Glee グリー 踊る♪合唱部!? glee / 2010年 (シーズン2) http://video.foxjapan.com/tv/glee/ http://www9.nhk.or.jp/kaigai/glee/index.html

第19話 うわさの真相 Rumours

脚本／Ryan Murphy
監督／Tim Hunter
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トークショウ「2人でフォンデュを」。
司会者はブリトニーで、彼女の大好きな二つの物をテーマに
したインターネット番組。チーズフォンデュを食べながら友達
とおしゃべりするという内容のもので、今日のゲストはメルセ
デスとティナだった。学校での噂話をしようとする。
ブリトニーは校務員が酔って校内を歩いていた事を告げる。
ティナはアジア人男性の噂はデタラメな事ばかりだと語る。
ブリトニーはサンタナが別の部に入ったのは100%確かだと告げ
ると二人は突然驚く。
ブリトニーは飼い猫である"タビント閣下"を撮影する。
閣下は人間の食べ物だけを食べるのよと告げるが、そんなの
食べさせて大丈夫か?とメルセデスたちは心配する。

レイチェルはサムの元に行く。
すると君と二人きりで話をすると宝物を盗まれるともっぱらの
噂である事を告げる。レイチェルはサムに大きな唇を潤す為の
リップをプレゼントする中で、私たちは互いにシングルなので
一緒にプロムに出ないか?という。サムは無理だとし、多分
行かないという。何よりもレイチェルは僕のタイプではないと
断られてしまう。

スー先生はテリと密会する。スーはデビッド・ボーイ風に
変装。最近周りは私の弱点に気づき始めているという。
スーは先週啓示を受けたとし、中東が混乱したのはウィキリー
クスという暴露サイトが発端であることを告げ、噂の暴露が
現状を打開するものだと告げる。その為、校内新聞を復活させ
ると。しかしテリは二年前に廃刊になったばかりではないか
とするが、復活させる事を宣言する。

スー先生は新聞部を結成。
生徒達の前で事実確認は必要無いとし、"耳にしたことは多分
事実"をスローガンに新聞を作るという。
スー先生は再びテリに逢う。アン・コールターに変装するスー。
テリはスーに対して、今までグリー部を内部から壊そうとして
いたが、寧ろウィルをグリー部から出す様に仕向けたらどうか
と告げる。

ブロードウェイに進出していたエイプリルがウィルの元を尋ね
る。最近オール白人キャストで構成された「ウィズ」が大失敗
したのだという。マスコミからの酷評されたことを受けて、
古典に縛られずに自分自身を出す事を考えるようになったと。
それ故に今度はエイプリル自身の事を演劇で表現するとのこと。

学校では校内新聞"マックレイカー"の号外がベッキーによって
配られる。そんな中、レイチェルはフィンの元を尋ねると、
全国大会ではデュエットしないかと誘う。クインはやりたい
放題なのだから・・・と。校内新聞には、サンタナのカミング
アウトの噂話と同時に、"元チアリーダーがデカ唇と密会"と
書かれていた。
それを受けてフィンはグリー部の練習の際、サムの元に詰め寄
り僕への仕返しなのかとして、胸ぐらを掴む。ウィルはその
ケンカを止めるが、今度はサンタナとブリトニーまでもが
争い始めて、グリー部は噂に惑わされて徐々に歯車が狂ってい
く。フィンは今日の練習は辞退するとして部屋から出て行って
しまう。

ウィルとエイプリル。
ウィルはエイプリルに対してあるアドバイスをする。
物語は感情の遍歴を描くべきこと。それを聞いたエイプリル
はウィルの事をとても良い先生だと告げる。しかしウィルは
実際にはグリー部は崩壊寸前だと悩みを吐露する。まるで
Fleetwood Macみたいねと言われる。解散ような
状態だった彼らは、葛藤中で名曲を生み出したのだという。
それを聞いてウィルは、彼らのアルバム「噂」は名曲だとし
一度一枚のアルバムをテーマにしたレッスンをするのが夢
だったとして、ウィルはグリー部の今回の課題をFleetwood Mac
の曲で構成することにする。
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■スー先生の新たな作戦

教師にあるまじき姿・・・というのは相変わらずだけど、
色んな人に変装して計画を実行するためにテリと逢っている
姿は笑えたな。

■ブリトニーのインターネット放送局

これ放送したら相当人気が出るんじゃないか。
ブリトリーの事だけから何をするのか想像出来ない。
サンタナに出場させて、カミングアウトさせようとするも
残念ながら失敗。最後にサンタナがデーヴとの関係をジェイコ
ブから取材を受ける中で、ブリトニーが寂しく見守っている
印象的。でもブリトニーって、レズでは無い訳だし、サンタナ
なカミングアウトさせて何をさせたいんですかね。ブリトニー
自身はレズでは無い訳で、アーティとの関係もどうするのか
気になる。

■仲違いしていくグリー部

アーティはブリトニーとサンタナの件で嫉妬。
特にアーティの場合、ブリトニーと付き合っている事自体が
奇跡に近いために離れたくない思いが強いのだろう。

クインとサム、フィンとレイチェルなど、相当互いの思惑が
違っていて、今にも別れそうな雰囲気だった。
しかし全ての事情を知るサムが告白することで、一気にまた
関係が元通りになった。Fleetwood Macのアルバムの成果だ
ったのか。

■ウィル先生、才能と可能性を取るのか。

ウィル先生の才能は誰もが認めるところ。
エマ先生は、ウィルから後押しされ散々力になってくれた事に
対して、恩返ししたいと考える。
ウィルとエイプリルが歌う姿は確かに素晴らしかった。
ただプロとして活躍できるだけの実力が有るのかどうかは
不透明だな。顧問を辞めてブロードウェイ行きには、相当な
壁が有るような感じもする。

■フィンチェル、マックティナ、アーティトニー、パイセス

相変わらずカップルを縮めるのが大好きなアメリカ人。
名前自身がマッシュアップ状態。

■サムは果たしてどんな人物なのか。

よく考えるとみんなサムの素性を知らないこと。
ティナはもしかすると殺人鬼かもと怯える姿。
フィンとレイチェルはサムの泊まるモーテルには、カートや
クインが入れ替わり立ち替わり部屋に入る姿。
カートは果たしてゲイとしてサムをロックオンしたのか。
クインはやっぱり裏切ってサムと浮気して居るのか。
言えない事情の中にはサムの辛い家庭の事情を含まれていた。
フィンとしても疑っていた自分が恥ずかしくなる瞬間かも
しれないが、やっぱり話して欲しかっただろうね。

■エイプリル再登場

シーズン1 #5「新旧アイドル対決」、#16「メルセデスの減量計画」に
続いて三度目の登場。果たしてブロードウェイに一人で行くのかな。

■コンセプトアルバムの上手さ

今回曲として取り上げられたのは、Fleetwood Macのアルバムだった。
一曲だけならばまだしも、全ての曲がこのアルバムによるものだった
という事で、明確なテーマの下でこのアルバムが作られていた事が
分かるというもの。日本のアルバムでは、今では単なるシングル曲の
寄せ集めだったり、目新しい音楽を寄せ集めてアルバム全体のコン
セプトに感じないものも多いが、こういう所は上手く出来ているかな。

■スー先生が裏で手を引く

ブリトニーが突然ジャーナリスト精神に目覚めたかのように、ウィル
先生に質問をぶつけていった。しかしあまりに失礼な質問の数々に
裏で質問の内容をスーが考えているであろう事を掴んでいく。
相変わらず姑息だったね。