ハンナ・モンタナ フォーエバー Hannah Montana (シーズン4)

第6話 パパと娘のきずなタイム Been Here All Along

脚本／Douglas Lieblein
監督／Adam Weissman
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ハンナとリリーは帰宅すると父・ロビーが居ない事に気がつく。
ロリが家に遊びに来るといっていたのに何処に行ったのか。
会話していると、突然ロリとロビーは一緒にジェットバスに
入っていた事を知る。ロリはロビーのオヤジギャグを笑い、
"私の可愛いカウボーイ"だと表現しているのを見て、リリーと
共に気持ちが悪いと敬遠する。パパのジョークを素直に笑える
人が現れるなんて嬉しいとマイリー。しかしロビーは例えロリ
と過ごす時間が長くなっても、マイリーとは一緒に過ごす時間
は無くならない事を告げ、明日の午後の約束は忘れていないと
アピールする。しかし肝心のマイリーの方がその約束を忘れて
いた。マイリーはリリーに何で教えてくれなかったのかと非難
の矛先を向ける。ロビーはこれでオレとの約束を忘れたのは
4度目だと非難し、パパとは一緒に居たくはないのだろうと
呟く。オレはマイリーに生を与えて食事を与えて、シングル曲
14曲連続1位になる楽曲提供したのに、そんなパパを邪険に扱う
としていじける姿に、臭い演技だとマイリーは突っ込む。
ロビーはマイリーに対して成長するのはあっという間で、
これからも逢う事は出来るが、二人きりで過ごせる時間は限ら
れている事を告げる。それを聞いたマイリーは、明日の午後は
親子の絆タイムにすると約束する。

翌日リリーは朝からアルバイトへいく。
マイリーはリリーの客への接客態度を見て、例えリリーが
結婚して子供を持つようになっても、子育ては旦那に任せた
方が良いという。
そんな中、客の中にジェシーが来ているのを目撃する。
ハンナのライブでのバックバンドを勤めていた彼。マイリー
は彼とキスする寸前まで行っていた事を思い出す。現在ジェイク
とは別れたのでジェシーと付き合っても問題はないとするが、
問題はジェシーはハンナの知り合いであり、マイリーの事は
知らないという事だった。
それを忘れて思わずジェシーと声を掛けてしまうマイリー。
ジェシーは何処かであったことが有るのか?と問われると、
マイリーはハンナのライブで最前列に陣取っていたのでその
際に目が合っていると語る。
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如何に父親の存在・家族の存在が大切なものなのかを描いた
エピソードだった。

離れてみないとなかなか家族のありがたみを感じる事は無い
という事で、上手い事マイリーとは対照的な立場にいる人物
を引き合いに出して、それを実感させていく。

ジェシーが登場したのは、シーズン3の18話・19話の「彼なの
かもしれない」。この時、ジェイクなのかジェシーなのかの
選択に迫られ、結果的にジェイクを取った訳だけど、
あの時とは状況が変わり、マイリーもフリーな立場。

相変わらずマイリーを見てハンナだと気がつかない辺りの違和
感は有ったけど、その辺はドラマの特性上仕方が無いのかな。

ジャクソンがロビーとの付き合いの距離の取り方をマイリー
に示唆していく辺りの展開笑えた。まるで料理のレシピを
教えるかのような口ぶりだったけど、オナラの臭い付きの
ブリーフと共に、鬱陶しさと情けなさを見せれば、父も子供
と一緒に過ごそうとは感じないのだという。今までのジャクソン
の態度が全て計算の元で行われていたとする衝撃的展開か。

ジャクソンがそのように父親との距離感を取ろうと感じたのは
ベッキーと一緒に行くはずだった中学時代のダンスパーティで、
父親に無理矢理釣りに連れて行かれてベッキーをフレディに
取られたからだという。

マイリーがジェシーとデートする中で、父親と電話で会話する
彼の姿を見てもの凄く短気なマイリーの姿が有った。
5分くらい別の人と会話しても良いのにね。
アフガニスタンに従軍している為に5分の会話がとても貴重で
どんな事よりも優先すべき事だと言われたマイリーには、価値観
を覆すのに十分なモノが有ったようだ。

いつもよりも長いライブ映像。
従軍してなかなか家族に会えない人の為のメッセージソング。
クレジットを見る限りでは、そのライブでギターをしていたのは
マイリーの姉Brandi Cyrusだったのかな。