流れる曲
は Justin Rutledge and Carina Roundの「Turn Around」。
メリンダがトラックの中でジムの肩を借りて眠るシーンで
流れる曲はKyler Englandの「You and I」。シナリオの終わり
に流れていた曲はAdrianneの「The Truth About Me」。

メリンダ・ゴードン (Jennifer Love Hewitt) 霊能者
ジム・クランシー (David Conrad) 救命救急士
デリア・バンクス (Camryn Manheim) アンティーク店手伝い
ネッド・バンクス (Christoph Sanders) デリアの息子
ティム・フラハーティ (Thomas F. Wilson) ジムの同僚
ガブリエル・ローレンス (Ignacio Serricchio) メリンダ義弟
イーライ・ジェームズ (Jamie Kennedy) ロックランド大・心理学者
サム・ルーカス (Kenneth Mitchell) 交通事故死、ジムが体に乗り移る

マーラ (Elizabeth Pena) デリアの高校時代の同級生
フランク・ホイッテカー (Dan Castellaneta) ゴースト
ジョディ (Bitty Schram) デリアの高校時代の同級生
アンジー (Kaylee DeFer) デリアの高校時代の同級生・死亡
マーナ・クーパートン(Maree Cheatham) 霊、ブローチ
ニッキ (Teri Polo) "ニコル"、サムのフィアンセ
--- (Christopher Goodman) Police Officer
--- (Ruth Livier) Woman
--- (Maria Carmen) Woman
--- (Joe Ordaz) Burly Guy
ローガン (J.R. Nutt) ネッドの友人
--- (Steve Berg) Rental Agent
シェリル (Kate Siegel) ニコルの元ルームメイト
--- (Rocio Macia) Mexican Waitress
--- (Bob Ross) Townsmen

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